見出し画像

こんにちは。ショーン人事部長です。私は、人事のコンサルタントとして企業の採用・教育・制度設計など様々な人事課題を解決しています。
noteでは経営者様、人事担当者様、働くのがしんどいと感じている皆さまのメンターとして、約立つノウハウを1on1形式で発信をしていきます。

1対1形式とは、皆さんが抱えている悩みや課題について、私の経験と知識をもとに、具体的な「解」を提供します。それぞれのテーマを詳しく掘り下げていきますので、ぜひお付き合いください。
今回のテーマは「社員のオーラ」です。

社員のオーラとは

今回のテーマは「社員のオーラ」です。最近、インターン生が企業を評価するポイントとして「社員のオーラ」が1位である。という記事がでていました。この結果は、企業として重要な意味を持ちます。インターンシップを行う上で学生に魅力的な企業と思っていただけるか?社員のオーラは、その企業の文化や雰囲気、そして働く人々のエネルギーを反映する重要なファクトだからです。
「オーラ」という言葉にはいくつかの解釈がありますが、ここでは、「社員が持つ独特のエネルギー、活力、魅力」を指します。ベストな営業マン、新人の熱意、チャレンジ精神を持つ社員など、それぞれが異なる「オーラ」を放っています。

オーラが薄い社員とは?

一方で、オーラが薄いと感じる社員もいます。彼らは経験業務に縛られ、同じ日常を繰り返している人々で、昔よく言われた「窓際族」や、インターネットサーフィンに没頭している社員などではないでしょうか。

オーラと新人社員

人事経験から、入社直後が「オーラ」のピークであることが多いと感じています。新人のときは全てが新しく、全てがチャレンジとなる状況から、「オーラ」が生まれるのではないでしょうか。しかし、時間が経つと同じ業務の繰り返しになりがちで、「オーラ」が消えていくことも多いです。

オーラの本質は「チャレンジ」の精神

「オーラ」の本質は何か?私の経験から、それは「チャレンジ」の精神だと考えます。同じような仕事が定期的に続いていくと、どんどん誰しもオーラがなくなっていくなと思っています。変化や発見が減っていくとオーラがなくなっていく。まさに窓際族は、やることがどんどん減っていって、かつ毎日が繰り返しでチャレンジに挑まない。そういう方はオーラがないんじゃないかなと。逆に、新規事業立ち上げですとか、企画を立てたり営業で売上上げるために試行錯誤したり、また新入社員のように最初も全てがチャレンジだというような社員とかっていうのは、非常にキラキラしていてオーラがある社員なんじゃないかなと思っております。

社員のオーラと採用

インターン生が感じる社員のオーラは、新卒採用において大きな影響を与えます。社員の間柄、休日の過ごし方、そして社員のオーラ。これらは、インターン生が企業を評価する際に重要なポイントです。

社員が持つオーラとは、社員自身の活力や、仕事に対する熱意、チャレンジ精神が表れたものだと考えます。チャレンジを積極的に行い、新しい発見や成長を経験する社員ほど、そのオーラは強く感じられるでしょう。それは新入社員だけでなく、新規事業を立ち上げる社員や企画を考える社員にも共通します。

社員の「オーラ」に焦点を当てた労働環境改善

前述した通り、社員一人ひとりのオーラは非常に大切で、それが企業の魅力を左右します。企業の魅力が高まれば、より優秀な人材が集まりやすくなり、採用コストも抑えられるでしょう。では、オーラを発揮できる職場環境とは一体どのようなものなのでしょうか。

1. チャレンジできる環境

第一に、社員が常に新しいことにチャレンジできる環境が大切です。新規事業の立ち上げ、企画立案など、初めての仕事に挑戦するとき、人は自然とエネルギーを発散します。このエネルギーこそが、外から見て「オーラ」と捉えられる要素の一つです。

2. 適切な評価とフィードバック

第二に、社員の努力や成果が適切に評価され、フィードバックがある環境も重要です。成功体験とともに、失敗から学べる体験も同じくらい重要で、そこから生まれる学びや成長が「オーラ」として感じられます。

3. 社員同士の絆

第三に、社員同士の絆も大切です。互いに切磋琢磨し、助け合う環境があれば、仕事のモチベーションも高まり、結果的にはオーラとして表れます。
このように、「オーラ」は個々の社員が抱く「エネルギー」、「成長」、「絆」など、複数の要素が組み合わさった結果、形成されます。それが組織全体の雰囲気となり、外部に伝わるのです。

オーラを活用した採用戦略

では、この「オーラ」をどのように活用するのでしょうか。新卒採用やインターンシップでは、企業の「オーラ」は非常に重要な役割を果たします。学生がインターン先を選ぶ際、休日や社員の仲の良さだけでなく、「社員のオーラ」も重要な判断基準となるのです。

1. 採用イベントでのオーラの活用

採用イベントでは、自社の「オーラ」を活かすことで、企業の魅力をより引き立たせることが可能です。具体的には、社員が自由に意見を発信できるセッションを設けたり、社員同士の交流の場を見せることで、学生に自社の「オーラ」を感じてもらうことができます。

2. SNSを活用したオーラの発信

また、SNSを活用することで、日々の業務風景や社員の声をリアルタイムで発信することができます。これにより、学生は企業の日常を間近に感じることができ、その企業の「オーラ」をより深く理解することが可能となります。

3. インターンシップでのオーラの体験

インターンシップでは、学生に直接自社の「オーラ」を体験してもらうことができます。具体的な業務を通じて、社員のエネルギー、成長、絆を感じ、その企業の文化や価値観を理解することができます。

以上のような方法で「オーラ」を活用することで、企業は自身の魅力をより具体的に伝えることができます。これにより、優秀な人材を引き寄せ、採用の成功につなげることが可能となります。

まとめると、「オーラ」は個々の社員がもつ独特の魅力やエネルギーであり、それを活用することで企業全体の魅力を高め、採用戦略に活かすことができます。企業としては、その「オーラ」を磨き続けることが求められます。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?