見出し画像

通院からの美容室の間で考察した生き方について

今日は通院の日だった。

家、マンションの購入にはローンを組む。
それには審査がある。項目には例えば5年以内に下記の疾患で〜って言うのがある。
精神疾患はもちろんある。
そこで6年後を目標に減薬、通院を減らし投薬通院治療の無い期間を5年間作る。
なら初めの審査項目には引っかからない。

それを計画的に行えるか聞いてみた。
減薬し通院治療をやめるのは難しいとの事。
今の自分の状態では安定してないからと。
投薬通院治療はしてるが日常生活に支障をきたさず仕事をしていると言う事情を話せばローンを組める所もあるとの事だった。
ワイド団信の事か?

ただの鬱は寛解がある。
双極性障害は寛解期はあるが再発予防のためにずっと投薬を続けなければいけない。
終わりが無いからハードルが高いんだろうなぁ。

ビューティフルサファリング
っていう精神疾患をオシャレに捉えるじゃないけど投薬し続けなければいけない自分をヤクザの身体に切創があったり義足のアスリートみたいな、『他人とは違うんだぜ感』に悦に浸ってる自分がちょっといた。いやちょっとじゃない。そうやって浸ってる自分もハイ&ローの激しい自分もまるごと肯定してる。

だってその方が生きてて楽しい。
ヘラヘラ自慢したり、同情されたりするために使おうなんてさらさら無い。ただ自分が満足に生きて行くために、プラスになる事があれば『他人とは違うんだぜ感』を有効活用する。障害者手帳、精神疾患クリエイターなんです、などなど。

通院後、2年ぶりくらいに美容室に行った。ファッション業界にいるのに怠慢だった。故意にしてた美容師さんの話は面白かった。美容師にもざっくり分けると2パターンいる。苦労知らず社会性無しの天才と泥臭く這い上がって来た苦労人。その人は自分で苦労人だと言ってた。オーナーさんだからキャリアはそうとうだ。生き残るのは結局、苦労人との事だ。自分を重ねるのもおこがましいけど自分も泥臭苦労人タイプだ。抜きん出たセンス、才能なんて無いって天才を見てきたからこそ自覚できた。天才は努力せずともサラッとやってのける。学生の頃は劣等感の塊だった。振り返ればその劣等感は今に活かさせれるのかもしれない。天才は留学したり有名なとこに行ったりしたけど、たぶん社会性が無いからやめていった。自分はまだ残ってる。クリエイターとして突出したセンス、クリエイティビティは持ち合わせて無いと自覚してる。

じゃあどうするのって他で補う。トータルバランス。例えばコミュニケーション。社内営業、お酒は呑めるから接待。あとはお金の見方。コスト管理、仕入れと売上、利益、経営の視点はこれからもっと身につけたい。企画はもちろん一番やってきたグラフィック、あとはファッションデザイン。仕様書から起こす。素材選定、サンプルアップから量産まで生産管理。最近はEC用のモデル撮影もやりだした。
あとはもう30半ばだからマネージメントはできないとなぁ。最近ゾクゾク楽しいと思っちゃうのがプレゼンの時。即興性だから自分を試す良い機会だ。

と言う事で生きる為にはなんでもやる。
上手く生きて行くためにと言う前提でなんでも吸収取り込む。取り組む。
嫌じゃない。
伸び代、可能性がある。
服もデザインもアートも好きだけど、自分なんかよりもどっぷり浸かり込んだ狂人、天才には敵わない。まぁ自分は自分でやっていけば良いや。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?