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プロスポーツの「地域貢献」という役割について考えてみた


先日、
やっと卒論がおわたーという記事を書きました。

今回はその卒論のテーマに沿ったお話です。

上の記事内でもちょろっと書いていますが、
『スポーツ施設によるまちづくり』というテーマで書かせてもらいました。

ざっくりとした内容は、

スポーツ施設を中心としたまちづくりをしている自治体の事例紹介と、それらに共通する要素は何か、どんなメリットがあるのか。

そして僕が住んでいる川崎市にもありました!事例として扱えそうなやつ!

といっても、
まだ整備段階で利用できるわけではないですが。

それがこちら。

「フロンタウン生田」、設備は?

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*記事内から引用しました。↑

サッカーコート2面、多目的広場、テニスコート、アリーナ、リハビリ施設、カフェ等々。

こう見ると、とても贅沢な設備です。
災害時には一時避難場所としても活用できるようになっているそうです。


スポーツ施設があることの意味とは

こういった設備が整っているスポーツ施設は、地域住民の交流の場としても良さそうですね。

スポーツ施設は市民に利用され続けることでその価値を上げます。利用され、交流の場として機能し続けることで、やがてそれは時間をかけて施設への愛着にも繋がります

つまり、そのまちのシンボル的なスポーツ施設にもなり得る、ということだと思っています。

川崎市多摩区生田といえば、生田緑地だったり明治大学の生田キャンパス、日本テレビの生田スタジオなんかがあったりしますが、「フロンタウン生田」が新たなまちのシンボルになることをとても期待しています。


運営者はJクラブの川崎F

そしてなにより、このスポーツ施設を整備・運営するのが川崎フロンターレという、ある種のブランドということ。

通常こういった公共の複合型スポーツ施設は、「自治体直営」or「自治体がつくったNPO法人」などが運営する場合が多いです。そうなると認知やブランド力などは民間に負けてしまいます。そこを、川崎市と川崎フロンターレはお互いにその影響力(ブランド力)を上手く利用しているなと思いました。

プロスポーツクラブは今や、
「スタジアムに観客を集めて試合をする」というエンターテインメントの役割だけでなく、「社会貢献・地域貢献」という役割も大きく担っています

「ホームスタジアム」でもなく「トップチームの練習場」でもない場所でこういったスポーツ施設をプロクラブが運営するというのは、地域貢献やまちづくりの観点で言えばとても有効的に思えます。

また、クラブのイメージ向上にも繋がります。地域にとってもクラブにとってもメリットは大きく、まさにWin−Winの関係ですね。


スポーツ×まちづくり

僕は川崎市で育ち、
小さい頃からサッカーに触れ合ってサッカーを好きになりました。

そして幸運なことに、
そこには地域貢献を掲げる川崎フロンターレの存在がありました。その存在をとても身近に感じて育ってきたことが、今こうやって「スポーツ×まちづくり」を考えるきっかけになっていると断言できます。

だから、もっと多くのまちで「スポーツ×まちづくり」を実践できるだけの知識と行動力をつけるために勉強していきたいと思っています。



卒論を書いて学んだことを踏まえ、
僕なりに考えをまとめてみました。

なにかおかしな点があればすいません。

最後まで読んでくれてありがとうございました。





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