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おおつちくらし - 9月のこと。|移住定住@いとうしょうた

こんにちは◎
移住定住事務局で活動している伊藤です。

9月も終わって10月になり、少しずつ寒くなってきましたねー。豪雪地域の北上市で育った人としては、冬はある意味恐怖というか(笑)身構えてしまうことでもあります。。でも、大槌は雪が少ないので、今年も(北上に比べれば笑)安心して暮らせると思います◎

ではでは、早速9月の報告をしていきたいと思います。どうぞ。

■事業の整理/新体制の構築

前回の報告書で記載させていただきました、移住定住WEBメディア「ココカラオオツチ」の本公開。その制作プロジェクトが一段落したことから、気持ち新たに 移住定住事務局の事業整理と新体制の構築を行いました。

これまで漠然と「移住・定住・関係人口」として各事業を走らせてきましたが、これからはより具体的にターゲットのフェーズ別に分けた事業展開とし、「PR業務」「コンシェルジュ業務」「えらべるまち業務」「えらばれるまち業務」の4つに区分けしました。

さらに、こちらの各事業を「担当制」に変更し、自由と裁量を兼ね備えたうえで自立した業務対応を行なってもらえるチームビルディングを行いました。

自由でフラットを重んじる移住定住チームだからこそ、この体制でより自由に楽しく しっかりと成果も生み出していきたいと思います◎

■関係人口創出PJの企画準備

現在、関係人口創出事業として、「まちをまるごと”体験施設”にする」プラットフォームの構築を進めています。

詳細はまだローンチ前なので記載できないのですが、共に企画を進めている わたるくん(移住定住事務局のちおこメンバー)の建築学科で学んだことを活かせる仕組みに企画しつつ、町に点々とするあらゆるコンテンツに横串を刺すような企画にしています。

プレローンチ(モニター募集開始)は11月中旬以降。
本ローンチは3〜4月頃を予定しています。

移住定住事務局として初めての関係人口創出プロジェクトです。ワクワクと同時にドキドキも。地域にちゃんと根付いて発展していくような企画にしていきたいと思います◎

■移住フェア「いわてDAY」@東京 に参加

9月3日に開催された移住イベント「いわてDAY」に、相談ブース出展と協力隊プレゼンとして参加してきました。

コロナの影響で3年ぶりの開催ということもあり、”いわて欲”を爆発させた岩手ファンたち(笑)が大勢来てくださり、合計300名以上の方々が来場されました!

大槌町の相談ブースにも約30名近くの方がお話に来てくださり、「最近 大槌が移住に力を入れ始めていて嬉しいよー」「海も山もあって素敵なところですね。協力隊というのも仕事としてアリかもなあ」など、色々な声をお聞きすることができました◎

また、協力隊プレゼンでは、約20〜30名ほどの協力隊を検討している方々の前で「おおつちのちおことは?」についてプレゼンさせていただきました。プレゼン終了後には、もっと詳しく話を聞かせてほしい!と言ってくださる方も。今後も、対外的な発信はもちろん、大槌としての協力隊制度の魅力化・ブランディングに力を入れていきたいと思います◎

■インターン3名の受け入れ・サポート

9月に入り、なぜか急に訪れた インターンラッシュ。笑

9月から移住定住事務局(+おらが大槌夢広場)に3名のインターンが着任しました。元大槌高校出身で現在は地域活性化について学んでいる大学生、海外や日本の各地を回りながらフリービデオグラファーとして活躍している男の子、建築のノウハウやスキルを地方に活かせないか模索中の大学院生、などなど個性しかないメンバーです。笑

インターンとは言えど、ちゃんと私たちのチームメンバーです。なので、実際に事務局内の様々な業務に入って仕事をしてもらいました。その中で、現場だからこそ見えること・分かることに触れることができ、これからのキャリアにも活かしていけそうです!という感想もいただきました◎

とにかく、みんな いい子だしセンスもある子たちで、本当はずっと移住定住事務局にいてほしいなーと思ったのはここだけの話。笑

■移住定住ガイドブック(仮)制作 本格スタート

移住定住WEBサイト「ココカラオオツチ」に引き続き、次は、移住定住ガイドブック(仮)の制作を本格スタートしました◎

移住定住に関するPR施策として、WEBサイトと冊子は車の車輪のような関係だと思っています。どちらかが無かったり大きさがチグハグ(統一性がない)だと車本体(移住定住施策)の性能を発揮しきれない、というイメージです。

WEBサイトと冊子ではそもそもターゲットが違いますし、情報の伝わり方も変わってきます。そこを上手く利用します。上手く動線や意味づけをすることで、移住定住のPR施策としての強力な矛と盾になります。

今後のクリエイティブ制作案件としてはメインの業務になってきますが、チームメンバーのインハウスデザイナーや外部から協力してくださるライター/編集担当さんとともに、「おおつちらしい」移住定住冊子を制作していきたいと思います!

■未利用地活用検討会にて大学発ベンチャーの方々による講演会

先月から引き続き、11月9日に「未利用地活用検討会」のワークショップ/講演会に参加させていただきました。

今回は、株式会社グリラス様から昆虫食の可能性や昆虫食と空き地利用の可能性についてお話いただきました。町内で課題となっている空き地をどのように利活用していくか、今後も本検討会に参加しつつ自分なりの答えを模索していきたいと思います。

■おおつち広報内ページ「居・色・自由」の制作

この度、9月から、おおつち広報の常設ページとして「居・色・自由」という記事コーナーを役場担当者さんと一緒に制作していくことが決まりました!

移住定住事務局としてのビジョンにもある、この「居・色・自由」という言葉。居場所や居心地、ここの色と個々の色、そして自由。それらを 暮らしを構成する「衣・食・住」とかけたキーワードとして「居・色・自由」が生まれました。

そして、このコーナーは、大槌に暮らす人・暮らし始めた人のありのままな声をもとに作っていきたいと考えています。自然に 自然と生きる大槌 を伝えて行ければと思っています◎

これからもぜひお楽しみに!

■ふるさと科 牛農家さんのお手伝い

9月13日に ふるさと科の受け入れを行なっている金沢地区の佐々木義男さんのお手伝いに行ってきました。

実は、その前の日曜にもお宅にご訪問させていただいて、子供たちが安心して快適に牛の見学をできるようにするために、周囲の草刈りのお手伝いもさせていただきました。同じ協力隊メンバーの川原田さんと一緒に草を刈りまくりました◎(とても天気が良くて最高の草刈り日和)

当日は、子供たちのサポートや案内をお手伝いさせていただきました。義男さんがこの日のために用意した牛や益虫・害虫の説明プレートに、子供たちも興味津々! 子供たちにとってもとても貴重な思い出になったことでしょう◎

■「お試しちおこ」1名の受け入れ/アテンド対応等

インターンとはまた別個で、「お試しちおこ」の受け入れ/アテンド対応などを行いました。

今後、来年度着任に向けた協力隊募集を行なっていくため、今回のような「お試しちおこ」で大槌へ来てくださる方々が増えていく時期になります。去年も冬時期は毎日がてんやわんやでした。(=着任してからすぐにてんやわんやしていたということ。笑&泣)

今年も多くの移住検討者に大槌の「ありのままの良さ」を感じてもらえるように、お試しの受け入れ/アテンドをがんばります!

■ふるさとCM大賞の動画制作 スタート

この度、移住定住事務局として、大槌町の「ふるさとCM大賞」の動画制作を行わせていただくことになりました。

現在インターン中の大中原さん(フリービデオグラファー)とともに、企画から撮影まで対応させていただきました。ある日は朝4時過ぎに集合し漁港に行ったり、ある日は子供たちの登校風景を撮影したり(許可取得済み)、山村の稲刈り風景を撮りに行ったり。天気と睨めっこしながら、短期間ながらなんとか完成まで漕ぎ着けることができました!

審査結果やテレビでの放送は年明け頃になると思います。
今から結果がドキドキです。笑

■居場所マップの制作 スタート

大槌学園のスクールソーシャルワーカーさんと連携して、「おおつち居場所マップ」の刷新・リメイク作業を行なうことになりました。

原稿の居場所マップは情報が数年前のものであったり、ここ数年で新たに生まれた町の居場所もあります。そのような情報を一から収集し、現場に行ってお話をし、マップに掲載する事項をすり合わせていくという、とても地道な作業です。

でも、これは、移住定住事務局としては必ずやらないといけないことだと前々から思っていました。老若男女にとっての居場所を可視化することで、より豊かな暮らしをつくっていけるきっかけになると思います。「暮らし」担当のチームメンバーを主導に、今後も情報収集・マップ制作を進めていきたいと思います!

■地域おこし協力隊 制度設計/募集戦略づくり

来年度4月着任となる第3期メンバーの大槌町地域おこし協力隊の募集に向けて、制度設計や募集戦略づくりを進めています。

これまでは「受け入れ事業者型」(受け入れ事業者の元で各自ミッションに従事するスタイル)のみで運用してきましたが、より柔軟性の高い制度設計としていくために、新たな活動スタイル(新しい型)の追加を検討しています。

12月中旬頃に募集をスタートする予定です。

大槌町に興味がある方、地域おこし協力隊を検討している方、地方移住が気になっている方などに届くよう、採用プロモーション活動にも力を入れていきたいと思います◎

■複業組合の設立に向けて

現在、来年度秋頃を目処に「特定地域づくり事業協同組合」の設立に向けて、設立準備業務を進めています。移住定住事務局としては、設立に向けて必要となる事項の洗い出し・調査・検討などを役場担当者とともに取り組ませていただいています。

同チームのたにさん(谷村さん・地域おこし協力隊)が一から情報を調べ整理してくれていることに感謝感謝です。これらの情報をもとに日々ミーティングを重ねているところです。

今後、発起人会や設立総会などの実施も企画していくなど、やること盛りだくさんですが、チームメンバーと協力しあいながら少しずつ形にしていければと思っています◎

■伊藤、農業はじめるってよ。【9月】

農家にとって、秋冬野菜の植え付け・種まきが繁忙期となる9月。私の畑「Reファームプロジェクト」でも様々な野菜を育てることになり、てんやわんやな毎日です。笑

さらに、大ハウス1棟(骨組みのみ→露地栽培として使用)・小ハウス2棟(ビニールシートあり)を新しくお借りすることになり、段々と家庭菜園からの領域を抜け出してきたなあと感じている今日この頃。

今年は試験栽培と位置付けていましたが、来年度からは本格的に販売も開始していく予定です。主力品目やブランド展開の構想も固まってきました。ということもあり、春栽培に向けて新たにお借りできる畑(耕作放棄地でも全然OK)を探していこうかなと思っています◎

少しずつ、形になってきた「Reファームプロジェクト」。
これからも、地道に、コツコツと積み上げていきたいと思います!






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