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『違いは個性』 異彩があふれる社会へ 

はじめに

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チャレンジド


 アメリカでは、障がいを持つ人を『チャンレンジド』と表記する。『挑戦という使命や課題、挑戦するチャンスや資格を与えられた人』という意味。とても良い表現だと思うし、日本でもこの表現もあたりまえの日常にしたい。

 チャレンジドは、いわゆる健常者という人たちのようには、できないことがある。でも、できないことをできるようにするよりも、チャレンジドの存在に独自の価値を見出すことができたら。

 チャレンジドは、新たな世界観、価値観、異彩を発揮するかもしれない。つまり、いわゆる健常者にはない「違い」から創出される「個性」が発揮されるということ。そうした「個性」を受容する社会が構築され、多様な個性が異彩を放つ社会は、ワクワクしませんか?

経済活動の基本は「価値交換」

 チャレンジドへの支援は、多くは「寄付」や行政機関等の「公助」の中で実施されている。雇用契約に基づく就労が難しい知的障がいや身体障がいのある人に対して、職業訓練につくことを支援する制度がある。そこで、賃金を得ることも整えられている。このこと自体、とても素晴らしく関係者には頭が下がるが、経済的に自立した生活ができるほどの賃金を得ることは難しい。

 昨今こうした支援の枠組みだけでなく、チャレンジドの経済活動、個性を活かすことで、チャレンジドの経済的自立に向けて取り組む活動が、この日本で芽生えている。言うなれば、チャレンジドが持つ個性、異彩を社会に放つことである。

誰もが共助の中にある、関わり方が違うだけ

 人は、誰しも支え、支えられて生きている。健常者もチャレンジドも同じ。つまり、誰もが共助の輪の中に自助があるに過ぎない。その自助と共助の関わりあいが、人それぞれ、年代等で違いがあるだけ。

 共助の中でチャレンジドの自助を促す意味では、チャレンジドの経済活動に関しても、同じだと思う。それこそ、「共創」の精神の具現化

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