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スタートアップの起業家がなぜ社宅のSaaSを始めたのか?


世界中の住まいと人を繋げる、株式会社コルダスの福谷(ふくや)です。

現在、社宅の賃貸契約をDXするShataXを開発・運営しています。
社宅というと、ほとんどの大企業で採用されている福利厚生の一つで、就活生にも人気の制度となっています。

そもそも社宅制度とは?

社宅制度と聞くと、一見古臭い制度と感じる方もいらっしゃるかもしれません。事実、近年会社が所有する物件、いわゆる社有社宅の数は右肩下がりで推移しています。
しかし、その一方で借上げ社宅の割合は近年伸びてきています。

借上げ社宅とは、企業が従業員の代わりに賃貸アパートやマンションを法人名義で借り上げる制度です。

借上げ社宅は社有社宅と違い、企業が物件を所有する必要がないので、コストを抑えられます。また、住宅手当は課税対象になる一方で、借上げ社宅で企業側が負担した家賃に関しては非課税となっているので、節税効果としても大変人気の制度です。

借上社宅制度を導入するメリットとしては

・企業は経費計上できて、節税効果アリ
・従業員は所得税と社会保険料の負担が減る
・安い家賃で住めるので、従業員の定着率UP
・採用でのアピールポイントになる

などがあります。
そんな魅力のある借上げ社宅制度ですが、大きなデメリットがあります。
それは手続き・管理が面倒くさすぎる問題です。

スタートアップ起業家が社宅のSaaSを始めた理由

なぜ起業家がスタートアップとは無縁そうな社宅のSaaSを始めようと思ったのか。
結論から言うと、実は自分自身も現在、役員社宅として会社で借り上げた社宅に住んでいて、その時の契約手続きが本当に煩雑だったからです。

税理士の方から節税効果があるとして、役員社宅を勧められ軽い気持ちで引越しをしました。
こちらが実際に社宅を契約した時の画像です。

これ全部書いて押印するだけで30分かかりました。。

それまでの入居申込書も不備があるとかで、3回くらい修正。
審査、日程調整、物件の説明等で不動産から頻繁に電話やメールが飛んでくる。
必要書類をレターパックで送る郵送コスト。
重要事項説明はわざわざ店舗まで行って、宅建士の説明を対面で聞くための移動コスト。
契約後に送られてくる大量の紙の入居案内しおり。

無駄な時間、資源、お金があまりにも多すぎる体験をこの社宅手続きでしました。この時、ある仮説が思い浮かびました。

『1人でもこんな大変な社宅の契約。社宅手続きをしている企業の担当者はもっとしんどいのでは?』

実際にヒアリングしたところ、この仮説が正しいことを確信しました。
約10人の社宅制度を導入している企業の担当者にヒアリングしましたが、ほとんどみなさん同じ反応が返ってきます。

  • 社宅手続きのせいで他の業務ができない

  • 繁忙期が近づくと憂鬱になる

  • ほとんどの書類が手書き

  • 何回も不動産とやり取り

社宅の契約が特に多い繁忙期は年に2回あり、3~4月と9~10月が特に多いです。この時期は新卒や転職、転勤などの行事があり、契約だけでなく契約更新や退去手続きも発生します。
このトリプルパンチの手続きで企業の総務・人事の方は阿鼻叫喚です。

自分も「次引っ越す時はもうこんな不便な思いをしたくない」という想いから、社宅の手続きから管理までを全てオンラインで完結できる社宅DX「ShataX」を始めました。

ShataXのこれから

ShataXは社宅の契約から解約までを全て電子化できるサービスです。
従業員の社宅からスタートアップの役員社宅まで、どんな会社の規模にも対応できるサービスとなっています。

現在、クローズドβ版で利用していただける方を限定募集しております。
クローズド版では全ての機能を無料でご利用できるので、書類での手続きに不便を感じていた方、DX化を推進している担当者の方ぜひお待ちしております。

事前登録はこちらから簡単にお申し込みできます。メールアドレスだけでOKです

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また社宅の手続きをしている方にヒアリングを実施しております。
ヒアリングしていただいた方には全員にAmazonギフト5,000円分をプレゼントいたします。こちらからぜひご応募ください。

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