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霊なる働き”たった一つの統一場の法則”

古神道の「宇宙は一つ」

どうやってこの分裂した世界と対決するか?

そのときに用いたのが、宇宙はもともと一つであるという古神道の考えです。

もともと一つであると仮定すると、この形以外の方程式はないはず、と書いたのが「5次元宇宙の物理学」統一場理論です。そこから放射能無害化の道を開きました。

だから僕は世界の矛盾に挑んだ、バラバラをどう統一するのか?

古代インドのジャナカ王とババジの統一場思想


この統一場を科学に落とし込んだ人物はいますが、政治と国家の運営に応用した人物も実はいました。

それは古代インドのジャナカ王。このジャナカ王をモデルに人類を救済しようとしたのがインドの聖者ババジです。ババジの思想の背景にはジャナカ王がいます。

ジャナカ王というのは、およそ天地自然、山も竜巻も集中豪雨も、牛も馬も羊も蛙も全部政治に必要だと言って「王道楽土」を築いた。それがババジの思想の背景にあって、ババジも統一場の人なのです。

スティーブ・ジョブズの共感能力


今日、私たちの社会の情勢は「再生」のときを迎えている。明らかにバブルのときと様相が違います。

急成長するときは、あるたった一つの突出したもの、オリジナリティとかオンリーワン。これがあれば必ず成長が飛躍する。

iPhoneなどはまさしくそう。指でスクロールできる形式はきっと需要が大きい。しかし供給する会社が少ない。ここにスティーブ・ジョブズは先んじて目をつけて、類い稀なデザインする能力、聞こえないはずの消費者の声を聴く能力、これは共感性です。

需要と言っても目に見える需要でなく、潜在的な需要のことです。
きっとこれを出せば欲しいに違いない。だからアンンケート調査をしても出てこない。

数量化されない需要を見ることができる能力です。

コンタクティの子どもたち

このときに必要なのはバランス感覚でなくある突出した特異能力です。

生まれながらにして目に見えない世界の記憶を携えた子どもたち。目に見えない世界のことは他人よりも遥かに抜きん出ている。このようなコンタクティの力も突出した能力です。

経済学の原理と成功の法則

このとき必要なのはバランスでなく、己れにに没頭していく能力です。そしてそこには必ず経済学の原理が働いています。

需要が供給を上回る分野に積極的に供給を提供すると必ず成功します。
成長するときは経済学の原理を用いる。

供給が少なくて需要が大きい分野に突出した能力を集中的に投下する、これが成功の原則です。

しかしこれは一部の業種で、まだ日本経済も世界経済も疲弊している。全体として見ると再生するときです。

例えばいかに類い稀な才能を持った経営者と言えども、いったん倒産すると友人が離れたり身内すら縁が遠くなるかもしれない。このときは成長するときはまた違うテーマになります。

未来予言を可能にするつながりの力

成長するときは集中、再生するとき立ち直るためにはたくさんの人の協力が必要です。

私たちはこの二つを人間社会で学んでいるわけです。実はこのときに垣間見えるものが「魂の姿」です。親身になって相談できる人にたまたま出会う、それこそ私たちが人生において垣間見る「魂の絆」です。

魂とは無数の存在とつながっている力を持っている。
つながりの力こそが魂です。

実はつながりでできた世界が、魂、霊、スピリチュアルの世界です。私には魂とか霊とか関係ないと言うのはとんでもない話であって、実はつながりだらけだったことに気づきます。

手塚治虫が描いた「ブッダ」のテーマも、絆でありつながりです。万象万物全ヨジャーナ、全宇宙にある象もアヒルも全部繋がっていると理解したのが悟りだと、見事に描き切っています。手塚治虫は魂がわかっていた、だから予言できるのです。

つながりに意識を向ける人は、過去も現在も未来も超越して、未来を予言することができます。

つながりを認識することが生きる意義

魂の世界に住んでいるとすべてが一体です。私たちは肉の身をに脱ぎ捨てると、やがて山でもあり、川でもあり、星でもあり、海でもあり、私はあの人でありあの人は私でもあると、一体性の世界に還っていきます。

しかしこの世に生まれるということは、すべてとのつながりを切り離されること。切り離されることは一見残酷なことのようですが、その中であらためて絆を自分の意識でしかと認識しなさいというのが、この世に生まれた人間の意義です。

だから自分はつながりによって生きているのだと自覚することです。
人は誰でも孤独感を持っています。成功者も失敗者も誰でもみんな孤独感を持っています。

けれどもつながっているんだという感覚を取り戻すと、徐々に奇跡が起き始めます。

色々な人とのつながり、あるいは自分の体でも肝臓と心臓と胃とのつながりを取り戻していく。

つながりを取り戻す働きを僕は魂と呼んでいます。

引き寄せは台風の法則だった


魂が打ちふるえながら、響きを発しながら、つながりを取り戻していくときに渦を巻きます。

これは台風を思い起こしてもらえばわかりやすい。
台風は北半球では左回りに渦を巻いている。渦を巻くことによって、海上の水蒸気も埃もウイルスもバイ菌も、全部巻き込んでいく。渦を巻くことによって、すべてのものが引き寄せられていく。

周りの空気がすべて吸い込まれることによって、絆をもう一度取り戻している。渦を巻くことによって、中心に向かって自分の周りすべてのものが吸い寄せられていく。

引き寄せとは台風の法則です。

衝突を回避して引き寄せる渦の力


もし単純に渦を巻かずに、中心にばかりいったら明らかに衝突が起きます。衝突を回避しながら引き寄せようとするとグルグル渦を巻く。

二つの勢力がそのままだと衝突する。ところがお互いにズレることによって、衝突を回避しつつ中止に回っていく。

渦というのは実に巧妙にできています。衝突を回避しつつ、中心なる一点に帰一していきます。

卍の意味もそうだし、衝突を回避しながら引き寄せるという意味です。

チャクラの本質は渦の働き


肉体においても同じです。肉体の7つのチャクラは全部渦を巻いています。

渦を巻くことによって、その周辺にあるすべての内臓諸器官を協力させている。丹田のチャクラが一番大きい理由は、大腸や膀胱など関連する諸器官が多いからです。

それらをすべて巻き込んでいくときは、表面から見ると時計回りに渦を巻いています。

魂は万物を引き寄せようとするときに必ず渦を巻く。この渦のことをチャクラと言う。

今まで無関係だと思っていたものが引き寄せられる。その無関係だと思われていたものを潜在意識と言う。

潜在されていて自覚されていなかったものがどんどん自分の周りに集まってくる。それは人間関係でいうと友人知人見も知らぬ人かもしれない。内臓だと心臓から見たら肝臓は関係ないと思っていたのが、実は肝臓が心臓を生かしていたとなると、肝臓は心臓に対して潜在意識の領域にあることになります。

再生するときはつながりを取り戻していく、絆を取り戻していく。その絆を取り戻すときは、あたかも台風のように渦巻き現象が起きる。それがチャクラの本質です。


人体が起こす奇跡のわざ


渦を巻きながら引き寄せていく。引き寄せられていくすべてのものが潜在意識です。

自分が不調のとき逆境のときに助けてくれる人は本物の魂の友です。
そしてそれは自分自身でもあります。

潜在意識のメカニズムを解明するために、ヒーリングの現象でとらえてみましょう。

難病に罹って医者にも見放されたとき、一心不乱に祈って治ってしまったというのは多数あることです。そのときその人の体の中でいったい何が起きているのでしょうか?これを無視したのでは医学は進歩しません。

私たちは普段、前頭連合野という大脳の一番果ての部分で、ものをあ考えたり、またここに意識があると言われています。しかし明らかに前頭連合野が病気を治しているわけではありません。

例えば胸部に疾患を抱えているときに、祈りながら今胸部の大血管に血液がふんだんに流れているとか、今胃が動き出したとか、意識している人はいない、むしろまったく意識していないでしょう。

ではなぜ意識していないのに、様々な臓器が協力して、適時的確に正確無比に働くのでしょうか?

まず胃の消化機能が高まって、それに向けて膀胱や腎臓の排出機能が動いて、肝臓が機能を修復して、体の中では実に様々な驚くべき奇跡が起きています。

その順番は誰が決めるのでしょうか?
私たちはそれを知ることができません。

知ることができないのに奇跡のわざが起きる、これをどう解明するのか?

すべてとつながる領域のメカニズム

これは数学的に言うと多体問題と言って、非常に複雑怪奇な問題になってきます。この領域を説明する数学はまだ存在しません。

解明することは論理的にできませんが、そのメカニズムを解説することはできます。

おそらく私たちの心の奥底の領域には、すべてをわかっている存在がいる。次にその存在は、実はすべてのものとつながっている。
つながっているからその存在は心臓ともコミュニケーションがとれる。

あるいはこんな例がありました。
資金繰りに困っていたときに公園でぼーっと新聞を見ていたら、たまたま隣にいた人が資金援助をしてくれた。

どうしてこんなことが起きるのでしょうか?あたかも導かれたかのように公園に行って隣の人と会話をした。これは実際にあった話です。

しかし本人はそうなるとは知らない、では誰が知っているのでしょうか?

困ったときに協力したり相談に乗ってくれるということはつながっているということです。

そして無意識に祈っているときに、そうだ、まずあの人に声をかけてみよう。この順番は誰が決めるのでしょうか?

しかも祈りの世界というのは正確無比にその順番が降りてきます。
ということはすべてをバランスするところがあるということです。

すべてをわかっている
すべてとつながっている
すべてのバランスをとっている

この三つの働きを持つ心の所在を霊と言います。

この霊が一瞬にしてどうやって全体の要素を集めるのでしょうか。

衝突しない太陽系の惑星

なぜこの太陽系は、九つの惑星を衝突もなしに、何億年もの間太陽系の惑星のバランスをとっているのでしょうか。

1秒後に火星がどの位置に来るのか、1分後にどの位置に来るのか。ニュートン力学、相対性理論を用いても全然計算ができません。

原理的に不可能なのです。人間はそれを知ることができない。でも実際に天体は動いています。

不思議ですね、誰が計算しているのか?
どのように計算して自分の1秒後の居場所を決めているのか?

私たちは残念ながらこれだけ科学が進んでも、実は大雑把にしか計算できない。NASAがロケットを飛ばすときも厳密に計算できない。

いちいち光レーザーを飛ばして修正しながらでないとロケットを飛ばすことはできない。緻密に計算してるのではない、計算式そのものが存在しない。原理的に不可能だということは証明されています。

私たちが計算できないものを、どうやって惑星は計算しているのでしょうか?実は太陽系の九つの惑星は、いつ衝突しても不思議ではないということがわかっています。

ではなぜ衝突しないのか、それは誰もわかりません。
だから私たちは、実はわからないことだらけなのです。

何か未知の意識、未知のエネルギーが、私たちの地球の文明が成熟するまでは、大きな惑星同士が衝突して生存不可能な状況に陥らないようにコントロールしているとしか思えないのです。

地球の天体文明の限界

科学の領域からしても、神を認識することはできます。この神の存在を認識できない人は、まだ論理的に詰めて考えたことがないからです。

論理的に詰めて考えると、誰がどうやってコントロールしているのか?不可思議そのものです。

人体も同じです。私たちは無意識に歩いていますが、どんな複雑な計算をして、右足を出した瞬間に倒れないようにするために足底筋や腓腹筋や背筋をどの位置でどのくらいの力を入れるのか?

誰が計算しているのでしょうか?実に驚くべきことに人体はこれを咄嗟に計算して位置決めをしている。残念ながらこれを表す数式は原理的に存在しません。

これが私たちの天体文明の限界です。ですから今のところこれは霊としか言いようがありません。

霊なる存在が、すべてを同時にシュミレーションして、すべてを計算して金星は次の1秒後にはこの位置に行きなさい、心臓はこういう働きをしなさいと、即座に自ら計算して答えを出している。そういった仕組みが宇宙には存在します。

ミステリアスの先にある真の信仰心

数学や物理を極めれば極めるほど、実にすべてが不思議に満ちているとしか思えません。

空飛ぶ円盤も不思議だけど現実の方がもっとミステリアスです。

なぜぶつからないのか?全然解けていません。
しかしその先にあるのが真の信仰ではないでしょうか?

私たちはデカルト以来、神に関する概念が科学に覆い尽くされて科学優位の文明をつくってきた。しかし私たちは、今一度科学の力を持っても到達できない世界を、敬虔な気持ちで厳かに認めなければいけない。そんな時期に来ています。

世界平和と言いますが、いま国際連合は戦争の危機の前に無力です。

たった一つの統一場の法則


最初から一つのものがある
そこから入らない限り世界平和もつくれない
もともと世界には統一場がある
人体にも統一場がある
宇宙にも統一場がある
もともと唯一のものがあった


そこからスタートする。これがいま私たちが認めなければいけない法則ではないでしょうか。

私たち一人ひとりが、この一つひとつの働きを念じながら手を合わせること。

すべてがわかっている存在よ
すべてとつながりたもう存在よ
すべてをバランスさせる存在よ


このようにこと細かに噛み砕いて祈ることによって、初めて隠された霊の力が出てきます。

それによって新しい時代が幕開けをします。
素晴らしい黄金文明が必ず開きます。

霊なる働き ”たったひとつの統一場の法則” 全編

2022年11月 Dr. Shu 五島秀一
撮影協力 足立療術院

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