より歌のクオリティーを高めるために(2)
今回は前回の続き、というよりはクオリティーというものを別の切り口から考えてみたいと思います。
むしろ、本来なら前回よりも今回の意味合いの方がふさわしいのかなと思います。
まず、クオリティー自体の意味を改めて調べなおしてみると、『質。品質』、『上質。高級』などがあげられます。
では、歌の品質が良いとはどういうことを指すかを考えねばなりません。
安定した良い声で歌うこと。発声等の訓練で鍛え抜かれた声が品質が高いということ。
多くはそういう考えになるかと思いますし、まさにそうだとも思います。
しかし、もうひとつ考えなければならないのは、良い声で歌えば、それが良い音楽なのか。ということも考えねばなりません。
どれだけボーカルだけが優れていようと、周りの伴奏や曲が持つ雰囲気と合っていなければ、少なくとも良い演奏とは言えないでしょう。
例えば、赤ちゃんを寝かしつけるときに、鍛え抜かれた渾身の子守唄を大声で披露したとしても、それが赤ちゃんにとって心地いいとは限りませんね。
下手でも、優しく暖かく歌ってくれる母親の声の方が安心するかもしれません。
つまり、『歌が上手くなる。』ということは、いかにその雰囲気にマッチした声で歌えるかとも言えるのではないかと、ここでは提案したいわけです。
ということは、やはり『聴く力』『感じる力』がより大切であるということは言うまでもありません。
まずその曲や詩がどういう雰囲気を持つのかを自分なりに解釈できなければ、そこに合わせて歌うことも不可能だと考えるからです。
そして、前回にあげたように、なるべくマグレやビギナーズラックではなく、ある程度自分の意志で何度もそのクオリティーを継続できること。
これらが本来の『歌の巧さ』と言えるのではないでしょうか。
ぜひ、そのために今の自分がどういう練習をしていくべきか、Sidewaysで一緒に模索してみませんか。
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