朱莉

会社員をしつつ、フリーランスで翻訳業もしています。合気道3段(最近さぼり気味)。 少し…

朱莉

会社員をしつつ、フリーランスで翻訳業もしています。合気道3段(最近さぼり気味)。 少し特殊な体質で、いろいろ苦労がありました。心と身体のエネルギーのバランスを取ること、世の中の不穏な動きへの対処など、これまでの体験から日々気づいたこと、学んだ知識などを共有していきたいと思います。

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  • いんぼうがいっぱい?

  • ヴェーダとインド

    ちょっと複雑でわかりづらいインドの神様や哲学についていろいろシェア

最近の記事

歴史を疑え!(1)

これまで『マスコミとお金は人の幸せをこうして食べている: 偽情報退散!』の内容元に、一般的なユダヤ金融陰謀論について紹介してきました。 現在の経済と金融システムを考える上で、これらは知っておいた方が良い考え方であると私は思っています。 しかしもう一つ、歴史についてはもっと根本的に疑ってみるべきであるとも考えています。 私たちの教えられた歴史はどこまで本当なのか。 たとえば以前の記事でロスチャイルド家の始まりと発展について紹介してきたものの、本当のところはどうだったのでし

    • 「それ」は本当に存在するのか?

      2022年2月、ロシアがウクライナに軍事侵攻を行いました。そしてそれ以来、ウクライナでは戦争状態で、停戦の目処は立っていません。 さて。ここで、 「実は本当は、ウクライナでは戦争なんて起きてないのですよ」 こう言われたら、どう思われるでしょうか。 多分普通は、何を訳のわからんことを言ってるんだと思われるでしょう。 テレビでも新聞でも、爆撃された都市の影像や、被害者のインタビュー等がたくさんニュースで報道されていたじゃないか、と。 しかし一度、頭を白紙にして考えてみてく

      • 陰謀論・基本編(4)---陰謀の黒幕?(国際金融資本家たち)

        これまで、国際的な金融資本家たちが現代の銀行システムを作ってきたという話を紹介してきました。 ではこの国際的な金融資本家、銀行家とはどのようにして出現してきたのでしょうか。 今回も、『偽情報退散! マスコミとお金は人の幸せをこうして食べている』の内容を元に紹介したいと思います。(pp.59-79 参照) ●ロスチャイルド一族の始まり 陰謀論の中身を殆ど知らなくても、ロスチャイルド家といえば、何かと陰謀論と結び付けられていることをご存知の方は多いでしょう。 そのロスチャイ

        • ヴェーダの宇宙観(2)

          シヴァ神を根源の創造主とする教義でも、ヴィシュヌ神を創造主とする教義でも、物質世界の宇宙観はだいたい同じです。 ヒンドゥー教の創世神話として、竜王アナンタの上の寝ているヴィシュヌの臍から蓮の花が伸びて行き、そこに創造神ブラフマーが生まれ、さらに、ブラフマーの額から破壊神シヴァが生まれた、なんてことがよく書いています。 これは実際の創造活動の段階に入った後の話で、これはヴィシュヌ派もシヴァ派も基本的には同じなのですが、それ以前の宇宙の創造や精神宇宙に関する世界観は、この二派

        歴史を疑え!(1)

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        • いんぼうがいっぱい?
          10本
        • ヴェーダとインド
          4本

        記事

          陰謀論・基本編(3)---中央銀行は誰もの?

          「中央銀行」って何でしょう。 通貨発行権を持つ銀行のことですが、主な機能としては以下のように説明されています。 日本ではもちろん「日本銀行」がそれにあたりますし、アメリカだと連邦準備制度理事会(Federal Reserve Board)、英国だとイングランド銀行がそれにあたります。 (以下、『偽情報退散! マスコミとお金は人の幸せをこうして食べている』pp.78-102を 参照しています) ●通貨の発行と流通 発行された通貨はどのように流通するのでしょう。 簡単に説明

          陰謀論・基本編(3)---中央銀行は誰もの?

          陰謀論・基本編(2)---銀行の始まり

          私たちは日々お金を使って生活しています。 お金がないと、食べる物も着る物も買えないし、住むところも確保できません。 それゆえ私たちはお金を得る必要があり、多くの人はその為に何らかの仕事に従事しています。 これほど身近なお金と銀行について、私たちはどれくらい知っているでしょうか。 今回は銀行とお金の話を紹介したいと思います。 一般に「ユダヤ金融陰謀論」と言われるものがこれで少し明確になると同時に、別に怪しいものでもないことがお分かりいただけるだろうと思います。 (以下、

          陰謀論・基本編(2)---銀行の始まり

          陰謀論・基本編(1)---陰謀論概観

          新型コロナ騒動以来、一般社会に定着した言葉の一つに「陰謀論」が挙げられます。 この言葉自体は日本でも1980年代から存在しましたが、一般にはあまり知られていませんでした。 それが何故今になってマスコミで取り上げられるようになったのか…という問題はとりあえず置いておきますが、2020年以降にこの言葉を知った人の多くは「陰謀論」というとおそらく、 ・証拠もないのにただ「反ワクチン」を掲げ、 ・感染防止策を軽んじて無視し、 ・乱暴な「ニセ科学」を振りかざす人たち という印象を持っ

          陰謀論・基本編(1)---陰謀論概観

          ヴェーダの宇宙観(1)

          インドのヴェーダ哲学では、宇宙にはまず大きく分けて物質世界と、全く物質的要素のない純粋な霊的世界というものがあるということになっています。(物質宇宙の中における生と死の繰り返し=輪廻転生から離脱することが、所謂「解脱」ということになります。) 物質宇宙は、14層に分かれており、この地球は上から7層目であると言われています。 この物質宇宙には、様々なこと役割を担っている高位の人々がいます。 これが所謂「神々(“Deva” または、Demi gods=半神とも呼ばれます)」とい

          ヴェーダの宇宙観(1)

          迫りくる遅効性副作用を回避しよう(デトックスすべし!)

          私の友人で終末期病棟で看護師として働いている人がいます。 ここ数年、彼女からコロナワクチン接種が始まって以来気づいた患者さんや周りの医療従事者の異変について、ちょくちょくと現場情報が送られて来ます。 その病院では、医師も看護師もその他医療従事者、事務方含め、彼女以外ほぼ全員が4回目、5回目のコロナワクチンに、インフルエンザワクチンまで接種済み。 そして勿論、病棟の患者さんもほぼ全員接種済みです。 まあこれはどこの病院でもだいたい同じようなもんでしょう。 終末期病棟なので、

          迫りくる遅効性副作用を回避しよう(デトックスすべし!)

          「陰謀論者」的新型コロナ騒動振り返り(3)

          新型コロナ、周りを見る限り、別に大して重症化もしてないのに、何でこんなに騒ぎ立ててるのか。何か裏でもあるのか? 「裏」として単純に思いついたのは、製薬会社がワクチン作って一儲けしようとしてるんかね? ということでした。 とはいえ、いやいや。まさかなと。 新薬の開発には、化合物の同定から前臨床、臨床試験を経て厚生労働省に申請を出し、承認されて発売にこぎつけるまでに15年くらいかかります。 そして、10年以上かけて開発、治験を行っても、必ずしも承認申請にまで辿り着けないこと

          「陰謀論者」的新型コロナ騒動振り返り(3)

          「陰謀論者」的新型コロナ騒動振り返り(2)

          新型コロナ騒動は、権力者が自分たちに都合の良いよう何かを進めるた為の「陰謀」か何かではないか。 このように感じた2つめの理由。 それは、感染者はどこに? これです。 前回も書きましたが、2020年3月以降、毎日感染者数が報じられ、有名芸能人が新型コロナで亡くなった上、火葬してお骨になるまで家族も遺体と対面できなかった、なんてニュースがテレビや新聞を賑わしていました。 しかし、2020年の前半を振り返ってみてください。 ご自分の周りに感染者っていましたか? たとえば

          「陰謀論者」的新型コロナ騒動振り返り(2)

          「陰謀論者」的新型コロナ騒動振り返り(1)

          2019年の終わりからこの方、コロナウィルス騒動が続いています。 この間にわりにぱっきり、人々が大きく二手に分かれたなと感じます。 各国政府の見解や報道を素直に受け止め、未知のウィルスへの感染に怯えつつ真面目に感染対策を実行し、ワクチンが接種開始となったら接種に行く人。多分こちらが多数派かと思います。 統計データを見ても、日本を含む先進国ではコロナワクチンを最低2回接種した人はだいたい8割くらいになっている筈ですから。 それとは反対に「なんかこれ、おかしくない?」と疑問

          「陰謀論者」的新型コロナ騒動振り返り(1)

          インドの神様(2)

          ヒンドゥー教の概要がよくわからない大きな原因の一つは、教えが一系統でないということがあります。 神道も、細かい部分では色々と異なる教えを伝える系統があると思いますが、古事記をベースにすれば、大枠では天地開闢のお話として、天之御中主神がまず現れ、高御産巣日神、神産巣日神が現れたとされており、この三神を「造化の三神」として、その後、様々な神々が生まれていく、というのが一般的な認識なのではと思います。 インドでも、「トリムルティ(三神一体)」という考え方があって、創造神ブラフマ

          インドの神様(2)

          インドの神様(1)

          私はここ数年、インドにご縁が出来て、経典の翻訳などに関わったりしています。 インドの宗教というと、一般に「ヒンドゥー教」と言われますが、実はヒンドゥー教という、1つのまとまった宗教体系が存在する訳ではありません。 「ヒンドゥー教」という言葉は、外国人から見て、インド国内で信仰されている宗教全般を指しており、インドの人は自分たちが実践している精神的な哲学を「サナータナ・ダルマ」「ヴェーダ哲学」「ヨーガ哲学」などと呼びます。 インドで実践されている宗教は、伝統的には「サナー

          インドの神様(1)