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エントリーシート対策は内定への近道!?
※当記事は約6分で読めます【約2,300文字】
1. この記事を読んでほしい人
この記事は、下記のような人に読んでほしい記事です。
①書類選考を通過するために、エントリーシート(後述ではESと記載します。)に書く内容を一生懸命考えている人
②面接までは進めるけれど、面接でことごとく落ちてしまい、悩んでいる人
突然ですが、実は就職活動において、ESの完成度をどこまで高められるかが、内定獲得に必要な要素の70%以上を占めていると思っています。
というのも、面接においてほぼ必ず聞かれる質問が、
①自己PR
②志望動機
の2つです。
そして、ESにおいて最も重要な2大テーマも「自己PR」と「志望動機」です。
この2大テーマさえどんな変化球が来ても答えられるようにしておけば、面接はクリアできます。
ちなみに、先ほど70%と申し上げたのは、その他、WebテストやGD(グループディスカッション)、ケース面接など実技的な選考も存在するからです。
2. 本当に「自己PR」と「志望動機」だけでいいの?
「他にも色々と質問パターンはあるんじゃないか!?」という反論もあるかもしれません。
その点について少し触れておきたいと思います。
・「自己PRをしてください」
・「長所は何ですか?」
・「短所は何ですか?」
・「あなたの強みを会社でどう活かすか?」
・「学生時代力を入れたことは?」
・「挫折経験は?」
・「周囲からどんな人だと言われますか?」
・「一番嬉しかったこと/辛かったことは何ですか?」
こうしてみてみると、これらは全て自己PRの延長線上で、変化球の一つです。
また、
・「他社ではなく、当社を志望する理由を教えてください」
・「就職活動の軸を教えてください」
・「これまでの人生で最も困難だったことは何ですか?」
・「当社で実現したいことは何ですか?」
・「将来、やりたいことは何ですか?」
・「学生時代に学んだことを会社でどのように活かしますか?」
・「この業界を選ぶ理由は?」
こちらは全て志望理由についての変化球だといえます。
その他にも
・「最近読んだ本は何ですか?」
・「特技や趣味は何ですか?」
等、例外の質問はありますが、それらはおまけ的な感じなので、その辺りのみ個別に答えを用意しておくといいでしょう。
つまりは、結局、企業が一番知りたいのは、「自己PR」と「志望動機」なんです。
なぜ、その二つなのかということについては、以下の記事で詳しく紹介していますので、気になる方は是非読んでみてください。
3. エントリーシート対策は内定への近道!?
ここまで述べてきたように、面接はESで書いたこと(特に自己PRと志望動機)を元に深堀される場であるため、予め答えの引き出しを整理しておく必要があります。
そして、その引き出しの整理をするべき段階がESの内容を考えるときなのです。
厳密にいうと、ESを書くにあたって、
自己分析や企業研究をする時こそが自身を構成する要素の引き出しの整理
をするべき時だと考えています。
自己分析や企業研究のおススメ方法については別記事にてご紹介します。
面接前になって、改めて質問のパターンごとに答えを用意する人が見受けられますが、これを前提としている人に限って、面接でことごとく落ちています。
本来は、ESと面接の内容は密接に結びついているものであるはずなのに、バラバラで考えてしまうがために、一貫性に欠けてしまい、軸がぶれてしまっているような印象を人事に与えてしまうからです。
つまり、質問の全ては自分についてなので一貫性があって当然なのに、人事からすると、質問を重ねていくたびに、一人の人物像を描くためのピースが当てはまっていくような感じではなく、いろんな種類のパズルのピース(情報)を与えられているようで、その人のイメージが鮮明にならないのです。
その結果、人事が知りたい採用の判断基準(この判断基準については、先ほどご紹介した記事に詳しく書いています)として十分な情報を伝えることが出来ず、不合格通知(お祈りメール)というシナリオを迎えてしまうことになります。
だからこそ、「面接がなかなか通過出来ないんです」とうい相談を受けたときには、この点について私はいつも着眼点を置くようにし、具体的なフィードバックをするにあたり、提出したESをまず見せてもらうようにしています。
つまりは、ES対策を徹底的にしておけば、面接の準備は出来ているに等しく、面接対策をしたい人はESを見直すべきだということです。
4. 面接では何が採用基準となっているか
ここまでで、ESと面接は切っても切れない関係であり、また、そのうえで「自己PR」と「志望動機」が大切であることをご紹介してきました。
また、
ESの対策を徹底的にすることこそが面接の対策になる
という当記事で一番伝えたかった内容についても既にお話ししました。
しかし、これだけだと、ボトムアップ的な発想で論理の飛躍があるので、トップダウン的に面接において人事が評価している要素について下記に記しておきます。
<人事が評価している要素>
(1)視覚や聴覚情報による印象
(2)質問に対する回答の合理性、納得感、熱意
この2点です。この2点のうち、当記事では特に「(2)質問に対する回答の合理性、納得感、熱意」について触れてきました。
「(1)視覚的情報による印象」についての説明は、下記記事にてまとめてますので、気になる方は読んでみてください。
5. まとめ
徹底したES対策は面接対策になる。また、面接対策を考える際、ESを見直すことが重要
であるということを伝えてきました。
だからこそ、どの企業の選考にも含まれるESおよび面接の突破のために、「自己PR」と「企業研究」の深堀が重要であり、これをクリアすれば就活の70%の準備を終えたと言っても過言ではないでしょう。
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