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欠けていることで、満ちている。


人は通常、褒められたことや
素晴らしいと言われた部分を大切にする。

当たり前だと思う。

けれど
欠点として指摘されてしまった部分や
自分でダメだと思っているところは
どうにかして、なくそうと頑張る。

光があれば闇があるように
どちらか片方がなくなれば
もう片方も存在出来なくなってしまう。

つまり、
闇も光と同じくらい大切な一部だということ。

ダメだと思う部分や欠点があるからこそ、
もっと言うと、
欠点が「その部分」であるからこそ
完璧なあなたがいる。

そのバランスがあなたを完璧にしている。

欠点を無理になくそうとしたり、
誰かの真似をしてカバーしようとすると

その完璧だったバランスが崩れ
忽ちおかしなものになる。

このバランスを
自分でよく知ることが大切。

仲良くなりたい相手や、
好きな異性がいたとしたら

その相手を深く知ろうとする前に
もっともっと自分をじっくり見てあげること。


たぶん、対象は人だけではなく
職業や物にも通ずることだと思う。

「私」は
何が好きで、何が得意で、何が苦手で、
どんなことに心あたたまり、
どんなことに心傷めるのか。

最も理解すべきは自分。
私という唯一無二の存在。


物事や出来事を一体どんな風に感じる人なのか。

その感性を自分でどう活かしていくのか。
どう扱っていくのか。

だから
長所は短所、短所は長所と言われるのだと思う。

すべては自分の扱い方次第。

素晴らしいと思う自分の「この部分」は
他人から見たら微妙かもしれない。

でも、そんなの一切関係ない。

家族友人恋人、他の誰でもなく
常に「自分」の感情をコンパスにして
何事にも向き合っていくことが

本当の豊かな生き方なのではないかと考えている☘️


*SHUKU*

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