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【1分解説】スタバやニトリも採用する「BOPIS」とは何か?

※1分間で読める600文字以内でお伝えします。

小売業を中心に大きな注目を集める「BOPIS(ボピス)」について解説します。BOPISとは、「Buy Online Pickup In Store」の略で、オンラインで購入したものをリアル店舗で受取るサービスのことです。

アメリカではウォルマートやスタバの事例が有名です。日本でもニトリがBOPISを導入していますが、どのようなメリットがあるのでしょうか。

ユーザーのメリット

BOPISのメリットは、ユーザー側と事業者側に分けて考えることができます。ユーザー側のメリットは以下の3つです。

1.配送料不要
2.買い物時間の短縮
3.在庫の事前確保

iVend Retail社の調査では、BOPISの利用理由として最大のものが「配送料を払いたくないから」でした。

また、買い物の効率化もユーザーにとって大きなメリットです。ウォルマートの標準店舗は5,000坪と広大です。BOPISによりピックアップするだけに出来れば、売場を回る必要がなくなるわけです。

事業者のメリット

一方、事業者側のメリットは次の3つです。

1.オンラインIDの取得による顧客の囲い込み
2.ついで買いの期待
3.レジ業務の削減による人件費減

事業者にとって大きいのはオンラインID取得による顧客の囲い込みです。BOPISはクレジットカード情報などを入力する必要があり、会員登録をする必要があります。これにより、顧客とのタッチポイントを確保できるわけです。

今回は以上です。

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