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練習しなきゃいけないのにやる気が出ない。

相談というか、タイトルのような悩みを生徒から聞くことが幾度となくあります。
 

練習する時間は取れるが、いざやろうと思っても気付いたらダラダラとスマホを見て終わってしまったり。
 


教える立場の僕もそういうときがあるにはあります。明日に後回ししたことも多々。

 
人によってやる気が出ない理由はそれぞれかと思いますが、ひとつ思い当たるのは、練習内容を曖昧にしていたり、今自分が具体的に何の練習をするべきなのかが、はっきり定まっていないというパターンをよく見かけます。


ギターを持ったはいいが、まず何をしようかと考えるところから始めなければならない。


それ自体が重荷になっていませんか。



その場合は事前に、具体的な練習メニューをしっかりプランニングしておき、ギターを持ちさえすれば、ピアノ椅子に座れさえすれば、あとはただやるだけ。

という状態を作ることが大切かと思います。

練習自体は取り組み始めれば、次第にアドレナリンやドーパミンが分泌されはじめ、どんどん集中していけるはずです。

なので、重要なのは、練習までの最初の階段ひとつを登れるかどうかなのです。

その一段目が高ければ高いほど、登るのが辛くなります。

なので、その高さを下げる為に、例えば昔僕がやっていたことは3つあります。



ひとつは、ピアノの配置を変える。

以前一人暮らししていた際には、練習用にと狭い部屋の中にスペースを取っていたのですが、なかなかそこに行きづらいので、ベッドに直付けして、思いついた時にすぐ触れるようにしていました。


二つ目は、なるべく電子ピアノの電源を入れっぱなしにするということです。(機材に良い悪いはさておき)

僕にとって、この電源を入れるというのが、少し面倒で、練習しようとするモチベーションの障害になっていることに気づいたので、気分が乗った瞬間に音が出せるように電源を基本的にはなるべく付けっぱなしにしていたりしました。


3つ目はマイクとマイクスタンドを常にセッティングしておく。

音こそ出さなくとも、この電子ピアノにマイクとマイクスタンドがセッティングされている状態が、モチベーションを少し湧き起こすことに気づいたので、あえてそうしていました。



そんな、周りから見れば些細と思えるような、自分にしか分からない細やかなモチベーションの火を、自分なりに焚き付けながら、演奏や練習を途切らさない努力をしていました。



あとはもっと簡単(ある意味難しいかもしれません。)なのは、やらなければいけない状況を作ることです。
 
明日LIVEであれば、必ず今日は練習するかと思います。

そんな風にやらなければならない状況へと自分を追い込めば、必然的に手は動くはずです。



せひ、上記のようなことを参考にしながら、自分なりの練習への取り組み方を編み出してみてください。


今回はこのへんで。



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