334日目。敷かれたレールへの最後の挑戦。

今日は朝2時に目覚めてしっかりと時間をかけてヨガと筋トレをした。

今日は仕事も休みなので、コーヒーを淹れながら、改めてソムリエ試験の膨大さを確認した。ざっと800ページ。まるで辞書のよう。これを2.5ヶ月でやるというのは自分史上前代未聞の勉強量だ。

ぼくが成績がよかったのは小学生まで。

思えば中学に入ってからオ◯猿となり、それと同時に成績も著しく落ちていった。

高校に入ってそれは加速し、全くモテない日々だった。

気になった人になんとか付き合えても振り回されたり、ふられたりが多かった。

音楽への挑戦も長かったが、まったくうまく行かないまま。2018年には完全に諦め、生きるために飲食店で働き始めた。

お金は安定したが、結局使ったり、何より精神が弱く、安定していなかった。

2022年明けた頃の自分はその最たる状態。目は死んだ魚のようで、身体も限界。一番怖かったのが感情が薄くなっていったことだ。

そして今から一年ほど前、イタリアンの副店長を退職し、休養をとった時にタバコを吸いながらたった一輪の花をみてなぜか号泣した時に、「あ、まだあつい感情はあったんだ」と認識したのを覚えている。

去年5月の終わり頃に20年程の時を経てようやく断欲を始めた。本当にいろいろあったがそこから一年が経とうとしている。

たった一年だがそれは物凄い変化だった。身体、脳、数えきれない全ての能力が上がり、１日が濃く長くなった。

今は自信がある。

おそらく来年からは楽しく自分らしくのびのびと仕事をしていくだろう。
今のところそうする予定だ。

でも今は最後に人生をかけて敷かれたレールに挑戦する。

ソムリエ資格を取ることで喜んでくれる人がたくさんいる。
自分の人生の糧にもなる。

ただ一番大事なのは、これまで自信のない日々を長いこと送ってきた自分とお別れするための最後の挑戦だということ。

自分への自信のため。ラストサムライ。