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サステナビリティとクリエイティビティ


新しい常識と社会の変化とともに、ビジネスやライフスタイルもよりフレキシブルになり、Zoomなどでのビデオミーティングがスタンダード化し、テレワークやワーケーション、働く場所や時間もフレキシブルに考えるライフスタイルも容認され始めていると思います。

マーケットや経済の低迷はビジネスとしては非常に厳しい時代ですが、僕および artless のチームは、コロナ以前からフレキシブルな考え方でフルフレックスなワークスタイルだったので、この時代と環境変化によって、僕らのワークライフスタイルが一般化し、クライアントも容認してくれることで、よりしやすく時代がフィットしにきてくれているかのようにも感じ、ここから未来を考えれば、ポジティブに考えることが可能な時代の変化であり、DX やクリエイティブなワークスタイルを加速するチャンスなのだとも言えるはずです。

しかしながら、自分自身の意思による選択が可能になることで(ヨーロッパなどでは、すでに常識なんだと思いますが)、日本もより、自己の自立と自己責任の考え方が必要とされ、一人一人が責任感と自立する大人としての意思を持ち、自身の未来のために、時代において行かれないように考え、学び、成長を続けなくてはならない時代になるのだと思います。

都市と自然、自然思想と美意識、
サステナビリティとクリエイティビティ

今年から「都市と自然」を行き来する2拠点のライフスタイルに移行し、これからの人や社会、未来が必要とするであろう都市と自然の関係性、サステナビリティや自然エネルギー、環境負荷やCO2削減について、人と自然の共生、、、そんな次の時代が求める価値観について考える、週の半分を自然中で過ごし、肌で感じながらいると、半年くらいが経つと徐々に、自分の五感の感度が上がっているように感じ、新しい感性や思想を生まれ始めてもいます。

グローバルな流れでもある SDGs やサステナビリティ、エシカルという思想は、古来から存在する日本の自然思想や美意識、日本ならではな無為自然や風流、をかし、侘び寂びなどの美学には内包されていたのではと思います。

そういう意味では日本人の価値観や倫理観はグローバルリードしていると言えるはずです。またコロナにより自分自身もしかり人々の価値観も都市から自然へとプリミティブな方向へと回帰しています。最近、自然の中にいる時間が増えたことで、その意味と必要性についての手触りを感じれるようになっています。

自然は、森や緑だけを指す意味でなく、自分及び人間自身の存在も含まれ、風土や人、その土地や街の環境や文化も含んだ広義の意味と捉え、デザインについても、ビジネスやストラテジー、テクノロジーやアートもデザインの内側にあるという意味として広く捉えることができると思います。そして、これから必要とされるであろう日本的自然崇拝や東洋思想、古来から受け継がれている美学や美意識、多様な価値観が共存/共生する世界。自然という価値観(風土、文化、歴史、環境、サステナビリティ)と、美意識及び美学を融合させ、これからの未来が必要とするデザイン(クリエイティビティ)で、新たな時代と世界を創造したい。そんなヴィジョンを、最近、考えています。


自然美とデザインの共生
design, aesthetics, nature as one.



#shunkawakami
2020 1031

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なんらかのクリエイティブについて関係する、経営者/デザイナー/ディレクターやマネージャーに向けて、ブランディングやデザインを表層的に捉えるのではなく、ビジネス視点や中長期的視座に立った本質的ブランド価値を生み出すため、「クリエイティビティ/感性」と「ロジカルシンキング/論理的思考」についてを書いていきたい考えています。

ブランディング(ブランド戦略)とは、未来やマーケティングの視点を加味したビジネス及び経営戦略であり「ロジカルシンキング」と「デザインシンキ…

自分なりの届けたいことを書いていく予定です