移民二世|国際結婚だけど、国際結婚じゃない私たち夫婦のお話
このnoteやTwitterでは「中国人夫との国際結婚」というテーマで発信することが多々あります。
そうすると決まって「スーちゃんは中国語も話せるの?(英語話者)」と聞かれるのですが、全く話せません。
国際結婚だけど、国際結婚じゃないちょっと特殊な私たち夫婦のお話です。
”移民二世”という属性の人が世界中にはたくさんいること
国際結婚だけど、国際結婚じゃない生活ってどんな感じ?
このような内容でご紹介していきますね。
将来、私たちの子供や孫が、特殊な国際結婚をする可能性もありますから!
移民二世ってどんな人たち?
正しくは”移民第二世代”といい、親の代で海外に移住をし、自身は今住んでいる国で生まれた人のことを言います。
例えば、我が家の夫は義父母がバブル期最中、2人で中国からはるばる日本にやってきて、永住権を取りました。
そして夫は中国籍を維持したまま、日本で生まれ、日本で育っています。
また別の例を挙げると
カナダでベビーシッターをしていた頃「日系カナディアン」と呼ばれる二世の子供たちと接する機会が多くありました。
彼らは親世代がカナダに移住し、自身はカナダで生まれたことから、現在まで日本とカナダの二重国籍を持っているパターンの二世。
このように日本を含めた世界には〇〇系二世と呼ばれる人が多くいます。
※中華系の人は”華僑”と言われている
日本で生まれた中国人夫との結婚生活
では日本生まれ、日本育ちの中国人夫とはどのような結婚生活を送っているのか?簡単にまとめました。
まだまだありますが、一度これくらいにしておきます。
会話で何の言語を使うか?という点に関しては、家庭の教育方針や、子供の言語理解能力によってバラバラ。
うちの夫の場合、中国語よりも日本語が強いので、親子間の会話も日本語が基本にあります。
人によっては親の母語で統一している人も多いです。
食べるものは、一般の日本人家庭で作るものとほとんど同じ。
強いて言えば、週末に夫が本場の中国料理を作ります。
一言で言えば、日本の家庭に中国の文化がブレンドされていて、時々英語を使う場面もあるという、多様に溢れた家族コミュニティ。
夫自身、中国人ではありますが日本育ちなので、日本人としてのマインドもしっかり持っています。
なのであえて今日の記事では「国際結婚だけど国際結婚じゃない」というワードを使ってみました。
海外へ移住をする理由は様々!広い視野を持って生きよう
人々が海外へ移住をする理由は様々。
中国のように、政府が支援した結果、最も裕福な民族として名の高い華僑系ネットワークが世界にできました。
反面、母国の情勢不安や、貧困から人生をかけて海外へ移住をする人もいます。
日本人も例外ではなく、人口減少、経済停滞を理由に海外移住ブームが巻き起こりましたよね。
いつ自身がそういう人たちと出会うか、ご縁があるか分かりません。
娘息子が結婚するかもしれない。
会社の部下になるかもしれない。
もしかすると何らかの理由で自分たちが海外移住をし、その国で出産するかもしれない。
まずは”移民二世”という人たちがいるということを”知る”ことが一歩です。
また改めて、アイデンティティの部分に関しては別記事にします。
今日の記事が何かのお役に立てれば幸いです。
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