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史上最高の大菩薩嶺で秋を満喫

2023年11月3日
3年ぶりに訪れた日本百名山の大菩薩嶺。
秋色に輝く山を職場の同僚たちと
ワイワイ楽しく登ってきた。

🥾上日川峠から大菩薩嶺

文化の日、快晴の上日川峠は大混雑。
次々とやってくる臨時バスからは、
大勢の登山客が雪崩のように下りてきていた。
僕らも高速の大渋滞に巻き込まれて、到着が遅れ
駐車場に停められず、上日川ダム付近の林道に
ギリギリで車を停めることとなった。

車を停めた場所からしばらく林道歩き
紅葉が綺麗で林道歩きすら楽しかった

登山道を列を成して登り出す。
前も後ろも人だらけ、絶好の登山日和らしい景色が広がる。
序盤は傾斜が緩いので、まだ余裕があり
喋ったりしながらのんびりとゆく。
やはり、ソロと違って友達と話しながら登るのは楽しい。
あっという間に福ちゃん荘まで辿り着き、そこから
唐松尾根へと進み、さらに標高を上げていく。

福ちゃん荘を出てすぐの紅葉
どうやら、これが今日一番の紅葉らしいが…果たして。

徐々に足元が土からガレ場となり、斜面も急になってくる。
カラマツ林を抜けてしばらくすると、お待ちかねの絶景が!
黄金色のカラマツの先に聳える富士の山。
大菩薩嶺の代名詞とも言える美しい景色に一同感動!
本当に晴れてくれてよかった…この景色が見られてよかった…
今回、登る山をチョイスした身としては、
心の底から安心した瞬間だった。

この景色が見たかった!

登っていくにつれて、景色は良くなる一方。
富士山に加えて南アルプスも端から端まで綺麗に見える。

甲斐駒から白根三山、鳳凰三山、仙丈も見える

雷岩に着くと、ものすごい人の数…
ここは山頂っぽいけど、実は違うのよね。
「ここ山頂?」「いや、違うよ!」
他人のそんな会話が聞こえてきて笑ってしまった。
ひとまず山頂を目指すことにして、森の中を10分ほど歩く。
やがて、展望ゼロの山頂へ。
4回目の大菩薩嶺登頂!!

看板が二つに増えてる!

🥾大菩薩嶺から大菩薩峠

雷岩まで戻ったけど、やはりすごい人の数。
少し先のひらけたところで休憩することに。
まったり座って絶景を眺める。
ずっと見ていても飽きない景色。
つくづく、大菩薩嶺って良い山だなぁと思った。

いつまでも見ていたい絶景

ここからは楽しい楽しい稜線歩き。
右手に絶景を見ながら、草原の稜線を下っていく。
この草原の稜線も大菩薩ならではの絶景で、
僕が大好きな景色の一つ。
やはり、何度来ても良い!!

秋の稜線歩き

賽の河原を過ぎ、親不知の頭に立ち寄り大菩薩峠へ。
大菩薩嶺の方を見上げると、結構な標高を下りていることに気付かされる。
あまりその実感がないのは、ジワジワと下ってきているから。
そうしたところも、この大菩薩嶺の魅力だと思う。
下り立った大菩薩峠は、やはり人だらけだった。

下ってきた大菩薩の稜線
こちらから見ても美しい!

🥾大菩薩峠から上日川峠

広い登山道を上日川峠へ下る。
途中で見かけた秩父多摩甲斐国立公園の看板は、
かなり古いものらしく両神村や大滝村と書かれていて面白かった。
あっという間に上日川峠まで到着。
最後にロッヂ長兵衛で焼き芋をみんなで食べた。
焼き芋なんて何年ぶりだろう??甘くて美味い!
じゃんけんに勝ち、最後の一欠片をゲットできたのは
今年一番の幸運だったかもしれない笑

3週連続秩父多摩甲斐国立公園で登山した!
秋の味覚!!

🥾まとめ

個人的には4回目の大菩薩嶺だったけれど、
秋に登るのはこれが初めて。
心配していた天気も文句なしの快晴で、
秋の大菩薩を大いに満喫することができた。
自分自身も楽しめたし、何より嬉しかったのは、
一緒に登った友人たちが、大菩薩の絶景に
感動して喜んでいる姿が見られたこと。
これ以上ないような完璧なコンディションの中、
史上最高の大菩薩を堪能できた素晴らしい一日。
今回もおつかれ山でした⛰

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