バイリンガル教育の本質は親のゴール設定!語学は選択肢を広げる
昨日カナダから一時帰国中の、マルチリンガル教育アドバイザーである大先輩とランチをしました。
私自身、英語学童保育でアシスタント教師をしているので、初対面にも関わらず、英語教育の話に花が咲き
「バイリンガル教育の本質」について真面目に考える機会になったのです。
先輩と話す中で学んだこと、バイリンガル教育の重点などをまとめます。
多くの親が”ぼんやり”英語を習わせている
保護者面談をすることも仕事柄あり、私が一番危ないな?!と思うことは、多くの親が
”ぼんやり”とした感覚で英語教育にお金を突っ込んでいること。
もう少し深堀りすると「とりあえず今後、英語は必要だから習わせよー」という具合に外注丸投げ。
子供の現時点のレベルを把握できている人はごくわずかです。
確かに、共働き時代に家でゆっくり子供と向き合うことは難しいですし
英語教育にもお金がかかるので、働かなければいけない状況は理解します。
大事なのはバイリンガル教育におけるゴール設定
そこで大事なのが、バイリンガル教育におけるゴール設定だと思います。
どこをゴール設定にするか?で、英語を習得する過程が大きく変わります。
「なんとなく話せるようになってほしい・・・」という不明確な状態で、英語教育に毎月お金を数万円支払うことは
あまり経済的ではありません。
また、ゴールによってかかるお金も時間も違ってきます。
海外旅行を楽しめるレベルと、海外進学レベルとでは天と地の差があるワケですから、まずはゴール設定が全てのカギなのです。
語学を習得することは人生の選択肢を広げること
「語学はツール」とよく言われますが、確かにその通り。
「語学を使って何をするか?が大切だ!」・・・うん、それもその通り。
しかし、泣いても笑っても語学を話せないことにはその先はありません。
私が思う英語然り語学習得は「人生の選択肢を広げる」こと。
ここで、面白いな!と思った動画を貼っておきます。
日本が生きにくいな・・・と思った時に海外逃亡できる最初の武器は「語学」です。
私自身、新卒時代の激務で病んだ末、フィリピンとカナダへ国外逃亡した経験があります。
あの時、日本を出ていなければ最悪、自ら命を絶っていた可能性も否めません。
これから学ぶ語学がどう活きるかなんてわからない
小さい時から学んでいる英語が、今後その子の人生でどう活きるか?は分かりません。
進学、就職、ギャップイヤー、結婚、子育てetc・・・
語学って普遍的なスキルなので、何か一つに役立つものでもないのです。
▼私の留学&英語スキルはこんなところでも役立ちました▼
だからこそ、どのレベルを目指すのか?というゴール設定を明確にした上で、無駄なお金は使わず
良識の範囲で正しい知識と、方法でバイリンガル教育をしてほしいと思っています。
バイリンガル教育にお悩みの方へ
今回、カナダから一時帰国中にお時間をいただきお会いしたのは、お子さんを高度トリリンガルに育て
現在はマルチリンガル教育アドバイザーとして活躍されている「カエデさん」です。
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メディアでの執筆や、セミナー登壇、インターナショナルスクールへの取材など幅広くご活躍なさっていることから
バイリンガル教育に関する知見も広い方。
個別の相談、コンサルもなさっているので興味ある方は問い合わせてくださいね。
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