⑨筋肉の成長を手助けするインスリンについて

糖尿病で有名なインスリンとは

皆さんがご存知のインスリンは膵臓のランゲルハンス島β細胞から出る体内で唯一血糖値を下げるペプチドホルモンの一種です。
他に筋肉、肝臓、脂肪細胞など糖質が必要な細胞に栄養を送る役割。

筋肉を成長させる為のアナボリック(合成)ホルモンとも言われています。
またα細胞からはグルカゴンができてこちらは血糖値を上げるホルモン。

インスリンヒエラルキーとは

インスリンにはヒエラルキー(階層)があり、筋肉>肝臓>脂肪細胞という優先順位で送られるが肥満、運動不足などで優先順位が変わってしまう。
また余分に摂ってしまった糖質が脂肪細胞にいってしまう。

筋トレをすると筋肉内のグリコーゲン(ブドウ糖)が枯渇しそれを回復する為に筋肉に栄養が優先になるという仕組み。
この状態をインスリン感受性が高いと言う。
その結果、筋トレは糖尿病予防にもなる。

糖尿病がなぜ現代の人に多いのか。


もちろん運動不足もあるが、充分に食事から栄養(特に糖質)を摂れているのに砂糖入りのお菓子、果糖ぶどう糖液糖などの入った清涼飲料水(コーラ、午後の紅茶、ポカリスエットなど)などを加えて摂取していることが原因でもある。

その結果インスリン抵抗性が強くなり糖尿病などの病気を引き起こす。

アルツハイマー型認知症との関わり

アルツハイマー型認知症は様々な原因があるが、3型糖尿病とも言われていて脳のインスリン抵抗性が強くなると脳が上手くブドウ糖を使えず、栄養不足の状態になり、認知症のリスクが上がったり、精神が不安定になったりするリスクが上がる。

果糖は特にインスリン抵抗性を引き起こしやすく、普段使っている砂糖はブドウ糖と果糖をくっつけた物なので量に気をつけるべき。
お米などからしっかり糖質を摂れているのであれば料理に使う砂糖をラカントに置き換えるなど工夫が必要です。

超重要!!糖質は敵?味方?

糖質は量とタイミングさえ気を付ければ害はないので(寧ろ味方になってくれる)無闇やたらに糖質制限をしない事が重要。

また糖質制限が長ければ長いほど糖質をエネルギーとして使う耐糖能(糖をエネルギーとして使う能力)が下がってしまい、これも糖尿病など様々な病気のリスクにつながる。

ダイエットジムなどですぐに糖質制限をさせる無知なトレーナーには注意するべき。

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