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【第11回】「Euronext Vigeo Eiris World 120 Index」について

こんにちは! shuhigashiです。
第11回目の投稿は、NYSE Euronext社(米国)と、ESG調査会社であるVigeo Eiris社(フランス・英国)による指標「Euronext Vigeo Eiris World 120 Index」について、調べたことを纏めて書いていきます。

以前の記事で、ROESGランキングで世界56位(日本勢1位)の花王から学べることについて書きましたが、その中で「外部評価がオンパレードである」点が学べることの1つであると述べました。何とその数24個。笑
ですので、今後はその外部評価を1つずつ調べながら記事に纏めていくことにしました。今回がその第5回となります。

それでは、宜しくお願いします!

1.「Euronext Vigeo Eiris World 120 Index」とは

欧州、北米、アジアパシフィック地域における、環境、社会、ガバナンスの観点で優れた企業上位120社で構成されるインデックスです。

2.「Euronext Vigeo Eiris World 120 Index」を調べてみる

「Euronext Vigeo Eiris World 120 Index」のデータを実際に調べてみることにします!現時点で最新である2020年5月時点の構成銘柄一覧はコチラより確認できました。尚、掲載されているファイル形式がPDFのためExcelに変換し、サクっとデータ分析します。

会社数:120

まずは、日本企業を一覧にします。それがコチラです。21社です。

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恐らく、順番は会社名(Issuer)の昇順(A~Z)だと思いますね。英語だと会社名が直感的にわかりにくい。。笑
これまでの記事を見ていただいてる方であれば、「イツメン」って感想を抱きますよね。他のインデックスと同じような企業名が並んでます。

では次に国(Country)別で分析します。それがコチラです。

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日本、会社数でいうとフランスと並んで同率1位じゃないですか!ニホンすごいぞ!アメリカよりも勝っているとは。

次にセクタ(Sector)別での分析です。
と言っても、上記のリンクの構成銘柄一覧の資料に記載のものを引用します。それがコチラです。

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「Electric & Gas」と「Diversified Banks」が同率1位ですね。ちなみにこのセクタの日本企業は次の通りでした。4社が該当します。

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ゆうちょ銀行、みずほフィナンシャルグループ、三井住友トラスト・ホールディングス、そして、大阪ガス。

大阪ガス来ましたね。元祖データサイエンティスト集団を作り上げたことで有名な企業ですよね。以前の記事でも記載しましたが、「大阪ガス」で現代でいうところのデータサイエンティスト集団を作り上げたと言われる河本氏(現在は滋賀大学データサイエンス学部教授)の書籍の読書感想文を今後記事にしたいと思います!

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紙の本

3.どうしたら選ばれるのか

選定要件は次のようでした。

欧州・北米・アジア太平洋地域の時価総額上位1,500社

いつもの「時価総額」ですね。笑
そりゃそうですよね。世界規模ですから。感想は割愛致します!!

4.最後に

どのインデックスにしてもそうですが、それぞれの方法論?ルール?なるものによって、選定されているようですが、詳細がよくわからないのがちょっと…。
※調査会社から該当企業へアンケートやeメールで情報収集したり、調査会社が該当企業のIR情報などを見て評価したりと、調査会社ごとに評価の仕方が違うみたいです。
⇒それ自体はいいんだけど…一体自分たちは何を頑張ればいいのやら。笑

次も頑張って調べて記事にしていきますよ~

次回は、「ECPI Global Ethical Equity Index」について記事にします!


~行動は今日からはじめる!~
それでは頑張っていきましょう!

最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
以上です。

Thank you!