コスト0で出来る売上アップの方法3選! ~事例共有1 ~

今回は「コスト0で出来る」をテーマに、実際に取り組んだ売上UPの方法について3つお話しします。

限られた予算の中でどのように実施するかが課題となると思いますがその分自信をもって共有できる内容となりますので、ぜひ参考にしてみて下さい。
※今回の内容はすべて一定のEXCELやプログラミングスキルを必要する内容となっております。

目次

実例紹介

事例1:人事評価制度導入と営業力の定量化

事例2:売上の自動分析と改善項目のピックアップ

事例3:単品購入割合を集計して店舗の最適化を行う


実例紹介

事例1:人事評価制度導入と営業力の定量化

当初シフト管理をすべて人の手で管理していましたが、シフト体制の営業力担保や管理に伴う長時間業務を改善する為、人事評価制度シフト管理システムの構築をして営業力の定量化と管理の効率化をする事で改善しました。
各スタッフの営業成績を数値化し、それを基にシフトを組むことで、シフト体制の戦力不足解消と共に、実際の接客スキルや顧客対応の質も評価に含めることでモチベーションアップにもつなげる事が出来ました。

導入に必要なスキル
● EXCELスキル(一定の関数組み合わせが出来るレベル)
● クラウド共有サービス ( OneDriveなど )

  • 接客マニュアルの整備: 良い接客のためのマニュアルを整備し、新入社員もスムーズに対応できるようにします。

  • 定期的なトレーニング: スタッフに対する明確な評価項目を設け定量化する事で定期的なトレーニングを実施し、最新の接客スキルや商品知識を習得させます。

  • モチベーション向上のためのインセンティブ: 良い成果を上げたスタッフにはインセンティブを提供し、モチベーションを高めます。

※詳細はこちらを参照ください


事例2:売上の自動分析と改善項目のピックアップ

当時、店舗側での自立改善行動が出来ずこれを改善したいと考えていました。
売上データの分析結果から改善項目のピックアップまでを自動化し、どこにフォーカスして行動すべきかをフロー化する事で改善を行いました。

導入に必要なスキル
● プログラミングスキル ( python , VBA など)
● クラウド共有サービス ( OneDriveなど )
● ACCESSやSQLサーバーなどデータベースの活用
● タスクスケジューラーなど定期実行アプリの活用

具体的なフロー
2-1. バスケット分析データからランキング上位商品の人気組み合わせを集計: 売上データを基に、顧客がよく一緒に購入する商品の組み合わせを分析し、人気の組み合わせを特定。

2-2. カテゴリー別売上データから見込み売上が低い店舗をピックアップ: 各店舗の売上データを比較し、特定のカテゴリーで見込み売上が低い店舗を特定。

2-3. ピックアップ店舗に人気組み合わせの内容を共有し店舗のVMDや販売戦略の練り直しを促す: 特定された店舗に対して、人気商品の組み合わせ情報を提供し、店舗のビジュアルマーチャンダイジング(VMD)や販売戦略を見直すようにアドバイス。

このフローを導入した結果、各店舗が自発的に売上改善に取り組むようになり、全体の売上向上に繋がりました。

事例3:単品購入割合を集計して店舗の最適化を行う

導入に必要なスキル
プログラミングスキル ( python , VBA など)
● クラウド共有サービス ( OneDriveなど )
● タスクスケジューラーなど定期実行アプリの活用

単品購入割合が高い店舗に着目しました。
これを解決するために店別単品購入割合を集計し、その結果に基づいて店舗のVMD(ビジュアルマーチャンダイジング)と適正人員、スタッフのポジショニングを見直しました。

以下の要因が単品購入の増加に寄与していると考えられました。

  • 商品展開方法の非効率性: 商品の配置やディスプレイが顧客にとって魅力的でない場合、単品購入が増加する可能性があります。

  • ピーク時の店内集客数に対して対応スタッフが足りていない: ピーク時に対応するスタッフが不足していると、顧客が適切なアドバイスを受けられず、単品購入にとどまることがあります。

  • 店内のスタッフ配置が安定しないことによる、スタッフの対応力が落ちる: スタッフの配置が不安定であると、顧客対応力が低下し、結果的にフリーのお客様が増え単品購入が増えることがあります。

  • スタッフの提案力不足: スタッフが適切な提案を行えない場合、顧客は必要最低限の商品しか購入しない傾向があります。

これらの要因を改善するために、まず店舗のVMDを見直し、より魅力的で購買意欲をそそるディスプレイを作成しました。また、ピーク時のスタッフ配置を最適化し、顧客対応の質を向上させました。最後に、スタッフの提案力を向上させるためのトレーニングを実施し、顧客に対してより効果的な提案ができるようにしました。


まとめ


以上のように、コスト0で実践できる売上UPの具体的な実例を紹介しました!
今回ご紹介した内容は売上UPと作業効率化によるコストカットの2つにアプローチ出来る内容となっていますので、参考にしていただけると幸いです!

ありがとうございました。

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