なぜ同じ本を何度も読むべきなのか?
人生を大きく変えたものって何か?ということを聞かれたら僕は間違いなく「読書」って答えるくらい、読書から受けた影響は大きいし計り知れない。
元々、全く本は読まない人間で高校まで1冊の本を読み切るということができないくらい集中力がないし、落ち着きがない人間だった。
それでも半強制的に読書をする高校に入学することになったことで、徐々に本を読むということができるようになり、自分で本屋に通うこともちょくちょくあった。
そして、いつからか自分のライフワークになり、大学に入学すると気持ち悪いくらい本の中に自分自身の身を置いた。今思うと19歳でこんな本を読んでいたのか?っていうようなものも多々あり、当時の自分を褒めてあげたい出来事の一つだ。
そして10年経って29歳を迎える年になる中で、ある程度のビジネス書は読み尽くしてきたが(ベストセラーなど)、昔読んだ本を改めて見返すと多くの気づきと当時は重要だと思わずに読み飛ばしていたものの中に自分の課題を解決してくれるものがあることが分かった。
ということを考えた時に、やはり自分のステージに合わせて本の内容は変わらずとも受ける印象は変わるので、定期的に読み返すことが大事だということが分かった。
ライフステージの変化で自分の心境は大きく変わる
僕の場合でいうと一番大きな変化は会社員から独立した事業主になったことだろう。学生時代は起業家の本を好んで読んで毎回刺激を受けるけど、いつも思っていたことは「自分には無理」ということ。
あとはそんな人生を懸けるようなビジョンなんかないし、寝食忘れて没頭できることなんかない!っていうこと。またそういうものがある人が羨ましかったりもした。
でも気がついたら、自分の生活が寝食を忘れて没頭できているしビジョンも明確にあって周りからは羨ましいと言われるようになった。でもそれは、やっていることに真剣だった延長にあるものだということなので、誰でも持つことができるということが自分の経験を通して分かった。
まあそれは本記事とは関係ないので、いいとして笑
僕がそういう人たちの本を改めて読み直すとどう思うか?
「そうだよね、そうだよね、こういうことを思うことってあるよね」
「うわー、資金ショートへの奔走の苦しみは自分の比ではないな笑」
とか、自分ごとに置き換えて対話をすることができるようになった。
そうなると何がいいかというと、本の内容を覚えようとせずとも忘れなくなる。つまり引用することができるようになるのだ。
となった時にますます本を読むことが楽しい!って思えるようになるのだ。
ベストセラー本はやはり売れるだけの理由がある
僕の場合は事業主への転換だけど、場合によっては結婚したり子供が生まれた人とかも同じようなことを感じると思うので、そういう人たちもぜひ人生の節目に影響を受けた本を読むといいのではないだろうか?
また同時に思うこととしては、ベストセラーになった本はベストセラーになるだけの理由があるということ。
やっぱり僕がいいなあ〜!って心底思う本は世界中の人に影響を与えた本だ。
例えば「7つの習慣」とか。この本は学生時代に3回読んで、累計で5回は少なくとも読んでいるし、デールカーネギーの「道は開ける」という本も3回は読んだ(道は開けるについては、今はメンタル落ちることないので卒業した)。
ただ7つの習慣については実践が大事な中でまだまだ自分自身が足りないところも多々あり、まだまだこれからも読んでいくであろう。
そして、読むたびことに自分の受ける印象が変わることが楽しみだ。
これが人生を長く生きることの喜びなのかもしれないね。
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