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虹の村診療所のような仲間たち

自分が思っている以上に愛されていて、自分が思っている以上に必要とされています。無意味に思えることも、全部が必要な経験なんです。その経験から得るものは必ずあると思っています。


自分で言うのもおこがましいのですが、類稀な事業承継を経験しました。

事業承継と聴くと一見かっこいい耳触りの良い単語ですが、地方にある零細中小企業の事業承継とは、めちゃくちゃ泥臭く自分の存在意義や存在価値を打ち砕かれる連続で、生きる意味や目的を見失ってしまうほどのものです。

少なくとも私は、そんな風に感じてきました(笑。

ちょっと大袈裟じゃない?とか、そうはいっても社長の御息女だからいい思いしてるんでしょ?って思われがちですが、そんなことはないのです。
多くの事業承継を経験している人は大なり小なりですが、いろんなドラマを持っているのではないかと思います。


ちなみに私は、事業承継の真っ最中の時期は、「自分の未来は無いなぁ」と・・・、自分の未来を創造することが出来ませんでした(笑)


少なくとも私が経験した事業承継は、事業承継に特価したコンサルタントも「今回ばかりは・・・・」と言葉をなくす出来事の連続でした。


 そんな事業承継を経験してきた私が、今ここに明るく前向きに存在していられるのは、たくさんの人達の愛に支えられているからだと思っています。

周囲のたくさんの人達に愛され支えられ、大きな人生の課題を乗り越えた私に、出来る恩返しはなんだろう・・・と考えたのがnoteに自分の気付きを書いていくことです。

文章を書くことは上手じゃないけど、そのとき感じたことや気付きを徒然に書き留めていくこと。

類稀な事業承継を経験した2代目女性社長の心の旅を知ることで、事業承継の真っ最中で悩んでいる人、自分の未来が見えない人のお役に立てたら幸いです。そんな気持ちで綴っています。


そんな風に思えたのは、やっぱり仲間達の愛にふれたときです。課題解決の真っ最中は会う余裕もなく、疎遠になってしまっている仲間達が、以前と変わらない向き合い方で、以前と変わらない接し方で迎えてくれる、居心地が良くて心地いい暖かな空気が流れる時を経験したからです。


むしろ以前よりちゃんと話せてる自分がいることにも気がつきます。


以前の私は昭和の頑固な創業者の父に振り回され、自分を見失っていました。それが大きな課題を乗り越えることで、自分を取り戻し自分軸が出来てきたたのだと思います。


大切なことは

一歩を踏み出す勇気を持つだけです。
一歩踏み出すことが出来るのは自分だけです。



例えばこんな感じです
私の好きなテレビドラマ「にじいろカルテ」があります

虹ノ村の住人の様な、虹ノ村診療所の仲間達の様な、暖かくいつも自分の居場所がある、本当の自分でいられる、お互いの個性を認め合える。いつでもどんな時でも変わりなく向かい入れることの出来る、そんな人でありたいって思うんです。