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"何者"かになるためにするべきたった1つのこと

"何者"かになるためにすべきこと??

4月に20歳になった。僕は今のところ何者でもない。

色々やってきた。自分の中で、10代のうちに色々やっておこうということは漠然とだが思っていた。それで、なんだかんだ色々挑戦した。(気がする。)

色々やっておこうと思っていたのは、大人になったら「色々やる」なんてことは出来なくなるだろうなあとなんとなく思っていたからだ。ちょっと大人になって、実際現実はそうなんだろうなとますます感じる。

だから、今のところ面接で「あなたが今までに一番頑張ってきたことは?」と聞かれても正直すぐに答えは思いつかない。
別に今まで何も頑張ってこなかったのではなく、色々頑張ってきたから。
東大生というプライドを持ってそこそこ勉強もやった。
興味を持って国内も海外にも旅行しに行った。
五月祭では、友達と協力して自分たちの企画を成功させた。
将来を見据えて、就活とか抜きにAIスタートアップでインターンをしている。
自分で主導して団体を作ったり、情報発信をしたりもしてみたりした。

皆さんは"何者"かになれた人と聞いて、誰を思い浮かべますか?
大谷翔平?藤井聡太?松尾豊?松本人志?前澤友作?Ado?

めっちゃ当たり前のことを言うけど、全員「何かに突出している」人たち。
野球、将棋、学問(人工知能)、お笑い、事業、歌…

何か"自分に向いている"一つのことに、自分が持つすべての時間を注ぎ込むことでしか、得られない能力を持っている人たち。

結局、"何者"かになるためにはそうするしかないのだと一旦思おう。(後で言及するが、人を限定した方法な気がする。もっと多くの人には、もう少しいい方法があるのではないか。)

最初、人間っていうのは"自分に向いていること"を探すために、なんだかんだ色々挑戦する。(僕の場合は、それを10代のうちにやっておこうと漠然と決めていたことになる。)

あとは、必然と頑張ることを絞っていくフェーズに入る。そしたら、あとはそれにとことん向き合っていくしかない。(僕は、10代でなんとなくわかった"自分に向いていること"をだんだん絞り込んで、それらにフォーカスする20代にしたいと思っている。)

そう考えると、早咲きの人は大体"自分に向いていること"を一つに絞る作業がだいぶ早めに終わっていたりする。それで、それだけに集中するために学校を辞めたり休学していたり。

そういう、決断力も必要なのだと思う。


そんなの、圧倒的才能を持った人だけじゃない?

ただ、先ほども言った通り、ちょっとこの方法は人を限定しすぎている気がする。
大抵の人は、一つのことに自分の時間全てを注いでも他に自分よりももっとすごい人がいるからトップにはなれない。上には上がいる。
大谷翔平以外にも野球だけやってきた人たちはたくさんいるし、藤井聡太以外にも将棋だけやってきた人たちはたくさんいる。

ではどうすればいいのか?

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