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No.3 ヨセフ・シェンター

オーストリア、カンプタール。
奥様のユリアさんと"ニビル"を立ち上げる。
彼のワイナリーはカンプタールで1番北にあるそう。

彼のワインは、一言で言えばピュア。
とても綺麗なワインを造るなぁという印象です。
もちろんナチュラルではあるのですが、どことなくクラシック的なニュアンスも感じられ、幅広い層に受け入れられる、そんなワインです。
個人的には2日目、3日目の方がワインのポテンシャルが感じられるかと思います。

彼のワインを語る上でかかせない話が1つあります。
"ワンハーベストモーニング"
これはニビルが造る日本限定のワインです。

〜以下、インポーター様資料〜

ワンハーベストモーニングですが、元々、クレイグホーキンスとヤルゲンが南アフリカのラムズフックにいた時代に残した3万本以上のワインを販売するために、当時のラムズフックのオーナーに全量買うことで価格交渉し、いろんなお客様に飲んでいただくためのワインとしてリリースをしたものでした。
その後、このワンハーベストモーニングがリーズナブルな価格とインパクトのある面白いラベルで非常に人気となり、3万本近くあったワインが3年ほど前に売り切れてしまい、その復刻をいろんなお客様から懇願されておりました。
南アフリカのラムズフックのオーナーは変わり、造り手も違うので同じようなワインは造ることができないため、南アフリカではなくオーストリアのニビルのヨセフに約2年ほど前に、このラベルを使って日常的なワインを造ることはできないかと相談したところ、それは面白いね!!!とすぐにこのプロジェクトに賛同してくれて、今回オーストリア、ニビル版でワンハーベストモーニングが数年ぶりに復活し、皆様にご紹介することができます。
昨今、非常に物の値段が上がっており、ワインも同じく上がっておりますが、良質なワインは日常にあるべきだという考えの基に、このワインによっていろんなお客様がワインに興味を持つきっかけとなれば幸いです。
僕もヨセフも同じように考えており、リスク承知でかなりの量を仕込んでもらい、一般のお客様が日常的に手の届きやすい価格でリリースすることができました。このプロジェクトに賛同してくれたニビルのヨセフには感謝しかありません。

ヨセフは、長い期間をかけながら自由で固定されず
唯一の方向に進んでいきたいというワイン造りへの思いが
あり、太陽の周りを逆方向に長い周期で回っている
唯一の惑星「ニビル」を
自分の目指すスタイルと重ね、ワイナリー名としました。
ボトルのロゴはその昔、カンプタールの周りに住んでいた
ケルト人のシンボルからとっており、サイクル(自然環境)を
意味し、自然は健康的で持続可能で循環するものという
彼の考えを表しています。
※左の2本が"ワンハーベスト"シリーズ


全然関係ないですけどヨセフめちゃくちゃイケメン。

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