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おおつちくらし - 4月のこと。|移住定住@いとうしょうた

みなさん、こんにちは◎
大槌町移住定住事務局の伊藤です。

4月。春の陽気でポカポカして好きな季節。
新年度ということもあり、色々と新しく動き始める季節。

そんな4月の活動報告を どうぞ。

■まちづくり研修 ダイアログカレッジ への参加 @西和賀町

4月1日、西和賀町で開催された「ダイアログカレッジin西和賀」に参加してきました。西和賀町をフィールドに活動する若きローカルプレイヤーを中心に結成されたまちづくり団体が主催するイベントで、町内のフィールドワークを通して西和賀町の過去と今を知り まちの未来を共に描きあうプログラムでした。

当日は約10名ほどが県外含め参加され、地域づくりを仕事にする方や、中には地域おこし協力隊として活動する方・卒隊された方も。お互いの状況やビジョンを共有しあいながら西和賀町の現状と未来を語りあっていると、感じたことがありました。

「純粋無垢な前向きに 人は惹きつけられる」

のだなと。

主催団体である西和賀町のローカルプレイヤーの方々は、人口減少・地域力の衰退を真摯に受け止め、そのうえで「私たちにできるこは何だろう?」を本気で考えていて。そのピュアな前向きさが人を惹きつけ、地域の人たちをも巻き込み、さらには私たちのような町外の人をも仲間として巻き込んだ ある種のムーブメント を起こしているんだな と。

裏表の探り合いなんてない、真摯で純粋無垢なカッコよさ を感じました。

西和賀町は、これから大きく変わっていくと思います。新しいムーブメントが明らかに起こり始めている。そんなことを感じた一日になりました。

■「縁日」で里山整備コミュニティへの参加 @一関市

4月9日に、一関市の「縁日」という古民家を改修したカフェ&セレクトショップで行われた「里山整備サポーターズ」の活動に参加してきました。「縁日」は、一関市で長年 染物づくりを行っている 京屋染物店 さんが新しくオープンした施設で、里山にある空き家や蔵を改修しカフェにしたり、イベントスペースを整備したりもしている場所です。

その改修した空き家の目の前にある空き地(なだらかな山の斜面)を整備し キャンピングフィールドにしたい、子供たちが野遊びを伸び伸びとできる場所にしたい、ということで、その整備ボランティアに一緒に参加しました。当日は市内外の約20名近くの方が参加され、新しいつながりや交流をつくることができました。

私自身も「Reファームプロジェクト」を運営したり、移住定住事務局として様々な企画を打ち出していく立場であるため、このようなコミュニティ運営や みんなを楽しくゆるやかに巻き込んでいけるような人になりたいなあと改めて思いました。

■町内団体/町内事業者との企画壁打ち など @大槌町

移住定住事務局の業務と並行しながら、ちょくちょく町内の事業者や団体から 企画/事業相談 をいただくことが増えてきました。元々、企画制作やブランディングに関する企業/自治体支援をしていたので、このようなブレストの相手・言語化や企画構想の壁打ちをするのは 得意だったりします。中には、そのあたりの相談から派生して デザイン制作なども相談いただく方も少しずつ出てきています。

今後も引き続き、町内の事業者・団体の支援を少しずつ行っていきたいと思います。(私でよければ 企画づくりや事業づくり、ブランディング戦略/デザイン制作などの相談をお受けいたしますので、お悩みの方はお気軽にご連絡ください◎)

■LIVE DESIGN School  @東京

4月30日に、東京で開催された「 LIVE DESIGN School 」の開校式に参加してきました。このスクールは、日本全国のローカルで活躍するデザイナー/クリエイターが講師となり、一年間共に 広義のデザイン と 狭義のデザイン を実践を通して学びあうプログラムです。

移住定住事務局の業務をはじめ、Reファームプロジェクトや企業/団体の事業・企画相談を行っている中で、クリエイティブディレクションのスキルを求められる場面が最近特に増えてきました。これまでの実践ベースでスキルを磨いてきましたが、改めて体系的にかつ諸先輩方から学びを得ていきたい と思い、参加することを決めました。

講師陣の中には、私が「地域×デザイン×事業開発」の分野で大変参考にさせていただいている方もいらっしゃり、これから一年 どんな学びが得られるか、どれだけ成長できるか楽しみでワクワクが止まらなくなってきています。笑

実は、このスクールが終わる1年後に、大切な同志と とあるチームを立ち上げようと思っています。その目標を達成するすために、この1年、走り続けていこうと思います。

■チーム体制/スキルの強化 @大槌町

4月になり、新年度がスタートしました。

それに伴って、移住定住事務局に新しくメンバーが2名 仲間に加わりました。(気になる方は、ココカラオオツチのInstagramを見てみてね) これで総勢8名のチームとなりました。今後も引き続き、枠にとらわれないクリエイティブな移住定住事業を展開していきます◎

新メンバーが加入したこと、事務局設立から約1年半が経ち基盤が整ってきたこともあり、今後はよりチームメンバーのスキル向上に力を入れていきたいと思っています。そこで、チーム内向けの「企画力アップ研修」を実施しました。

僕は、事業づくりも企画づくりも”天性”ではない と思っています。手法やポイントをちゃんと学び、実践していけば、誰でも身につけることができることだと思っています。そこを”才能がないから自分にはできない”と諦めるのではなく、やればできる!と思ってまずはやってみること。そのマインドが大前提として必要だと思っています。

「才能は開花させるもの。センスは磨くもの。」

と 私の好きな漫画のキャラクターが言っていました。その通りだと思います。誰にだって才能はあって、その才能に気づけるかどうかは 努力をし続けた人にしかわからない。そして、努力の末、才能に気付いたとしても、そこに甘んじていてはセンスへと昇華しない。だからこそ、自分を信じて自分のペースで努力を続けること。磨き続けること。それすらが才能でありセンスでもある、と僕は思います。

だから、移住定住事務局のメンバーには、私のノウハウもスキルもすべてオープンに注いでいきます。それを受け取るかどうかは各々次第ではありますが、僕はみんなの成長のためなら何でもしていきたい、と本気で思っています。

それが、本当のチームであり、本当にフラットなチームなんだと思っています◎

■各企画の準備・仕込み @大槌町

現在、様々な企画・事業を練って準備を進めています。

▶︎ターゲット別に複数の企画を実行し”面”的に関係人口を創出していく事業
▶︎観光資源・自然資源だけではない”大槌らしさ”を巡る ちょっとディープな移住体験プログラム
▶︎リアル&オンライン移住イベントへの出展準備
▶︎各種制作物やデザインの企画づくり/コンセプトづくり/ディレクション
▶︎「やってみたいと一緒にやってみる」ことができる プラットフォームの開発
▶︎「まちの編集室」の立ち上げに向けた企画づくり   etc…

コツコツ地味に積み上げ実行してまた修正、という今のこの作業は、本当に現場にいる人にしかわからない大変さだと思います。その経験をしているからこそ、メンバーの気持ちも分かる、だからチームのために何でもできる。そういうことなんだと思います。

6月以降から徐々に企画がリリースされていく予定です。その際に改めて告知等させていただきますので、ぜひみなさん お楽しみに◎

■伊藤、農業はじめるってよ。【4月】

4月。農家としてかなーり忙しくなる時期です。

4月に入り暖かくなってきたこともあり、露地栽培の土づくりもスタート。いつもお世話になっている金沢地区の和牛農家・義男さんから牛糞堆肥をいただき、一緒に協力してくれている同じ協力隊の川原田さんとともに ひたすら撒き続ける。

2年目になったこの畑も だいぶ土がフカフカになり再生してきました。初めはゴロゴロとした石がたくさんあった耕作放棄地ですが、毎日のように地道に石拾いをしたり、地域の有機資源(牛糞・湧水・米糠・籾殻・ウニ殻など)から作った有機堆肥・有機肥料をすき込むことで、土壌内微生物を増やし 微生物の力で土を育てています。

そして、4月下旬に 参加者を募って「じゃがいも植え体験」を実施しました。

約7名ほど参加してくれて、みんなで畝を作るところからスタートしました。はじめてクワを使って作業をする人もいれば、去年も参加してくれた人はそれとなく使い方を覚えていたり。そして、次はじゃがいもをどんどん植え付けていく。今年は合計8品種のじゃがいもを植えました。桜色のじゃがいも、さつまいもみたいなじゃがいも、紫色のじゃがいも、小ぶりだけど絶品のじゃがいも などなど。最後はマルチを張って終了。途中で食べる小昼(おやつ休憩)も、こういう農作業の楽しみの一つですね。

今後はこのような「 農体験・開墾作業コミュニティ」づくりにも力を入れていきたいと思っています。一人では大変な作業でも、みんなでやればできるし楽しい。そんな「支え合いの風土」をこのプロジェクトを通して醸成していきたいと思っています◎

ウニ殻をオリジナルの有機肥料にします👩‍🌾

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