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続々々・国際スポーツのルール変更;正式種目化有望?《アジア系有利》競技!

小柄な選手が不利にならないスポーツルールの採用、さらに、有利になるかもしれない新競技の採用などを議論し、巨漢が支配する欧米系中心の国際スポーツ文化に一石を投じようではないか、とボチボチ書いております。

下記の記事で、幼稚園・小学校の運動会で花形の(……でもないか?)ハシゴくぐり、トンネルくぐり、網くぐりなどを組み合わせた障害物競走《くぐりモノ競走》を提案しました。

そこに、敏腕秘書のあべみょんさんから、たいへん重要なコメントをいただきました。

四足歩行?の世界記録は日本人が持ってるんじゃなかったでしたっけ???w

あべみょんさんのコメント

こうした《ご指摘系/提案系》コメントは《気付き》があってたいへんありがたい、徳島に足を向けては眠れません。
(いや、お尻も向けません……)

四足歩行?の世界記録:これは記憶の片隅にありました(正しくは四足走行)。
かなり以前のバラエティー番組で、四足走行一筋の日本人の記録がギネスに登録された、という話題でした。

記憶が曖昧だったので、ググってみました。この人は、
いとうけんいちさん
という方で、動物園でパタスモンキーという猿が走っている姿を見て、その帰り道、自分も四足で走ってみたらけっこう早かった、というのがこの競技を創設(すごい! 競技を創造したんだ!)したきっかけだということです:

パタスモンキー by Sanjay Acharya https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%91%E3%82%BF%E3%82%B9%E3%83%A2%E3%83%B3%E3%82%AD%E3%83%BC

レースの動画を見てみると、確かに彼は早い。
彼の持つ四足走行世界記録は100 mを15秒71とのことで、時速に換算すると、実に22.9 km/hrである。普通の男子中学生の二足走行がこれくらいか?
霊長類最速のパタスモンキーは時速55 kmだそうなのでこれには及ばないが、彼の(いや、私の、でもある)先祖が気の遠くなるような長い期間、(1歳までの短い間を除いて)ずっと二足歩行/走行しか経験していないことを考慮すれば、驚異的な速さと言えよう。

さて、敏腕秘書さんも注目する、この世界記録保持者の体格ですが、Wikipediaによれば、
《163 cm/53 kg》
とのこと、決して大きくない!
確かにこの競技は、身長はともかく、足の長い欧米系にはかなり不利なはず。

「これだ!」

《くぐりモノ競走》をオリンピックに正式提案するのはやや『照れ』がなくもない。しかも、実施ルール作りは難航しそうだ。
(例えば、競技中、誰かがハシゴを倒して他の競技者に影響したらどうするか、網くぐりの最中のファウル認定は難しそうだ、など)

けれど、この《四足走行》は、(私見ですが)あの不自然きわまりないオリンピック採用競技《競歩》よりも、はるかに競技らしい競技ではないですか!

と、ここで、《四足走行》を取り上げているnoterさんを検索してみました。

……いや、すごい!
『ナマオの四足研究所』というクリエイターページで、
四足競技のオリンピック種目化を目指して活動中
と明言されているnoterさんがおられました。

ここからは小説家の妄想ですが……

オリンピックの正式競技になったら、かつてインドで発見されたアマラとカマラのように、
『狼(あるいは虎)に育てられた』と称する野生児が現れ、日本選手の強力なライバルになるかもしれない……。

いやいや……かつて人類は気候変化に伴って樹上生活を捨ててサバンナに降り立ち、二足歩行を始めたことを《進化》と称していましたが、再度の四足走行化はこれはこれで、新たな《進化》かもしれません。
── 一度陸上に上がったクジラの祖先がふたたび海に戻って行ったように……。

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