伊賀牛を食し、蔵サウナでととのい、友人や家族と語らいたのしむお宿の紹介【設計実績紹介】
お盆休みが終わりましたね。
南海トラフ地震の注意喚起があり、旅行の予定をキャンセルするなど、例年と違った移動の少ない過ごし方をした人も多いのではないでしょうか。
ところでお盆休みっていつなんでしょう。
暦の上では祝日ではないため、お役所は営業していて、現在進行している旅館や飲食店の営業許可に関する打合せはできました。公務員の方はお盆休みはないのかしら。
結局平日は休まずの通常運転でしたが、関連会社やスタッフはお休みだったのでダラダラと仕事をしてしまった。
これが関係しているのか、はたまた最近インプットが少ないからなのか、どうも頭が文章を書くモードにならず、テンションを上げようといくつかのネタの下書きをしてみましたがどうもノってこなかった。
なので、少々横着して、書きやすい写真たくさんの設計実績記事を投稿する次第です。
それではご紹介いたします。
NIPPONIA HOTEL
「NIPPONIA HOTEL」の名称を耳にしたことがある人、結構増えてきているのではないでしょうか。
NIPPONIA HOTELは「分散型ホテル」の先駆けで、現在は日本各地に展開しています。街に点在する古民家を改修して、それら複数の客室を一つのホテルとして営業する形態が特徴です。
開発理念など面白い話は多々ありますが、ここで紹介すると本題からずれてしまうので、開発者であるNOTEさん(この記事を書いているプラットフォームと同じ名称でややこしいですが)さんのWebサイトを貼っておきます。
ぜひご覧ください。
NIPPONIA HOTEL 伊賀上野 城下町 NOZAKI棟
今回担当したのは、もう何棟目になったのか、(最初の方は数えていましたが、50棟を超えたあたりで数えるのをやめてしまいました)三重県伊賀上野市に完成したこのエリアでは5棟目のお宿です。
以下のような特徴があります。
・武家の下屋敷跡地にある。敷地面積5000平米超
・1棟貸切タイプ 共有LDKとそれぞれに風呂WCがある3部屋からなる
・最大定員8名
・蔵を利用したサウナがある
・庭に面した広いテラス(80㎡)に露天風呂、水風呂がある
「下屋敷」とは城内に構えた常時住人がある「上屋敷」に対し、別邸・別荘といった使い方をされる建物です。
城郭のすぐ外にあることが多いようですが、至近距離に2つも家が持てるなんで羨ましい限りですね。
創建当時の屋敷は残っておらず、昭和時代に建てられた建物をリノベーションした客室ではありますが、蔵と庭は当時の姿を残していました。
庭に関しては広大すぎて、創建当時の庭園に戻すには至らずでした。
当時の形状がわかるように整理し、沼地になっていた池を地盤改良して自然に水が溜まる(雨水)ように更新しました。
蔵は外観はそのままに、内部を改変してこぢんまりしたサウナにしています。
こんな使い方ができます。
①
兄弟姉妹の家族と両親と3組で気兼ねなくゆっくりと過ごす。お昼は子供と忍者ミュージアムにいったり(※2025年開業予定)。夜はテラスでBBQ
②
ゴルフ場が多いので、朝から3〜4人でゴルフをして、終わって移動してちょうどチェックイン。お風呂とサウナでととのって、みんなで食事。夜は話が尽きるまでリビングで語らう。
女子会で貸し切っても楽しそうですね。
3部屋にはそれぞれベッドが2つずつあるので、6人が最適かもしれません。
座敷もあるので8名の場合は布団を2つ使うことになります。
施設・設備の紹介
写真記事にすると言って前置きが長くなりましたが、ここから写真を並べます。それぞれにちょっとした解説を入れておきます。
最後に予約サイトのリンクを貼っておきますので、ええやん!と思った方は是非ご検討ください。
予約サイト
予約のご検討は以下リンクより。
※この記事でご紹介したお部屋は「NOZAKI 501号室」になります。
この記事が参加している募集
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