お部屋の掃除と心理学-部屋を掃除したあとすっきりする理由-
1. あらすじ
はじめまして。
HSS型HSPの気質を持ち、大手SIer勤務、現在30代中盤でプロジェクトマネージャをしているShotaと申します。
今回は、「お部屋の掃除と心理学-部屋を掃除したあとすっきりする理由-」というテーマで私の考えを共有させていただきたいと思います。
私は現在既婚で1児の父ですが、独身時代から部屋の掃除は比較的こまめにやる方で部屋が散らかっていると落ち着かない性格でした。
決して潔癖というわけではないのですが、部屋が散らかっているときの落ち着かなさ、また部屋を掃除をしたあとのすっきりした気持ちがどこから来るのかと最近考えていました。
心理学の観点から以下のようなことが言えるのではないかと思いましたので、理由①~③を共有させていただきます。
2. 理由①:前向きになる
部屋の汚い状態がきれいになると、過去ではなくこれから何をしようかという前向きな気持ちになれるのではないでしょうか。
例えば、以下のように過去の何かを手放すことが未来を考えるきっかけになっているのではないかと思いました。
・紙に途中まで描いた絵を全て消す → 次に描く絵の新しい構図を考え始める
・パソコンのデスクトップに溜まったファイルを全て消す → 次は散らかさないようにとフォルダ分けを考え始める
少し大げさかもしれませんが、掃除によって過去への執着が消え、未来に向けて新たなスタートを切る心持ちになる効果があるのではないかと思います。
3. 理由②:やる気が出る
部屋の掃除は始めるとすぐに目に見えた効果が実感できるので前頭葉が刺激され脳の活性化につながります。
結果として脳内でドーパミンが発生しやる気が出てさらにきれいにしたいというモチベーションが出てきます。
掃除は手軽な行動で結果が伴う行為であるためやる気を出すのに適していると言えます。
4. 理由③:幸せになる
掃除は「掃除機を上下に動かす」「ふきんを左右に動かす」といった反復動作で構成され、この反復動作は脳内のセロトニン分泌を促します。
セロトニンは幸せホルモンとも呼ばれ、気分の落ち込みを調整してくれる作用があり、前向きになれる脳内の神経伝達物質のひとつです。
すなわち掃除をした結果として幸せな気持ちになりやすいと言えます。
5. 部屋を掃除するとすっきりする理由
私が考える、掃除をするとなぜかすっきりする理由は以下の通りです。
理由①:前向きになる
理由②:やる気が出る
理由③:幸せになる
掃除の「物を手放す」「効果がすぐに出る」「反復動作」という3つの特徴が、すっきりする気持ちにつながっているのではないかと思います。
逆に言うと、気分が後ろ向き、やる気が出ないときは、掃除をしてみると効果があるのではないでしょうか。
本記事が掃除による心理的効果を知りたい、また落ち込んでいるメンタルを上げる方法を知りたい、という方の参考に少しでもお役に立てれば幸いです。
最後まで本記事をご覧いただき、ありがとうございました。
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