「自己肯定」や「自分軸」の落とし穴
どうもShoSeiです。
お菓子をあげるかどうかはイタズラの度合いによるだろ、と毎年思っています。(笑)
今回はみんな大好き「自己肯定感」だったり「自分軸」について、勝手に発信していく。
ここ4、5年で物凄く耳にするようになったこの言葉。ストレスや鬱が世の中に溢れ過ぎたからだろう。
人は苦しい時こそ救いを求めて、自分の中に新しい価値観を見出したくなるものだ。
僕も実際、流行りに乗って本を読み、それを日常で実践した過去もある。
結果は残念ながら、部屋に篭もる未来を迎えにいっただけだ。
今思えば、そういった本に書いてあることの大抵は「半端」かつ「手頃」だった。
安い接着剤で壊れた心を治してもまた壊れるだけだ。
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自己肯定感って「そんなもの低くてもいい」と思えて初めて機能し始める。
— 勝手に生きる人 (@shokun0024) October 31, 2021
高い低いなんてどうでも良くて、波が乱れないことの方が大切。
なんなら、別に乱れてもいい。
こういったことについて深堀していく。
まずは自己肯定感から触れていこう。
何事もそうだが「こうでなきゃいけない」というのは常に「そうでない自分への劣等感」を含んでいる。
否定されるとすぐにキレる人、好きでもないタピオカを飲む女子高生、誰も求めてないのにボケる男などもそうだし、「自己肯定」もまた例外ではない。
つまり、それの正体は自己否定をしている自分に対しての否定だ。
どこまでいっても否定であることに変わりはない。
それで強くなれる人はいいと思う。(この際、強くあるべきか否かの話は置いておこう。)ただ、多くの人にとって否定が養分では十分な成長が期待できない。
現状を維持することすら難しいだろう。
ここまでなら気付いている人は多いだろうけど、何故か「じゃあ養分を変えればいいんだ！」と思ってしまう。別にいいけど。
しかしそれは、否定を養分とする自分への否定だ。何も変わっていないように思う。
だったら、そもそものルールを変えればいい。
新たな養分を必要としない体を作ればいい。今あるもので無限にサイクルが出来れば、それ以外の養分はおまけに過ぎなくなる。つまり、取捨選択が出来るようになる。
そこに生まれるのは余裕だ。余裕は心の風通しみたいなもので、滞りを防ぐ。
これも新たな養分を必要とする自分への否定だと言いたい人の為に一応言っておくと、これは「心の養分に対する誤解への気付き」だ。心に余裕が出来ることを否定して息苦しい道を選ぶことを僕は否定しないが。
どんな自分でもいい、ただ漠然とそこに存在する自分に対して、存在するだけで生まれている価値を当てはめてやればいい。
貴方はムカつく奴を殺してないし、今のところ殺されるほど恨まれてもいないし、目が見えるし、見えないからこそ見えるものもあるだろうし、人生の暇を使って自分をどう肯定すればいいのか探っている。
こんなに汚れながら美しいものはない。つまり生きているだけで美しく、そこに価値はある。それは死の瞬間も含む。
こう考えるのが正解なんていう乱暴な主張をする気はないが、1つの解答ではあると思う。
今日は地震速報に起こしてもらったから、もう少し書くぞ！
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自己肯定感を美味しく味わう為に、必須調味料なのが「自分軸」だろう。
ただ先に言っておくと完全な自分軸はこの世界において不可能だ。
なぜなら嫌でも視界に他人が入るから。人は無意識にそれを「人だ。」と思うが、そんなん思わずに「私今日も可愛い」と思えた方がいいだろう。
でもそれは無理だ。仮に無視をしてもそれは他人がいたからこそのアクションだし、なんなら可愛いという概念も他人がいて初めて成立する。
「自分軸」は「他人軸ではない状態」の完全な解答では無い。
ここで僕が大切だと言いたいことはむしろこっちだ。
「自分個人を尊重する」か「外の世界の一部としての自分」を尊重するかとういこと。
人はこの世界において、この2つの側面を同時にもっている。自分の世界の一部に他人がいるし、他人の世界の一部に自分がいる。
これを別のものとして考えるから、訳が分からなくなる。どっちも自分だ。
要は、前者の自分と後者の自分になぜかギャップを感じていまい、そこに生じた歪みがストレスとなり心を蝕むって訳だ。
繰り返すがどちらも自分であるため、そこに歪みなどは無い。歪んでいるのは貴方の身体の動きと心(あるいは脳)の動きだ。
なら、どうすればいいか。
簡単だ。それをなるべく一致させるように意識すればいい。
それに集中することが、自分軸に向き合うことだろう。
とは言っても、人に頭を下げたくないという意思と行動を一致させる仕事を辞める人間なんでそういないだろう。僕なら絶対に辞めるけれどもね。
でもそれでいいと思う。完全に一致させる必要はなくて、それこそ頭を下げながら「めんどくせ〜」と思うだけでも一致に近づいている。
貴方の世界の一部に僕がいるし、僕の世界の一部に貴方がいる。これも何かの縁だろうし、勝手に幸運を祈る。
また次の記事で会いましょう！
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最後に宣伝だけさせてね。
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