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おおつちくらし - 2月のこと。|移住定住@いとうしょうた

みなさん、こんにちは◎
大槌町移住定住事務局で事業責任者をしております、伊藤です。

もう、春ですね〜。あたたかくなってきましたね〜。

この雪解けの季節(3月)と新緑が芽吹く季節(5月)が、四季の中で一番好きだったります。と同時に、農業においては春野菜・夏野菜の仕込み、田植え準備やらもあるので、毎日てんやわんやする時期でもあります。

ということで、とりあえず、2月の活動報告をさせていただきます。どうぞ。

■3期地域おこし協力隊 採用プロモーション&募集説明会 @オンライン

先月に引き続き、3期目となる大槌町地域おこし協力隊の採用募集/プロモーション/募集対応全般を行なっております。

先発組として募集を行っておりました【移住定住支援】【ご当地サーモン養殖】【手工芸ブランド開発】に加え、もう1事業者の追加募集も決まりました

分野としては「林業」です。しかし、林業と言っても「林業オンリー」ではなく、教育事業や体験交流事業、地域連携事業など「林業の裾野を広げる林業団体」という、めずらしく かつ 地域貢献性の高い活動を多数行っている団体さんです。

その団体さんのもとで、【 半林半X(マルチフォレスター)】を目指して活動していただける新メンバーを募集することになりました。先輩ちおこも2名活動しており、全員で力をあわせて一歩一歩目標に向かって活動していけるのも素敵なところかなと思います。

また、引き続き、他募集も応募を受け付けておりますので、もし少しでも気になる方がいらっしゃいましたら、お気軽にご連絡いただけますと幸いです◎

▽半林半X(マルチフォレスター) 募集について

▽移住定住支援 募集について

▽ご当地サーモン養殖 募集について

▽手工芸ブランド開発 募集について

■新規募集の受け入れ事業者の募集PR動画制作 @大槌

上記に伴い、新規募集を行う団体さんの募集PR動画を制作させていただきました。

新しく着任していただくちおこは、先輩ちおこ2名と一緒に業務にあたることが多くなることが想定されるため、今回の募集では先輩ちおこ2名の人柄や着任までの経緯、現在の活動内容やこれから展望などについてお話ししていらだきました。

他市町村の協力隊募集では、わざわざ募集PR動画などを作成している事例はあまり多くはないですが、私としては募集PR動画は必須(どんなに短い動画であっても)だと思っています。

地方移住&地方転職という人生でも大きな決断して地域おこし協力隊になる人たちを受け入れることになるため、可能な限りミスマッチを事前に減らすことが重要になってきます。それが結果として定住率を上げることに直結します。だからこそ、応募後のお試し制度で大槌町へ来てもらう前段階で、まずはPR動画で「現場の雰囲気」を感じてもらえるようにすること。これがあるかないかで、応募率も募集確度も大きく差がつきます。

数ある市町村の中から大槌町を気にかけてもらえるように、気にかけてくれた人とのマッチングをより良いものにするために、私にできることを尽くしていきたいと思っています◎

撮影の様子

▼こちらかも募集内容をご覧になれます ♪

■「岩手わかすフェス2023」の出展に向けて @大槌

3月初めに開催された「岩手わかすフェス2023」の出展に向けて、2月中は企画準備などを進めていきました。

「岩手わかすフェス」は首都圏を対象とした”いわてファン”が一同に会する長年続くイベントで、コロナの影響もあり近頃はオンライン開催となっておりましたが、今年はやっとリアル開催ができる!ということもあって、私たち大槌町移住定住事務局も参加させていただくことにしました。

移住相談のブース出展に加え、1時間程度の独自イベントを開催させていただくことにもなり、その企画づくりを行うことになりました。メンバーとブレストを重ね、「ちおこクロストーク&大槌とのライブ中継」を行うことに決まりました。

当日の様子は3月の報告書にて改めてお伝えさせていただきます◎

■新しいインターンメンバー、入りました。 @大槌

2月から、新しくインターンメンバーが入りました!
新田壮吾(にったそうご)くんです。

大学生のそうごくんですが、これまでの数々のコンサル会社などでインターンをしてきたとのことで、即戦力のメンバーとして「空き家・空き地バンク」の立ち上げを担当してもらっています◎

これまでも移住定住事務局ではインターンを複数名受け入れてきました。立ち上げ1年しか経っていない事務局ではありますが、あえて積極的にインターンを受け入れています。なぜかというと、「立ち上げ時期の経験は非常に貴重」だからです。

立ち上げ時期という本来であれば主要メンバーだけで踏ん張るところに、一緒に入って仕事をしたという経験は必ず将来に活していくことができると思います。その貴重な経験をできる町でもある大槌町をもっと好きになってもらいたい。

そんなことを思って、インターンメンバーを積極的に受け入れています。これからも随時インターンメンバーを受け入れていこうと思っていますので、気になる方がいましたらお気軽にお声がけください◎

そうごくん

■移住CDスキルアップ勉強会&交流会 @仙台

昨年の春頃に大槌町(からのオンライン配信)で実施させていただきました復興庁主催の移住トークイベントからの繋がりで、東北各地の移住コーディネーター(移住CD)とともに二日間の勉強会&交流会を仙台で行うことになり参加させていただきました。

当日のイベントでは、関係人口といえば と言うと誰でも知っているソトコトの指出さんなどからも貴重なお話しをいただくことができました。その中でも、

「ありのままのライブ感を演出する。その黒子が地域コーディネーター」
「偶然を必然的に演出する(計画的偶発性)。それが 約束の地 となる」

という言葉が特に印象に残りました。

これまで自分が行っていたこととも重なる部分が多く、上記の言葉としてやっと言語化された感覚がありました。腑に落ちたというか。「ああ、僕はこういうことをしていたのか。こういうことをしたかったのか」と。今回の気づきを大切にし、より実務に落とし込んでいけるように、今後も様々な移住定住事業に取り組んでいきたいと思いました。

とっても濃厚な二日間でした◎

■チームマネジメントについて @大槌

移住定住事務局が本格的にスタートして約1年弱が経ちました。事務所を探すところからスタートした我々も、気づけばメンバーは6名+インターン1名+外部メンバー3〜4名のチームにまでなりました。

やることも目指したい方向性すらもない状況からのスタートだったため、まずは「私たちの軸」(ミッション・ビジョン・バリュー)を定めていくことから始めたあの頃が懐かしいです。

各事業を方向性を決め、事業の中身を考え、企画や取り組みに落とし込んでいくことを地道にコツコツと進めていき、「知る・暮らす・働く・つながる」そして「生きる」という事業領域を確立させていきました。

そして、新年度の4月からは、さらに数名のメンバーが新規加入予定です。加えて、1年間で築いてきた基盤をもとに、新年度からは様々な企画がリリースしていく予定です。

事業が増えること・メンバーが増えることに伴い、「チーム力の向上」「個々人のスキル向上」が重要になってきます。各々が自分の担当事業に真摯に向き合い、自分ごととして捉えていくことで、メンバー一人一人の自立性・自律性を高めていきたいと思っています。それが結果として、各事業をドライブさせることに繋がり、チームをより前へ進めていくことに繋がると思っています。そして、自分で仕事ができるようになることで、より自由に・よりフラットに働くことのできるチーム風土を作っていけたらと思っています◎

僕はよく「みんなでみんなのために」という言葉を口にします。これは、のんべんくらりとただただゆるくつながる ということではなく、「個々人の幸せのためにまずは自分を内省し高めること。それによって生まれたスキルや余剰でみんなを支え合う」ということです。

そういうことを自然とできるようなチームになれば、きっと、誰もが想いを実現できる「人」になり「場所」を作ることができると思っています◎

■その他活動について

上記の他にも、移住定住事務局として様々な事業・取り組み・企画を考えたり推進しています。また、プライベートでも色々な形で地域との交流をしたりしています。(順次、改めてご報告させていただきたいなと思っております)

・関係人口創出事業(2企画)の企画設計
・おおつち広報の掲載枠「居・色・自由」の企画制作
・移住定住ガイドブックやその他移住定住関係の制作物対応
・特定地域づくり事業協同組合の設立準備/勉強会への参加
・クリエイティブディレクション/ビジネスプロデュース研修への参加
・各種セミナー/イベントへの参加/視聴

■伊藤、農業はじめるってよ。【2月】

2月は一番寒くなる時期。そのため、野菜を育てるには中々に難しい時期でもあります。いわゆる農閑期というやつですね。しかし、農業を生業にしていくにあたって、栽培できない・販売できない時期があるということは非常にネックでもあります。(ここが一次産業の難しいところですよね)

そこで、冬時期でも収益を確保できるような野菜はないものかと考え、試作品として「雪の下カラフル大根」「寒締めほうれん草」を栽培してみることにしました。

結果としては、上々。寒締めほうれん草はハウス栽培ではありますが、厳寒期までになるとさすがに厳しくなってくるところがあるため、二重トンネル(二重にハウスをかける方法)+αで温度調整をする必要があることがわかりました。一方、雪の下カラフル大根は、土の中で保存することで熟成され色合いも濃く鮮やかになり、品種によっては甘さも格段に上がるものもありました。

来年度の冬時期は、このような「雪の下野菜」「寒締め野菜」を多品目でも試してみようかと思っています。ゆくゆくはシリーズ化までいけたらいいなあと思っています◎

不耕起栽培の勉強会にも参加。
豆腐づくりにもチャレンジ。いずれは加工品もやりたいな。
ついでに味噌もつくることに。


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