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映画『シュシュシュの娘』の、ちくわな日常
2021年10月22日 22:39
第7章「44歳の地図」10月某日撮影前日に再び深谷入り。明日撮影するシーンは・・なかなか問題のシーンです。僕がある人物と会話をするシーンなのですが、脚本上では「他愛もない会話。街のこと。家族のこと。」みたいな記述しかないのです。そしてどう考えても僕が会話をリードする立場なのです。入江さんからも、「何を話すか考えておいてくださいね」と言われています。いやいや・・ずっと考えまし
2021年7月26日 19:28
2020年6月。自宅、先の見えない不安、向き合う時間が何倍にもなったスマホの画面と会話相手のTwitter。に、流れてきたのが入江悠監督 自主映画制作オーデションの募集でした。制作部から俳優部の道へ舵を切って数ヶ月後、誰もが予想しなかった方向に情勢が押し流され、例外なく私自身も呑み込まれていた矢先の出来事です。入江監督が以前web媒体で話していた「映画館のスクリーンとは世界を見つめる窓」と
2021年7月15日 18:11
皆様、こんにちは。『シュシュシュの娘』に高峰三吉役で出演いたしました仗桐安です。”じょう・きりあん”と読みます。『シュシュシュの娘』の完成・公開、おめでとうございます。ありがとうございます。入江監督のミニシアターへの思いがついに各シアターに届くのですね。携わった人間のひとりとして、大変うれしく思います。監督から「何か書いて」との依頼がありましたので、本作との何やかんやを振り返ります
2021年7月13日 08:59
第三章 「古い舟をいま動かせるのは古い水夫じゃないだろう」9月下旬のクランクインまで二ヶ月強。この準備期間、監督やスタッフはやる事が盛りだくさんです。ロケハンやらロケセットの掃除やら小道具作りやらクラウドファンディング用のチラシ配りやら……。特に今回は自主映画です。全て自分たちでやるしかありません。入江監督や学生スタッフ達もフル稼働していたみたいです。では、出演者は一体なにをしているの
2021年6月23日 08:41
TEXT by 『シュシュシュの娘』司役、吉岡睦雄 そもそも入江悠監督とは十年以上前に飲み会の席で出会ったのです。当時の入江さんは「SRサイタマノラッパー」を撮る前、「ジャポニカ・ウイルス」の公開前後だったと思います。 それから何度か顔を合わせたりする事はありましたが、一緒に飲んだりする機会はありませんでした。(一度酔っぱらって、夜中にいきなり「飲みませんか?」と電話したことがありましたが