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SESでの成長マル秘テクニック

こんにちわ株式会社SeeD代表取締役社長のshun@******です。今回は私がSESで仕事をやってきた中、どうやって成長スキル立場を作ってきたのかそのテクニックを載せていきます。SeeDってどんな会社という方はまずこちらからお読みください。↓

はじめに

この記事は劇薬です。もっともっと成長していきたい年収を上げたい、けどどうしたらいいか分からないと思っている人向けであり、そうでない人には不快になる可能性があるので即時に記事を閉じてください。

そもそもSESは成長できないの?

よく聞かれたり話題になる話ですが、結論からいうと社内に1~2つしかないような自社サービスや受託会社より、エンジニアとしてのスキルや経験という面に関してはSESの方が確実に伸びます。自社サービスが複数持っているような大きな会社に関しては同じ会社内でも部署異動できるのでとても良いですが、そうじゃない場合そこの当たり前以外を知る機会が限りなく少ないのでエンジニアとしての経験がまだ十分ではない人にはお勧めしていません。受託会社に関しては納期や、お金の事を学ぶ分にはとてもいいと思っていますが、より良いプロダクトを作っていきたいと思っているエンジニアや、スキルを伸ばしたいという人にはあまり向いていないと思います。
※当たり前ですが例外もありますしその人の現時点の能力や働き方、目指したいキャリアプランによるので一概に何がいいとかは無いです。

営業や現場の人たちは成長させてはくれない

営業さんは勿論より良い案件を持ってくる、サポートが仕事ですが直接成長はさせてくれません。現場の人たちもあなたの作業と時間という商品にお金を払っているのであって、できて当然ですしあなたを成長させてくれる義理はありません。(善意で成長させてくれる人は勿論いるけど当たり前じゃないということ)

自分のタスクはやって当たり前

面談でその人の能力を判断し適切なロールを与え作業をしてもらいます。それはできて当然でありそれすらできないのは論外です。現場が予算がない、PJが終わったなどの理由で数か月で現場が変わる人は当たり前の作業を当たり前にやるだけの人か、それすらもできていない可能性があります。単純にスキル不足なのですが本人には自覚がなく他責にしている傾向があるので考えられる理由を全て考え書き出しそれに見合う努力や勉強を死ぬ気でやってください。

自分のロールは自分で上げていけ

基本的には営業や現場の人は勝手にあなたのロールを上げてくれることはなくあなたができるであろう仕事をふります。何もできないと年数が解決してくれることはなくずっと実装だけ、設計だけ、上の人が作ったタスクだけをこなす人にしかならないので、別の現場に行くときも今まで通りの仕事やロールしか与えられません。「じゃあどうしたらいいの?」答えは自分で上げていくしかありません。私が経験しやってきたことを例にあげていきます。私は1年でフリーランスになりましたがなぜそうなったのかはこちらの記事を読んでください

エンジニア経験1年でフリーランスだったので実装~テストまでをやるロールとして現場に入りました。
担当以外の事をやる想定でお客さんは考えていなかったですが、ソースコードは見れるのでまずは自分の関わる以外のところのソースも含め全部を、朝早く出社して見たり、昼休みにご飯食べながら見たり、業後にもひたすら見てました。(もちろん残業時間はつけなかった)
自分はそれなりにコードを書くのは当時から自信があったので日々上がってくる上司たちのプルリクエストに対してコメントをつけるようになりました。
コードの書き方の部分や、他のソースコードとの兼ね合いで問題があったりするところ全てです。ただこれに時間をかけてはいけないと思い全て最速で見てつけるべきところだけにつけ自分のタスクには影響ないようにしていました。コメントつける所がない時も見ているよの意味でapprovalしてみたり、自動的にレビュワーが追加される設定を提案しついでに自分も含めてもらって通知がくるようにしていました。(ただ特に始めのコメントの内容でウザがられるか評価されるか変わるので最初は特に書く内容に気をつけてました)
その当時は自分はここまでできるよ、全体を見て作業しているんだよなどのアピールのためにやっていましたが色んな現場の面談を経験する中でソースレビューの経験の有無はよく聞かれるし重視されます。その時にやったことが無いというのではなく、やれる環境を自分で作り評価される人間になりましょう。
要件定義や技術選定についても同じです、私はまず今使っているツールやアーキテクチャー全て見て理解しようとしました。もちろん経験がなかった頃はわからない部分もたくさんあったしそれを使っている意図がわからないものがあったので、上司をランチに誘って聞いたりしてましたがみんな快く話してくれました。結果的に人に自信をもって説明できるくらい理解をし作れるようになりました。
上位層のMTGに関しても「興味があるので一回その場に参加させてください」、でも参加することによってリソースが少なくなり与えれたタスクが終わらない事がないように作業しながら参加するという形で提案すると快く承諾してくれてその後そこででてきた元の自分のロールでは聞けない話に参加することで自分の実際に与えられていた作業に実は関係していた少し上のレイヤーの仕事にも口を出せるようになり、最終的には様々なチームやPJのMTGで必須で呼ばれるようになり現場プロパーさんより権限や立場が上がっていき、自分がチームリーダーをやってその下にプロパーがいたり采配や、現場の面談を私がさせてもらうこともありました。
SESだからとか、〇次受けだから〇〇やらせてもらえないとかは基本的にはあなたの能力と信頼とアピールが足りないからやらせてもらってないだけで、もちろん例外はあると思いますがそう言っている人は私が言ったことやってきた事全部やってますか?

人に自信をもって説明できるようになるまで理解しろ

上記でも少し触れましたが、大事なところなのでもう一度です。面談では直近の作業内容やどんなPJだったのかを聞かれるでしょう。その時自分のタスクの事だけにフォーカスして喋ってませんか?担当してなかったのでわかっていませんとか言ってませんか?今入っている現場のソースコード全部見れるよね?アーキテクチャだって知ることできるよね?見ちゃダメとか言われたことありますか?最悪たとえ自分がやった作業ではなくても人に自信をもって説明できるようになるまで理解していると面談でもどんなPJだったかとか、どんなアーキテクチャだったのか話せますよね?そんな中で自分はここの作業を担当してやってましたと言うと「この子直接やってはなかったけどここまで理解して喋っているなら任せても大丈夫そうだし、そういう技術うちは弱いから知見があるならお願いしてみたい」ってなるんです実際。SESの良いところは色んな現場に関われることなので、自分の作業範囲の事だけやっているのは勿体ないです。自分の為に全部見ましょう。そうすることによって今の現場の力になるし、次の現場での力にもなるし何よりあなたの力になります。

単価が決まる2つの瞬間と勘違いしてはいけないポイント

単価は面談時、数か月~数年での単価交渉の二つでしか単価は決まりません。面談時は上記で言ったようなことを実践していると必然と上がっていきます。後者は勘違いしている人が多いですが、ただ時間が過ぎて交渉してくる人は最悪上がることはあるけどお客さんとしては不本意です、そして一番の勘違いはお客さんが善意をもってロールを上げてあげたのに「俺こんなことまでやっているのにこの単価じゃ不満だからあげて」もーーーーーーーまじでこれは勘違いです。まずそもそもなぜロールが上がると単価が上がるのでしょうか?お客さんの立場になって全てに「なぜ?」と自分に問いかけてみてください。
「だってロール上がったから」
「なぜ?」
「今までの作業+これもやるようになったから」
「なぜ?」
なぜプラスで何かをやるようになったら単価が増えるんでしょうか、私はそうは思いません。
これはここでは深く書きませんがお客さんが納得してお金を出してくれるための理由付けや説明、理論を考えひたすら「なぜ?」を繰り返してみてください。

年収を上げる2つの方法

自分のスキル、単価を上げるコツを書いてきましたが実際のところそれだけやってても年収も勝手には上がっていきません。なぜ?という所はまた別でマネーリテラシーのnoteを気分で書くのでここでは深追いはしませんが、簡単な方法2つだけ紹介します。

1.今の会社に「給料上げて」と明言すること
結局のところ思っていても直接言わないと相手には伝わりませんし事業にもよりますが基本的には会社は優秀な人をなるべく安く雇いたいからです。明言することによって上げないといけないと意識をさせましょう。「会社はそれを社員から言われる前にやらないとだめだよねぇ~」とか環境含め全てを会社のせいにして愚痴だけを言う人はいますが結果的にそれで一番損しているのは自分自身なので自分の生活や将来は自分で動かした方がいいと思います。(SeeDではそういうことにリソースを割くのが得策じゃないと思ったので単価連動で給与が決まります)
それでも変わらない場合またはそれすらストレスな場合は↓↓↓

2.転職する
これが実際のところ一番簡単で楽です。ジョブホッパーに関しては同意できませんが私は転職自体は悪だとは思いません。SES企業に関して入る前に中が見えないとか給料が実際にいくらになるか分からない(社長や人事の気分で決まる)とかはリスクを下げるためには回避した方がいいと思っています。リファラルや全てを公表している所の方がリスクは少ないです。

最後に

ここまで見てくれてありがとうございました。
一般論ではなく私がやってきたこと、思っていることベースで書いているだけなので何か少しでも為になったとか、これを読んで実践してみて今までよりも成長できたという人が一人でも多くいたら嬉しいです。
SeeDではこういった話や一人一人のサポートしていく会社なのでもし興味が沸いたり今の会社に不満やある人は気軽にDMかHPから問い合わせしてきてください。

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HP
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