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日記

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内向型・境界性パーソナリティ障害・アダルトチルドレンなどの特性を持つ週末ひさこの日々の日記です。生育歴については、自己紹介記事をご覧ください。基本は在宅で仕事、東京で極力人に合わ…
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誰も私を見ないでほしい(6/15日記)

今朝は朝7時から撮影があった。本名の本業のほうでは、ありがたいことに撮影の構成・ライティングの仕事をいただけたりしていて、例えばモデルさんの撮影とかファッション系の撮影もしたりする。苦手だ。 こういう撮影は、だいたい朝が早い。なんでだろう、モデルなのかカメラマンなのか誰かに別件が既に入っていることが多くて、その時間に合わせるから自ずと早い時間になる。会社員時代のときには朝6時の撮影も経験したことがある。 久しぶりに朝の電車に乗った。電車に乗るとほんとに世の中の縮図が見えて

コーヒーは薄めてもいい(2024年1月の日記)

■1月10日 水曜日  もやもやとした気持ちを持っている。体調が悪い。気圧のせいか?寒さのせいか?今日もあまりこれといった仕事がなく、ゆっくりと時間が流れる。今日友達と17時に待ち合わせがある。それが少しプレッシャーである。今月、誘われている幼馴染の会がひとつ、新年会をしましょうと誘われている飲み会がふたつ。それらのことを考えると少し気が滅入っているのかも。漠然とした不安。  朝入れたコーヒー(タンブラーにイン)がどうしても苦くて、昼頃お湯を沸かして薄める。前に仕事したモデル

最新のできごと(5月上旬)

■生きてける理由(5月6日)  オットの友達は「俺は奥さんのことが大好きで、もし奥さんが死んだら生きていけないけど、もし奥さんとの子供がいたら生きてける理由になるなぁと思って」と言って来月から妊活するらしい。なんかビビッときた。 ■精神疾患マザー(5月8日)  オットの帰宅が遅くなる日があり、大暴れ。壁を殴り、手が腫れあがった。オットの服も破壊。5分後に大泣き、大後悔。こうやってパニックの発作が出るたびに自分のことをコントロールできたらどんなに楽だろう、と思う。 「こんな暴

心の変化(2022年3月〜4月中旬までの日記)

■涙が止まらなくなることが3月後半から4月の頭にかけてあった。3月から死にたい気持ちが止まらなくなることが増えた。自分なんて必要ない」というより、他人と比べて落ち込み、「もう死ぬことしか選択肢がないな」という感じ。もうむせび泣くような泣き方はしたくないなあと思う。 ■死ぬには種類がある。「つらい」「しんどい」という負の言葉の最上級として安易に口に出す「死にたい」と鬱状態から来るほんとに消えて無くなりたい「死にたい」。私はこの二つを使い分けてるような気がする。 ■大好きなT

「女だったらこの仕事やってない?」(3月中旬〜4月上旬の日記)

■3月中旬の金曜日  午後からある取材があり、とても緊張して起きる。午前中に原稿を完成させて送る。約束の時間に行き取材が始まるや否や楽しい時間がすぎるから不思議である。  人に話を聞く仕事をしていると思うのが“話すのがうまい人”と“準備したことしか話せない人”がいるということだ。もちろんアドリブ的に話ができた方がいいのかもしれないけれど、インタビュアーとしては話すのが苦手な人でも話したくなるような雰囲気を作ってあげるのも仕事だなと思った。 夜はそのまま取材先の人とご飯を食べ、

最近のできごと(2月中旬)

■2月9(日)  ありもしない想像ばかりする。子供を産んだら子供が山で遭難してその後虚しく我が子を探し続ける人生を送るとか。このまま誰にも愛されないとか。子供のまま大人になれたら生きやすかったのかなとか。何もないのに泣けてくるなぁと思ったので、せっかく泣くならと近くの公園まで来て天を仰いで泣いた。  少しスッキリしたが、この気持ちを同じ病気の人と共有したいんだと思った。つぎ、精神科のジャコペン先生の診察の時、自助グループに行きたいと話をしてみよう。あと近々カウンセリング予約

最近のできごと(1月)

■1月中旬① Lサイズのコーヒーを買ったのに間違えてMサイズのボタンを押してしまい若干損をする。そういう人生さ。 ■1月下旬② 大学の時の友達が私の書いた記事を見たよ、と連絡してきてくれた。流れで近況報告みたいになり、「春に母になる」と言われた。もうすぐ31歳。そうやって周りの女友達が別のステージに行くことは当たり前か。 私みたいな、過去に婦人系の事故があって、さらに今自分をノンバイナリーだと辞任している女の人間は、出産適齢期をどう過ごせばいいんだろう。 未だ、産むのはまだ

最近のできごと(12月初旬)

■11月30日   11月末に、念願の精神病院に行った。もう1年ぶりだったので「再診ではなく初診扱いになる」と事前に電話担当に言われており、初診の日に行った。しかし事件が発生。なんと「初診扱いなので、ジャコペン先生(私の主治医)に診てもらえるかわからないです」と事務員と看護師に冷たく言われた。精神病患者をなんだと思っているのか。たしかに1年ぶりの通院だが、それはジャコペン先生に「寛解に近いから毎週じゃなくて気が向いたら来るでいいよ」と言ってもらっていたからで、通院しなかったか

最近のできごと(11月最終週)

■11月23日  寝すぎて14時過ぎに起きる。ひょんなことからオットと喧嘩をして17時ごろまでへそを曲げて、ごはんも食べずにベッドに籠もってしまう。  喧嘩をしているときは、この人とあと何十年も一緒にいるのかと本気で絶望する。そういう感覚は幾度も味わうが、喧嘩が終わるとお互いにケロッとしてしまう。いいのか悪いのかわからないが。  ちょっと落ち着いてきたところで、再び怒りの気持ちがコントロールできなくなり、壁を殴る。すごく痛い。怒りの理由は、数年前にプレゼントしたブーツをオット

接待とファッション(10/20日記)

■大人数の撮影があると次の日絶対に動けなくなる。人に会える許容量をがくっと超えてしまうからだ。ずっと涙袋に涙が溜まっている状態がここ数日続いている。先日の撮影では、あたしが苦手なおしゃれ系ファッション業界人がたくさんいたのと、ホモソ体育会系男ノリの男性がたくさんいたのが特に嫌だった。奴らは、いかに自分が子育てに参加しているのかを自慢し、経歴職歴手掛けたプロジェクトを自慢し、撮影に責任なく口出しをし、何かうまくいかなかったらカメラマンやライターや自分の後輩の不手際のせいにする。

ミスド探し(10/14日記)

■中耳炎になった。めん棒のやりすぎとAirPodsのつけすぎで蒸れたのが原因なので自業自得の結果だ。“その先にある何かを掘り出したくなる”――そんな癖は小さいころからあった。小中学生の時もめん棒のやりすぎで外耳炎と中耳炎を繰り返した。今回の中耳炎も20年ぶり10回目。馬鹿を見ているのにそれでも耳の中をえぐるのをやめられず、他にも、へその穴のごまを取って赤く腫らしたり、頭皮を掻きむしってかさぶたを無理やり作り、さらに髪の毛をかき分けて出来たかさぶたやフケを爪でえぐったり、みたい

最近のできごと(9月)

■私はライターなので基本的には出版社の担当編集に雇われるのだけど、その中で嫌いな編集者がいる。50代で念願かなって編集局に配属されたというその人は(それまでは広告とか宣伝とか別の部署にいたらしい)当たり前だけど恐ろしいほど仕事ができない。普通だったら20代前半で叩き込められる編集の知識(編集者としてのマナーとか、入稿の方法とか赤字の入れ方とかそういう知識含めて)がないのに年だけ取っちゃったもんだから、たぶん編集部からも教えてもらうこともできていないし、年齢が大切な指標みたいだ

最近のできごと(8月が終わる)

 時間がほしくてジョブチェンジをしたいと思っている。本が読みたい、著名な小説家の記事を読みたい、新聞記者が書く文章をそのまま読みたい、読書を体系的にしてみたい。映画が観たい。 大学は、何を学んでいいのかわからずとりあえず社会学部に行った。結局授業にはあまり出ず、学ぶことから逃れて、課外活動ばかりを行ったことを少し悔いている。こんなに何かを勉強してみたいという気持ちをないがしろにしたくなくて、仕事ということを理由に、自分の精神的な弱さを理由に、学びたい。いちばん学びたいっ

あたしもあたしが死んだかと思ったよ。(最近のできごと〜6月上旬まで)

■note全然更新しなさすぎたのは死んだわけではなくて、なんとなく書くことから遠ざかっていた。メンタルが安定している=書かなくて済むではないので、ほんとうになんとなく。普通に死にたい日もあったし、イケイケな日もあったし、ほぼ躁鬱っぽく生きていた。最近私が「死にたい」とつぶやくと夫が「タニシ!!(死にたいを文字って)」とかぶせ気味に言ってくれるのでなんとかなってる。 ■東京出身の私と九州出身の夫。今は東京住み。コロナ渦丸二年、夫の実家に帰ってない。理由は「俺たちが原因で誰も殺