しゅん

写真と文章で大好きな山のことを発信します⛰ 主に東北から関東甲信越の山々を駆け巡る。 …

しゅん

写真と文章で大好きな山のことを発信します⛰ 主に東北から関東甲信越の山々を駆け巡る。 四季を問わず、そして、縦走や雪山、沢登りにクライミング等々…ジャンルを問わず山を楽しんでいます♪ よろしくお願いします🙌

最近の記事

八ヶ岳の魅力、再発見!

3月9日、土曜日の夕方、僕は悩んでいた。 明日は那須の三本槍岳に登る予定なのだが、 直近の天気予報で風速が20m/sオーバー。 那須の風は半端じゃないので、ここは 大人しく転進を検討するところだけれど、 じゃあどこにするよ。天気が良いのは、 やはり、八ヶ岳や南アルプス方面。 うーん。。。そこで目をつけたのが、 何度も登った八ヶ岳でもほとんど登っていない 野辺山・清里側から登る八ヶ岳東面のルート。 といういことで、横岳に登る杣添尾根に 白羽の矢を立て、一路中央道を愛車で駆った🚙

    • えげつないアップダウンの先にある名峰

      2024年2月17日、日光の女峰山へ🏔️ 前から気になっていながらも、なんとなく 後回しになってしまっていた山。 ロングコースゆえに、雪の状態によっては 撤退も視野に入れつつ、一人挑んできた。 🥾映えスポットな登山口登山口の霧降高原に着いたのは深夜1時過ぎ。 そして、早朝5時ごろに車内で目を覚ますと、 何やら外が騒がしい。車から出てみると、 なんとすでに駐車場は満車になっていた! 後で分かったことだけれど、霧降高原の キスゲ平園地はSNSで映えスポットとして 人気になってい

      • 南アルプスで冬の山景色をほしいまま

        冬の鳳凰山へ。 2年前は薬師岳までしか行けなかったから、 今回は観音岳まで行ってみたい。 そんな思いを胸に再びやってきた。 🥾樹林帯と魅惑のテント泊夜叉神峠登山口に着くと、そこには 2年前とは打って変わって雪が一切無かった。 夜叉神峠に向けて登り始めるものの、 雪の「ゆ」の字もない寂しい状況が続く。 峠が間近に迫ってきた頃にようやく、 ちらほらと白いものが地面に見えてきた。 到着した夜叉神峠からは、雲一つない青空を 切り取るように横たわる白峰三山が見えた。 少ないながらも

        • 一流の山岳展望を求めて 金峰山

          2024年1月8日 冬型の気圧配置が緩んだ成人の日。 降雪後の晴れ間という天気を期待して、 自身3回目の金峰山へ🏔 🥾降り続く雪の中をいざ!瑞牆山荘に停めた車内で目を覚ますと、 フロントガラスが一面の雪に覆われていた。 身を切る寒さの中で身支度を整えて出発。 カラマツ林の中をゆっくりと登る。 頭上ではカラの混群が賑やかにお喋りしてる。 コガラとヒガラ、コゲラもいるかな? 富士見平小屋下にある広場に着くと、 見えるはずの瑞牆山は雪に霞んで周囲の 岩峰がうっすらと見えるだけだっ

        八ヶ岳の魅力、再発見!

          年末年始、悲願の蓮華岳へ

          2023年12月30日〜2024年1月2日 師匠と山仲間といく正月冬山合宿。 2回の敗退に沈んだ丸石尾根から蓮華岳へ。 今回こそはリベンジを果たす!いざ。。。 🏔12月30日🥾日向山ゲートから扇沢 集合場所の道の駅から扇沢へ向かう🚙 よく晴れた朝、雪化粧をした後立山連峰が これから始まる登山のやる気を上げてくれる。 日向山ゲートは既に4台の車が停まっていた。 きっと、爺ヶ岳南尾根を登るんだろうなぁ。 今回も誰にも会わない登山になりそうな予感😅 冬に扇沢まで歩くのはこれが

          年末年始、悲願の蓮華岳へ

          やっぱり良かった、八ヶ岳の主峰

          クリスマスイブの八ヶ岳へ🎄 久しぶりに赤岳を間近で見たくなって、 雪の主峰を目指してみることにした。 🥾八ヶ岳山荘から行者小屋行者小屋を目指して日の出前に出発。 北沢ルートを辿るけど、雪が無い!! もう12月下旬になるのになぁ〜笑 最初の方は所々白くなっている程度で、 冬の八ヶ岳らしくない寂しい景色が続く。 標高が2,000mを超えたあたりから ようやくまともな雪が出てきたけど、 アイゼンはつけずにそのまま進んだ。 行者小屋に着くと積雪は10〜15cmくらい。 やはり雪は

          やっぱり良かった、八ヶ岳の主峰

          東北遠征・憧れ続けた名山へ

          2023年7月22日 東北の百名山である鳥海山⛰ 梅雨明けした真夏の東北で、 名山の魅力を思う存分堪能してきた。 🥾鉾立から御浜小屋スタート地点は鉾立ビジターセンター。 ここは秋田県にかほ市に位置していて、 埼玉から約8時間かけてたどり着いた。 ろくに仮眠も出来なかったけれど、 眠気を吹き飛ばすほどの快晴に恵まれて 意気揚々と登り始めることができた。 奈曽渓谷を望む展望台までは舗装路が続く。 序盤は背丈ほどの木々に覆われているものの、 しばらく登ると背後に展望が見えてくる

          東北遠征・憧れ続けた名山へ

          まだまだ雪不足な白毛門

          2023年12月2日〜3日 師匠のプランにお世話になって谷川連峰の白毛門(しらがもん)へ。 2回目の白毛門だったけれど、 予想よりも雪が無かったせいで 思ったより大変な登山になった。 12月2日(土)🥾土合橋から松ノ木沢ノ頭  土合橋の駐車場から白毛門沢を渡って登山スタート。ブナ林の急斜面を一気に登っていく。しばらくこの樹林帯の急登が続き、みな口数も少なく黙々と登った。時折左側に見え隠れする一ノ倉沢やマチガ沢などの谷川岳の岩壁が励みになる。  視界が徐々にひらけてくると

          まだまだ雪不足な白毛門

          縦走登山デビュー

          2023年11月25日 職場の同僚たちと毛無山から十二ヶ岳への縦走登山。 今回のメンバーとの登山は、一昨年の金時山、去年の北八ヶ岳に続いて3回目。 山のあらゆる楽しさを感じてもらうべく、プチ縦走を企画してみた。 🥾駐車場から毛無山 住宅街の中にある毛無山駐車場に車を停めて歩き始めた。正式な登山口は、その駐車場から数百メートル離れた県道沿いにあるけれど、そこまで行くのが億劫だったので、駐車場から直接ルートに合流した。  毛無山への登山道は最初が少し急傾斜で、中間で緩やかになり

          縦走登山デビュー

          雪山シーズンイン

          2023年11月18〜19日 今シーズン初の雪山ということで、 平標山から仙ノ倉山への縦走を目指した。 11月18日🥾登山口から平標山の家  平元新道を辿って平標山の家を目指す。この平元新道、序盤は傾斜が緩いが終盤になるにつれて傾斜がキツくなって九十九折りで登ることになる。階段が整備されている部分が多く、歩きやすいのはありがたい。  この日は雲が主役の天気で、途中で小雪が舞うこともあった。平元新道から振り返ると、正面には先月登った苗場山が平な山頂を覗かせている。  平標山

          雪山シーズンイン

          史上最高の大菩薩嶺で秋を満喫

          2023年11月3日 3年ぶりに訪れた日本百名山の大菩薩嶺。 秋色に輝く山を職場の同僚たちと ワイワイ楽しく登ってきた。 🥾上日川峠から大菩薩嶺文化の日、快晴の上日川峠は大混雑。 次々とやってくる臨時バスからは、 大勢の登山客が雪崩のように下りてきていた。 僕らも高速の大渋滞に巻き込まれて、到着が遅れ 駐車場に停められず、上日川ダム付近の林道に ギリギリで車を停めることとなった。 登山道を列を成して登り出す。 前も後ろも人だらけ、絶好の登山日和らしい景色が広がる。 序盤は

          史上最高の大菩薩嶺で秋を満喫

          秋色に染まる埼玉の秘境で四苦八苦

          2023年10月28日 昨年秋に起こった土砂崩れ以来、通行止めとなっていた中津川に至る道。 それが、今年の8月にようやく復旧して通れるようになった。 今回は、久しぶりにその道を通って埼玉の秘境である中津川へ。 赤岩岳から赤岩尾根を八丁峠までソロで縦走してみた。 🥾日窒鉱山から赤岩岳日窒鉱山の社員寮跡の手前、赤岩橋付近に車を停めてスタート。 廃墟となった社員寮を抜けて、登山道へ進む。 序盤は暗い針葉樹林の中をつづらを折って登ってゆく。 やがて赤岩峠に至る尾根に飛び出す。 山

          秋色に染まる埼玉の秘境で四苦八苦

          錦秋の山水画を見ながら甲武信岳へ

          2023年10月21日〜22日 バリエーションルートの鶏冠尾根から甲武信岳へ。 山水画を思わせる岩峰群の景色と紅葉のコラボが圧巻でした。 🥾鶏冠尾根から木賊山お馴染みの集合場所、道の駅みとみで師匠たちと合流。 西沢渓谷入口から東沢沿いに鶏冠谷出合へと向かう。 出合では渡渉を覚悟していたけど、水量が少ないおかげで岩伝いに渡れた。 ここで濡れるのは絶対に避けたかったので、慎重に渡った。 取り付いた鶏冠尾根は序盤から容赦ない急登が続く。 文句なしの快晴で、ゆっくり登っていても

          錦秋の山水画を見ながら甲武信岳へ

          秋の彩りと高層湿原を満喫

          テント泊プランを悪天で諦めて、苗場山日帰りに転進。 登りたいと思いつつも、機会を逃していた越後の名山。 名物の高層湿原と見頃であろう紅葉に期待が高まる🍁 🥾駐車場から神楽ヶ峰深夜から車中泊をして、朝6時にかぐら町営駐車場を出発した。 駐車場には続々と車が入ってきて、あっという間に満車になりそう。 まずは、舗装路を和田小屋に向けて登っていく。 気温は3℃。キンと冷え切った秋の空気が、 まだ寒さに慣れていない体を容赦なく突き刺す。 朝日が秋色に染まり出した山肌を見事に照らし出

          秋の彩りと高層湿原を満喫

          ソロテント泊でゆく、初夏の尾瀬②

          尾瀬でソロテント泊2日目🏕 今日は燧ヶ岳に登って、尾瀬ヶ原を歩いて帰る予定。 初登頂の燧ヶ岳、どんな山なのか楽しみだ⛰ 見晴キャンプ場から燧ヶ岳早朝4時、ヘッドライトをつけてテントを出発する。 明るくなるにつれて、鳥たちの声も大きくなってきた。 コルリ、キビタキ、オオルリ、コマドリ… 囀りのシャワーを浴びながら一人、森の中をゆく。 登山道には一合目から順番に看板がかけられていてありがたかった。 八合目の手前、そろそろ樹林帯が終わる頃になっていきなり雪が出てきた。 そこは、

          ソロテント泊でゆく、初夏の尾瀬②

          ソロテント泊でゆく、初夏の尾瀬①

          初夏の尾瀬で1泊2日のテント泊🏕 初日はハイキングを楽しんで、翌日は燧ヶ岳に登頂。 初夏の尾瀬を一人で欲張り旅した記録です。 DAY1(6月4日)・鳩待峠からアヤメ平  戸倉から満員のバスに揺られ、早朝の鳩待峠に降り立った。快晴の日曜日ということで、既に多くの人で賑わっている。ほとんどの人は、大きく「尾瀬」と書かれた看板の横から尾瀬ヶ原へ向かってゆく。  でも、僕はそちらには行かず、アヤメ平から富士見湿原を通って尾瀬ヶ原へ出るルートを選んだ。マイナーが故に人が少なく、静か

          ソロテント泊でゆく、初夏の尾瀬①