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雑談

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#睡眠

理学療法に役立つ睡眠のミニマム

理学療法に役立つ睡眠のミニマム

①体温と睡眠

体温は明け方に低く、午後に高くなる。体温が下がり始めると睡眠に入りやすくなる。

②睡眠と光

概日リズムを調整し、睡眠を促すホルモン(メラトニン)は日中の光曝露が多いほど夜間に高濃度に分泌されるため、日中に十分な光を照射することは極めて重要。

認知症では体内時計の機能低下が起こり、夜間せん妄や夕暮れ症候群(夕方から不穏や徘徊が悪化する)を示しやすい。

③ホルモン・免疫などとの

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睡眠と理学療法

睡眠と理学療法

ヒトの脳の機能状態は覚醒、急速眼球運動睡眠(REM睡眠)、non-REM睡眠の3つ。

REM睡眠は(眼球と呼吸筋を除いて)骨格筋は緊張が消失し、動かないにもかかわらず、眼球はあちこちに急速に動き、鮮明な夢がつくり出され、交感神経系の活動が優位となる。

深部体温は低下し、心拍と呼吸数は増加する。睡眠の25%程度。

non-REM睡眠は夢は作られず、副交感神経の活動性が高まり、心拍、呼吸、腎機能

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