最近のできごと（2月中旬）
■2月9(日)
ありもしない想像ばかりする。子供を産んだら子供が山で遭難してその後虚しく我が子を探し続ける人生を送るとか。このまま誰にも愛されないとか。子供のまま大人になれたら生きやすかったのかなとか。何もないのに泣けてくるなぁと思ったので、せっかく泣くならと近くの公園まで来て天を仰いで泣いた。
少しスッキリしたが、この気持ちを同じ病気の人と共有したいんだと思った。つぎ、精神科のジャコペン先生の診察の時、自助グループに行きたいと話をしてみよう。あと近々カウンセリング予約も入れようと思う。話がしたいのかもしれない。最近はパーソナリティ障害の症状がよく出る気がする。
■2月10日
みんな私のことが好きになる。という感情の一方、居場所はない嫌われてるとも思う。ずっと一人で誰にも干渉されたくない気持ちと誰かと話したい家族以外の誰かと共感したいという気持ちが二極化してる。
誰かに相談できないんじゃない。相談してその人に依存するのが怖いんだ。依存するのが怖いから話し方も表面的になるし、本心を話せない。
■2月12日
夫、妻、男、女目線の何かに自分がついていけない。性別がない私はカテゴライズされるのが苦手だと思う。ふとした時に「出産をしたら女として、母として、のカテゴライズされることが不可避」ということを想像してまた萎える。無駄な想像力を使ってまた自分を疲れさせてしまう。
フリルやレースのついたブラジャーは捨て、スポーツブラのようなものに揃え直したいと思ったが、ネットで検索してもなかなか好みのデザインがない。ボーイッシュなブラジャーの数が少ないな。
■2月13日
ここ最近の不調から、嫌なことは先に片付けたほうが性に合っているのではと気づき始める。在宅ワークを始め、コロナと節約のおかげで家で仕事をすることがいたについてきた。そのせいで、どの時間帯でもパソコンを軽やかに開けるようになった。自分を少し褒める。
自分を表現したいという気持ちと、でもそれがうまくできないという気持ちがあるので、「誰か私をうまく料理してくれ」とまた想像する。私の手綱を握れる誰かに出会いたいとすら思ってる。
■2月14日
もっと楽な生き方もあるんじゃないかな、みたいなことを考えていると全思考が虚無化する。銀行の前ですれ違った人を見て「この人もいずれ死ぬんだな」みたいなことをひたすらに考えていたな。
今日は3駅先までオットと歩き、ベローチェで200円のコーヒーを飲んだ。歩いたおかげで体は心地よい疲労感。コーヒーの熱さがさらに身に染みて心の底からほっとする。いま熱を持っている。内臓がフルに動いていると実感するのは決まって午後15時半くらいだ。
世間はバレンタインだった。昨日チョコパイをスーパーで買ったし、うちはいいよねという話になったけど、帰ったらチョコが用意されてた。近所の洋菓子店で買ったチョコアソート。
■2月15日
通院日、ジャコペン先生と会う。落ち込むと地の果てまで泣いて不安がる。想像力を発揮して、ありもしないことを緻密に妄想してまた落ち込んです。
という話をしたら、
「最近走ってる？」と言われた。
週に2回は走ること。集中して他のことを考えない時間が必要。そう言われて腑に落ちた。
わたしは無駄な空想をする時間が多いのだ。赤毛のアン＝シャーリーみたいに、楽しい方向の空想ができればいいのにねと思うがそう簡単にはいかない。
「先生、人生に絶望したらどうすればいいですか」
そう先生に聞くと、
「人生とは、自分をわかっていく工程だよ」
とジャコペン先生は言った。
わたしが絶望するのも必然で、それは自分へ理解を深めるためのこと。今悲しいことも"偶然ではない（必要な必然）"と思えるだけで、無駄ではないと安心できるかもしれないと思った。
ジャコペン先生は
「小さな幸せを自分に実感させることも大事だよ」
という。
引き続き、「すごいね！」「幸せだね！」「おいしいね！」を口に出すことは続けていこうね、と。音から耳に入れ、脳に達して、わからせる。自分は幸せなんだと。
嘘じゃなく、本当は"幸せ"と思う瞬間はあるのに、絶望タイムに入ったわたしは「わたしは幸せなんかじゃない…」とかまた私は言い出すから日頃から肯定感を上げる癖をつける。
薬をもらって、また一ヶ月後に行く。
今月、カウンセリングも受けにいくからいい調子。
■2月21日
先週、週2で走ったら調子が良かったので、午前中の仕事を終えてから近所を走る。お昼を食べたあとすぐ走るとお腹が痛くなる。5分走✕2回。
仕事先でインタビュー後、「ひさこさんと話しているとついつい話し過ぎちゃうんですよ」と言われる。ライター冥利につきる・・・。絶望モードになると何も耳に入らなくなるから、今度他人に言われて嬉しかった言葉リストを作ろうかな…
今度一人暮らしするタイミングがあったら猫を飼いますね！！