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愛に飢えて愛を求めて愛を探す旅

順調に単位を取り切り、ゼミでグループで行う卒論も無事に はぶられて
研究内容も分からないけど自分のグループが一番進行が速く、教授から内容も完璧と言われて自動的に卒業できる状況となり、来年4月から社会に出る。
その前に自分の過去をここに留めておこうと思い書き連ねる。
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遡ること、22年前にある天才が生まれた。

幼少期はただ人が好きで、
どこに行っても時におねぇさん方にくっついては可愛がられていた。
そんくらい。(今と変わんねぇじゃねぇか。)

小学校に入れば様々なスポーツにチャレンジして、
新体操では200人が出る大会で2位を取り、サッカーではジュニアユースのセレクションを声掛けられて、ソフトボールではキャプテン兼キャッチャーとして市内大会2位を取った。ただの天才だった。
でも全部中途半端で長くは続かず、広く浅くが多かった。

小学校高学年からは父親から虐待された。
言葉遣いが気に食わなければ蹴り飛ばされ、馬乗りになって殴られる。
なんか気に食わなければ家を追い出され鍵を閉められる。
そんな夜には、コンビニでカップラーメンを盗み、スケボーをベットに自転車カバーを布団に家の近くの田んぼで寝る。寒さに耐えきれなければ田んぼの土を被せるか排水溝の溝で夜を明かす。

ここでうんちく先生、排水溝の溝って風を防げて暖かいんですよ。
土の布団と違って、足跡が響くから人が来たらすぐ隠れることができるんですよ。
皆さんも是非、機会があれば体験してみてください。


脱線したので話を戻します。

そんなこんなで、まぁ寂しいわけですよ。
当時に家の近くにトー横があったら毎日通っていたと思うけど、
まぁあるわけがないですよ。

周りの友達は家族でご飯を食べるし、欲しいものを買ってもらえて、
わがままが言えて、帰って来れる家があって。

なんとなく、特別でいたいと思いつつも、普通でいたいと強く願った。

そんな時に助けてくれた地元の仲間、おばぁ、田原のおじぃ
とても感謝してます。

中学に入ると、恩師の先生に、出会った。
子供に本気でぶつかって、合唱コンなどイベント行事では自らが熱中して取り組み、その熱が生徒達に燃え広がり学年が一体感を持つ。
一人一人への配慮も忘れずに、生徒の個性を活かせる行動をする。
休日には他の先生の手伝いをしていて、多分週7勤務だと思う。
初めて、かっこいい大人に出会い自分も変わりたいと思うようになった。

この出会いが無かったら、愛を求めて半グレにでもなってションベン刑を繰り返してたでしょう。

不良でも何でもいいから「何者」かになりたかった

高校は本気でソフトボールを頑張りたいと思い、お金の面で工面させてしまうと思い、泣きながら母親に頼み込んで私学の高校へ推薦で入学した。
しかし、夏休みに足を怪我して退部した。
初めて挫折した。

そして色々あって、TABIPPOに所属した。

類は友を呼びすぎた会 in福岡

そこからの日々は、家族と思える人たちに出会って
にぃさんねぇさんに揉みくしゃにされながらも、
目まぐるしい日々を過ごして、3年が経ち今に至ります。

この3年間は決して楽しいことばかりではなく、辛いこともたくさんありました。人が人を壊す瞬間も、助け合う瞬間も全て自分にとっては一つの"経験"でした。

この経験を通じて、自分は何をしたいのかを段々と分かってきました。

突然になるのですが、
僕は4月からウェディングプランナーとなります。

元々は全くの他業界への就職を考えていたのですが、
何となくで受けた説明会に感動して選考を進めていき、
最終面接で泣きながら、役員に「結婚式を挙げても離婚する家族はいるし、それを僕らはどうする事もできないけど、2人の人生の中で一番の思い出が結婚式であり、心の原点として"暖かい家族を繋いで行ってほしい"。」と自分の両親の話を交えてタメ口で本音を話した事を覚えています。

自分にとって"暖かい家族"って物が大きなキーワードであり、
自分は持つことができませんでした。
それに目を背けても誇りを持てる人生とは言えないなと思い
自分の過去に目を背けず闘い続ける事を取りました。

就活を通じて、自分の好きなこと、なりたい姿、たくさん考えましたが、

何もありませんでした。

今でも自分にピントを当てた未来はありません。

ただ僕は愛に飢えて愛を求めて愛を探す旅をしているだけなのかも
しれません。もういっそのこと、これを武器にして最大限に人に届けてあげられる仕事がしたい。それが僕の天職なのかもしれないと思います。
特別な経験があるからこそ、誰よりも強く強く言える事なんだろうって。

まなみはほんとうにいいやつ。

次回は『えいる君の過去に驚愕。。○○と関係が、、』でお会いしましょう。

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