先が読めないけど、どう向き合うかは決められる。
こんばんは。社会起業家/中小企業診断士の浜俊壱(shun1.hama)です。
このnoteでは、
「社会起業家/中小企業診断士っていいですね。」
「どうやったら独立できるんですか?」
「どうやったら経営は上手くできるんですか?」
「何をどういう風に考えているんですか?」
と、よく聞かれることを
自分の人生の棚卸しや日々考えていることの言語化を通してお伝えしていきます。
毎日noteを書き続けて、今日で619日目。3,000日チャレンジ達成まで残り2,381日。
今日は束の間の休息もないまま、チャット・電話・打合せの嵐。私の周りでもコロナ感染者が少しずつ増えてきており、早く落ち着いてほしいなぁと思う日々です。
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さて、本日のテーマは「先が読めないけど、どう向き合うかは決められる。」です。早速書いていきたいと思います。
VUCAの時代
あなたは、VUCAという言葉を聞いたことはありますか?
VUCAとは、一言で言うと「先行きが不透明で、将来の予測が困難な状態」を意味します。
ちなみに、VUCAは、こちらの4つの単語の頭文字をとった造語です。
V(Volatility:変動性)
U(Uncertainty:不確実性)
C(Complexity:複雑性)
A(Ambiguity:曖昧性)
どの時代もVUCAということなのかもしれませんが、特に今の時代は先が見通せないという状況ではないでしょうか。
・新型コロナウィルスの影響がいつまで続くのか。
・中国の情勢がどうなるのか
・じゃぶじゃぶにお金が刷られた金融市場がどうなるのか
・人口減局面にある日本がこの先どうなるのか。
・人口爆発している国によるCO2排出量増加で地球環境はどうなるのか。
第二次大戦後からの約80年間とは違う流れが始まろうとしているのかもしれません。
海底火山の爆発による影響
そして、先日、トンガ王国で海底火山が爆発したというニュースが入ってきましたよね。
一体、これがどんなことを意味するのでしょうか。
思い出されるのは、平成になってすぐに起きた米不足です。
私がまだ小学生の時でしたが、米不足を補うために輸入したタイ米が広く流通していました。
それを食べて、「タイ米はまずい」と言っていたことを思い出します。
でも、なぜこの平成の米騒動は起きたのでしょうか?
1993年の記録的冷夏は、20世紀最大級ともいわれる1991年(平成3年)6月のフィリピン・ピナトゥボ山(ピナツボ山)の噴火が原因で発生したと考えられている。夏の気温は平年より2度から3度以上も下回った。
出所:wikipediaより
そうなんです。
この時も火山の大規模な噴火による冷夏が原因で米不作になったのです。
ということは、来年の夏も同じ現象が起きるのではないでしょうか?
食べ物がないと、何もできない。
人が生きていく上で欠かせないものは、水と食料です。
平成の米騒動の時の日本は、国際的に見ても、経済的なパワーを持っていました。
そのため、不足した米を買い付けることができたと思います。
では、今回はどうでしょうか?
もしかしたら、他の国も同じ食料不足に陥った時、日本が調達できるパワーは以前よりも下がっているかもしれません。
そうすると、十分な食料が確保できなくなる。
となると、食料品や農産物がインフレを起こす。
でも、世帯収入は上がっていない。
つまり、食べるのに困る人たちが出てくる。。
そうなると・・・。
先を予測するのではなく、向き合う。
連想ゲームのように、これからのことを考えることは大事だと私は思います。
なぜなら、想定外を防ぐ可能性が少なくなるからです。早めに手を打つこともできます。
ですが、そもそも、先のことを確実には予測できません。
であれば、起きるであろう現実とどうやって向き合っていくか、ということが重要ではないでしょうか。
例えば、先程の米不足になるかもしれないという予測に対して、今のうちから米を備蓄しておく、一次産業に参入しておくことは今ならできます。
そして、考える時には、一人ではなくチームで意見を出し合うことが良いと思います。
きっと、もっといいアイディアが出てくることでしょう。
VUCAの時代、何が起きても不思議ではありません。
その時にどうやって向き合っていくかが不確実性の高い時代を乗り越えていける鍵になるのではないでしょうか。
・・ということで、今日はここまでです!
最後まで読んで下さりありがとうございました(^^)
明日も皆さんにとって、良い一日となりますように!!
まとめ
・VUCAとは、「先行きが不透明で、将来の予測が困難な状態」
・先のことを確実には予測できない。
・起きるであろう現実とどうやって向き合っていくか。が、不確実性の高い時代を乗り越えていける鍵。
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