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理解れ! 休め! 甘やかせ! 2

昨日の記事から引き続き、休める時は休みたいねという自戒を込めた内容で展開します。

昨日もまだ味覚が正常でなく、義母が作ってくれた豚しゃぶの味がわからなかったのでたくさん寝ました。おかげで今朝は、豚しゃぶをおいしくいただけました。
視覚・聴覚・嗅覚・味覚・触覚のどれかにおいて「普段と何か違う」と感じたら、疲れが来ている可能性が高いように思います。

今回の私の落ち込みは、味覚に加えて「好きな音楽を聴く気になれない」という聴覚(と嗜好の部分)にも影響が出ていました。
ほぼ毎日のように音楽を聴きながら文章を書いたり、絵を描いたりしてきた私にとって、それが実行できない状況はかなり厳しく、寂しいものでした。

「心地よい」と思っていたものが「不快に感じる」という真逆の存在になるなんて、これは相当まずい。
元気にならなければずっとこのままになってしまう、と焦りつつも、何かの拍子に気分が浮上するのではないかと機会を伺っていました。

そんな中、以前から聞きたいと思っていた曲の音源が発売されていたという情報を発見。
音源をネットで購入し、ピアノ主体の新曲をしばらく聞いていると他にも聴きたい曲が思い浮かんできました。それらの曲を音楽プレイヤーに入れてループさせているうちに、やっといつも通りに音楽が聴ける精神状態に戻ることができたのです。
そうやってリカバリできたのは、実はつい一時間前くらいです。

「いつかこの曲を買って聞きたい」と思っていた過去の私に助けられた形になりました。やっぱり感性に嘘はつけないものです。
自分の気分や欲しいものを見極め、ちょっと甘やかしかなと思うくらいに与えてあげる事も時には必要なんだと痛感しました。

「休む」行動とは食事で栄養を摂取し、睡眠で体をケアすることだと一般的に認識されています。
しかし、そうした具体的対処以上にメンタルの回復が上手くいかないと、十分なパフォーマンスは取り戻せないと思うのです。少なくとも私は、そういう人間です。

買い物をして家に帰る体力はある、家事をするくらいの気力もある。
けれど、楽しみにしていたテレビ録画を見るのが面倒に感じる。面白いと思って買った漫画を読まなくなった……
これといった理由がないのに物事を楽しむ感性が減っていくのは、予想以上にがっかり感が強いものです。その失望で余計に気落ちするサイクルに引きずり込まれる事さえあります。

無理をしているつもりがなくても、すでに脳や体が限界だった。その時にはもう好きな事が出来なくなっていて、どん底にいる自分に気づくことも不可能だったりします。
これをすると気が晴れる、という事が出来なくなった。
そも、何をすれば気が晴れるのかすら思い出せなくなった。
そんな状態になったら、とにかく気力体力の回復に努めましょう。その後で少しずつ、好きな事が出来るようならし運転をするしかありません。無理は禁物です。

「こんなことも出来ないなんて、自分はなんて駄目なんだ」と悲観せず、まず休むというアクションに繋げられればいいですね。
天気や気圧の変化の影響で、気分がすぐれなくなる方もいると思います。気圧の下がる時は温かい布団に早く入って、手厚いセルフケアで乗り切りたいものです。

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