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Sommelier

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最近の記事

No.10 フィリップ・パカレ

フランス、ブルゴーニュ 言わずと知れたナチュラルワイン界のスーパースター。それもそのはず、自然派ワインの父と言われている"マルセル・ラピエール"を叔父に持ち、そして酸化防止剤や農薬を使う必要はないと提唱した"ジュール・ショヴェ"に師事。彼こそが自然派ワインという言葉を誕生させたといっても過言ではない偉人。 そんなジュール・ショヴェに学んだ造り手は数多く、そのなかで フィリップ・パカレが最後の教え子で全てを学んだと言われています。 彼は自然なワイン造りは化学でもあると言っていま

    • No.9 ブノワ・カミュ

      フランス、ボジョレー 「ボジョレーの吟遊詩人」ことブノワカミュ。 彼のワインを飲むと、これが自然かぁ…と思わず息をのんでしまうような味わいを感じます。 それはおそらく彼の生き方に通じるものがあるし、彼の想いが十二分に反映されている証であると、僕は思っています。 そんな彼のことはインポーターさんの情報が最高にわかりやすく、心地よい想像力を掻き立ててくれるのでぜひお読みいただきたいです。 〜以下、インポーター様資料〜 (少し長いですがぜひお読みいただければ!) 「バイクでスピ

      • No.8 ステファン・ティソ

        「ジュラを代表する造り手」と言われている 彼のワインは飲めば一瞬にして虜になること間違いなしです。 泡も白も赤もさることながら、彼の造るマール、フィーヌ、VDLのマクヴァン、ヴァン・ジョーヌといった食後酒のラインナップも豊富で、そのどれもが垂涎の的。 〜以下、インポーター様資料〜 La vie est BELLE!!=「人生は最高だ!」 で、挨拶が始まるステファン・ティソは人生を本気で楽しんでいる陽気な人柄。
ジュラのテロワールを表現するためには一切の妥協、後悔しない造り

        • No.7 クリスチャン・ビネール

          フランス・アルザスで約250年続く名門ワイナリー 彼のワインに感銘を受けてワイン造りをしている造り手がいるくらい、彼のワインは素晴らしいです。 250年、ビオディナミを実践しているワイナリーなんてあまり聞いたことがありません。 と、いうのも彼のお父さんの時代なんかはもう農薬全盛期みたいな時代で、農薬使うのが当たり前、普通みたいな時代でした。 たしか1960年代くらいから除草剤、化学肥料が登場し、フランスは農業国なので農場近代化のためには必要不可欠だったのでしょう。 そして大

        No.10 フィリップ・パカレ

          No.6 ピエール・ダグノー

          "ピエール・エ・レトワール" フランス、ランドック。 2017年に設立された新しい造り手です。 僕は黒ブドウだと何が好きかと言われるとサンソーと答えています。なんだか聞き慣れない少しマニアックなブドウかと思いますが、とても酸味と果実味のバランスがよくて、何より質感が軽くて飲み疲れしないのが良いんですよね。 そんなサンソーで造っている彼の "プティ・ジュウール2022" はもう、僕の好みドンピシャのワインです。 滑らかな酸にほどよいタンニン、飲んだあとの鼻に抜ける余韻がとても

          No.6 ピエール・ダグノー

          日常で選ぶ1杯が地球を変える

          仕事柄ですが僕が毎日飲んでるコーヒー それがOVERVIEW COFFEEです。 個人的に酸味のある浅煎りのコーヒーが好きなのですが、けっこう僕の好みにハマっています。 ただ、このOVERVIEW COFFEE、美味しいだけじゃなく環境に対してとても考えています。 "リジェネラティブ・オーガニック" この言葉を知ったのも正直、OVERVIEW COFFEEに出会ってからです。 リジェネラティブ・オーガニックとは? リジェネラティブ・オーガニックとは、農薬等の不使用によっ

          日常で選ぶ1杯が地球を変える

          No.5 アントン・ファン・クロッパー

          "ルーシー・マルゴー" オーストラリア自然派ワインの先駆者 世界が注目している彼のワインは一言でいえば 「ナチュラルワインの真髄」 と言っても過言ではないかと思っています。 それくらい彼のワインはあるがまま。 飲んだ瞬間、体液のように体中に沁み渡るあの感覚はなかなか味わえないです。 〜以下、インポーター様資料〜 ルーシー マルゴーはアントン ファン クロッパーが愛娘ルーシー マルゴーの名前を冠して設立したワイナリーです。元シェフにしてアデレード大学醸造科の主席レベルで

          No.5 アントン・ファン・クロッパー

          No.4 エイミー・ファーンズワース

          "アムワーズ" ニュージーランド、ホークスベイ。 この地域は慣行農法が普通とされている伝統的な場所。 そのため、無農薬で栽培されるブドウ畑を見つける為にかなりの時間を費やしたと言います。 とは言いますが、実はニュージーランドはサステナブル大国。 ニュージーランドではワイン産業に関わりのある水、廃棄物、害虫と病害、土壌、人、そして気候変化にフォーカスして様々な規定を設けており、それをクリアしたブドウ畑だけがサステナブル認証を呼称できます。 なんと現在ニュージーランドでは全体の9

          No.4 エイミー・ファーンズワース

          No.3 ヨセフ・シェンター

          オーストリア、カンプタール。 奥様のユリアさんと"ニビル"を立ち上げる。 彼のワイナリーはカンプタールで1番北にあるそう。 彼のワインは、一言で言えばピュア。 とても綺麗なワインを造るなぁという印象です。 もちろんナチュラルではあるのですが、どことなくクラシック的なニュアンスも感じられ、幅広い層に受け入れられる、そんなワインです。 個人的には2日目、3日目の方がワインのポテンシャルが感じられるかと思います。 彼のワインを語る上でかかせない話が1つあります。 "ワンハーベス

          No.3 ヨセフ・シェンター

          No.2 アレクサンドル・バン

          フランス、ロワールのプイィフュメ。 彼が造るワインはソーヴィニヨンブランのみです。 個人的にソーヴィニヨンブランの特徴としてよく僕が説明するのは南半球の例えばニュージーランドだと、ハーブのような香りにライムやグレープフルーツのような溌剌とした酸が特徴的、ロワールのソーヴィニヨンブランはマスカットを噛み潰したような甘酸っぱいフレッシュな味わいと表現しています。 が、彼の造るワインは蜜のニュアンスが感じられます。その理由としては彼は完熟したソーヴィニヨン ブランで造るというスタイ

          No.2 アレクサンドル・バン

          No.1 アンジョリーノ・マウレ

          "ラ・ビアンカーラ" ナチュラルワインが好きという人は1度はこのワインを飲んだことがあるかもしれません。 いまやイタリア自然派を代表する1人。 僕はこのワイン(マシエリ)を飲んだことがきっかけでナチュラルワインに興味をもちました。 ほんと、当時の感想は「大人のポカリじゃん」でした。 きっとそんな風に思った人は僕だけじゃないはず。(今は当時の少し濁った感じはなく、より透き通ったミネラルを感じる綺麗なワインになっている印象がします) このワインはイタリア、ヴェネト州で造られていま

          No.1 アンジョリーノ・マウレ

          はじめまして

          hota_macといいます。これは高校時代のニックネームでして、当時バスケ部で僕がT-MACことトレイシーマグレディが好きすぎたゆえにうまれたニックネームで個人的にめちゃくちゃ気に入ってて今でも使ってます。 そんな僕はソムリエをしています。 とりあえず簡単にどんな人間か、お伝えできればと思います。 簡単に 飲食のスタートは19歳で、表参道のモルトバーでバーテンダーとして飲食のキャリアをスタートしました。 そこから6年弱、バーテンダーを中心にサービスなどいろいろと学びつつ

          はじめまして