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「養生訓」から学ぶ「歯」と「健康」との関係
「養生訓」から学ぶ「歯」と「健康」との関係
「養生訓」は、約300年前に江戸時代の儒学者
貝原益軒によって書かれた健康本です。
貝原益軒は、当時40歳代の寿命を、85歳まで延ばしました。
さらに驚くことに、一本の歯も失っていなかったのです。
養生訓には、「歯」と「健康」について書かれています。
「災いは口より出て、病は口より入る」
病気は口から入る食べ物により起こるので、
「歯」には、注意しなければならない。
「歯の病は胃火ののぼるなり」
「歯」の病気は胃腸の病気と関係が深く、
「歯」が悪いと消化不良を引き起こす。
「一日に歯を35回、カチカチ鳴らすと、歯の病気にならない」
「歯」をカチカチ鳴らしてよく噛むと、「歯」や歯ぐきを鍛えて、
虫歯や歯周病を防ぐことができる。
「ぬるま湯で口をすすいで、昨日から歯にたまっているものを
吐き出し、上下の歯と歯ぐきを磨き、三十回、口をすすぐ」
お口をよくうがいをして、「歯」にたまっているものを
吐き出すなどの「予防」をしていたのですね。
また、貝原益軒は、「飲食は生命の養いなり」と言いました。
「食べる」ことは「生きる」ことの原動力です。
そして、「食べる」ことを支えてくれるのが「歯」ですよね。
「歯」と「健康」は、大きく関係しているのですよ。
「歯」を大切にしてくださいね。
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