最新のできごと（5月上旬）

■生きてける理由（5月6日）
　オットの友達は「俺は奥さんのことが大好きで、もし奥さんが死んだら生きていけないけど、もし奥さんとの子供がいたら生きてける理由になるなぁと思って」と言って来月から妊活するらしい。なんかビビッときた。

■精神疾患マザー（5月8日）
　オットの帰宅が遅くなる日があり、大暴れ。壁を殴り、手が腫れあがった。オットの服も破壊。5分後に大泣き、大後悔。こうやってパニックの発作が出るたびに自分のことをコントロールできたらどんなに楽だろう、と思う。
「こんな暴れ馬みたいなあたしみたいなメンタルが子供を産むことなんてできないね」
　オットにそういうと
「いや、産めるよ。ただ俺とひさこちゃんの2人が、俺と小さい子供とメンタルの弱いひさこちゃんの3人になるだけの話だ」
　と言われた。オットの柔らかい思考に乗っかって、ただ人が増えるだけとシンプルに考えたいな。精神疾患マザー。あたしみたいなモンスターが親になったら毒になるだけだよ、と言ったら「何者かになろうとしすぎ。親に期待し過ぎ」だって。

■ゴールデンウィーク（5月上旬）
　ゴールデンウィーク、今までの人生でいちばん休めたかもしれない。祖父の見舞いに行き、友達と会ったり、オットとふたりで過ごしたり。これまでのゴールデンウィークはいつも仕事があったからなぁ。書籍の仕事はゴールデンウィーク進行といって、世間が休みの分、フリーや下請け側が休み返上で仕事していたのです。

■職業ライターの友達（5月上旬②）
　仕事感についても、ゴールデンウィーク中に会った友達の影響で更新されていってる。本当はもっと仲良くなりたかったけど物理的な理由で仲良くなる機会を逃していた友達と8年ぶりに会った。彼女もフリーランスのライターで、私とはジャンルが違って企業案件が多いタイプのライターだったけれど「お互いないものねだりだね」って言いながら不思議と称えあった。
 「会社員になるつもりない。ずっとフリーでやっていくつもり」とその友達があっけらかんと言うのをみて、フリーランスに自信を持っていいんだと思えたのだ。生意気すぎて組織なんて無理だもん、と強強な発言をする友達は私とは違った理由で組織に向いてないみたいが、組織を選ばなくたっていいよね。
　最近私は企業系のライター職に興味があるので、ランサーズにライター登録をするだとか、ライター履歴書はペライチで書くだとか細かいことも教えてもらった。
　ちなみにその日食べたタイ料理、私ほとんど食べられずに残した。うれしいと胸がいっぱいになって人の前で食事ができなくなる。なぜか。

■認知のゆがみ（5月上旬③）
1年間手紙の返事が書けなかったおしゃれな友達に返信を書くことができた。去年結婚祝いと称して贈り物と手紙をもらって以来、1年間返事ができなかった。また私の認知の歪みが原因で「おしゃれな友達にはおしゃれなお返し品を選ばないと嫌われる」「おしゃれな友達はひさこのことをセンスないと思ってひさこの悪口言うに違いない」などと明後日の方向で悩み続け、1年間モヤモヤを抱えたままで過ごした。結局avedaのブラシを選んでお菓子とコーヒーと共に贈るという超ベーシックな形式をしたのだけど、おしゃれな友達はめちゃくちゃ喜んでくれたし、あたしの悪口なんて何にも言わなかった。
　歪んでいる。友達のことをもっと信じればいいのに。というかそんな最低な友達を頭の中の妄想で作り出してるのは私だけなんだけどな。
　今度そのおしゃれな友達と火鍋を食べに行く約束をした。久しぶりに会えるので楽しみ。楽しみという感情が自分の中に素直にあるのがうれしい。