夏休みは親子ともに経済経験を蓄積する絶好の機会!
さて、夏休みが近づいてきていますね。夏期講習だの、受験なども結構なのですが、そもそもとして経済スキルを基本的に身につけることのほうが大切だと思っている私でございます。自分なりの経済的なスキルの基盤を持つと社会の見え方も変わり、その上で何を、どのように学ぶのか、ということと向き合うことになっていきます。
そういう意味では子供であろうと大人であろうと、自分で営業し、生活をしていくことが普通だった60年ほど前であればそれほど大きな問題ではなかったものの、9割が会社員公務員である現代においては、子供の大人も関係なく、営業生活する力が欠落しているとも言えます。昔は普通に家業の手伝いということでお金に触れることが子供にもあり、身近にお客さんがいて、親がどのように働いているかも可視化されていたのです。しかし、今はそれらがブラックボックス。
そもそも子供の頃から日本では義務教育でも営業体験や方法や実際のお金に振れながら会計など基本的なことを学ぶことはありません。普通に学校に通い、普通に就職するのでは、ほとんど営業を自ら行い、生活する力は養われません。結果としてどんなに有名な大企業に勤めようと、「お金に弱い」人が生み出されていくのです。むしろ大組織ほどに組織分業も大きく、全体像が見えず、1から10まで自分で営業を組み立て生活基盤を作るという統合型の仕事のスキルは身につかず、組織にしがみつかざるをえない人もいます。
そもそもどんなキャリアに進もうとも自分で営業して生活を成り立たせる力、自営力は自衛力になります。個人事業主としてだけでなく、研究者になって研究室を回すとしても経営の世界ですし、会社員だって本来は個人のスキルや労働を会社に営業した対価として給与をもらっています。その自分の価値をどう上げていくかという経営的視点は不可欠なのです。
経済とはそもそも経世済民という「世を治め、民の苦しみを救うこと」が語源です。別に金儲けして云々とかではなく、人々の営みそのものの基本であり、それらの仕組みを理解することは我々全員に求められていることでもあります。
経営とはもともとは土木などの機会で、物事を自ら考えて計画し、それを実行していくことを指したとも言われます。
まぁつまりはあらゆる人にとってこんなことは基本中の基本であり、身につけておいて損はないわけです。が、学校では教えてくれないことでもあるので、この夏に実際の「経済」と「経営」を学ぶために、事業を営んでみるトライをおすすめします。
とかいうと、出来ない理由を言う人がいるのでw ちょいと私なりにアドバイス。
○ わからない大人は自分でやってみよう
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