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春の沖縄いいね⑤ 海の中へ

この日も晴れてくれました。二人で沖縄の海を楽しみつくすチャンスです。
KAYAK CLUB GOOD LIFEさんのシーカヤック&シュノーケリングツアーに、当日予約で参加させて頂きました。
シュノーケルやマリンスーツ、マリンシューズなどは全てレンタル可能です。

四月だけれども、海の上の太陽光はかなり強め。
日焼け止めをしましょう。

まずはカヤックです。シュノーケリングスポットまで、他のツアー参加者と一緒にひたすら漕ぎます。このツアーを選んだ理由の一つとして、カヤックの底が透明になっていて、海の底が見えることです。海の上を滑走しながら、下のサンゴ礁や魚たちの姿を見ることができるのです。シーカヤックは何度もやってきた僕ですが、クリアシーカヤックは初めてだったので、とても興奮しました。彼女はカヤックが初めてだったのですが、簡単なレクチャーを聞いただけで、プロ顔負けの姿でオールを動かしていました。彼女の飲み込みが速いだけかもしれませんが、別のお客さんの中には子どももいて、その子たちも最初のレクチャーである程度漕げていたので、初心者でも大丈夫なのは確かです。

こんな透明度の高い海をカヤックできるだなんて幸せ。

ツアー中は、ガイド兼インストラクターの方が写真をたくさん撮ってくれました。さすが沖縄の海を知り尽くしている方です。いい写真が撮れる場所や、いい写真になれるポーズなども熟知していて、後から送られてきた写真は、どれも素晴らしいものでした。このブログでも使わせて頂いていますが、選ぶのにかなりの時間を要しました。

あの有名な青の洞窟、ではありませんが、洞窟にも連れて行ってもらいました。洞窟の隙間から太陽光が差し込むと、海面が青く光ります。写真だとわかりにくいかもしれませんが、本当に青く光り輝いていて、僕にとってはここが青の洞窟です。

カヤックを浜に止めたら、シュノーケルの時間です。待ち望んだ時間です。こんなに浅い場所でも、これだけ色とりどりの魚がいるだなんて、夢のようです。奥まで見渡せる透明で水色の海の中に、太陽の光が差し込んで温かな空間を作り出しています。そこにはたくさんの生物がいて、自由気ままに、けれども命をかけて暮らしていました。

ガイドさんが油揚げのような食物をくれて、(説明されたけれど聞き取れませんでした)、それを海中ですりつぶしていると、魚たちが食べ物を求めてやってきます。小さい魚だけかと思ったら、手のひらくらいの大きな魚もやってきて、エサを夢中で食べていきます。僕にぶつかっても全然気にしていません。僕は魚を見れるし、彼らはエサにありつけるし、ウィンウィンの関係ですね。

クマノミです。深い色合いに、何故か生活感を抱いて微笑ましいです。

ガイドさんが突如息を吸い、海の底へと泳いでいきました。カッコいいです。僕も見様見真似でやってみましたが、すぐに死にかけました。ガイドさんは五メートルくらい潜っていたのでしょうか。もっと深くかな。とにかく、かっこよかったです。いつか習得したいものです。そんなわけで、海底に潜ったガイドさんが、肉眼では見えない海の世界の写真を撮ってくださりました。

サンゴの絨毯

沖縄に広がるサンゴたちです。沖縄の海を美しく見せるだけでなく、生物の隠れ家となり、住処となる、必要不可欠なものです。近年、地球温暖化の影響により、サンゴの白化現象が進んでいます。僕は沖縄の海を体験して、楽しかったで終わることはできませんでした。沖縄だけでなく、地元の海も、どこの海も、生態系が広がる豊かな環境になれればいいですよね(まぁ、人間がいなくなればいいだけなのかもしれませんが)。少しでも尽力していきたいです。

カヤックを止めたところはこんなところ。隠れビーチみたいで素敵ですよね。砂浜も綺麗、岩も荒々しく自然美があり、海の濃淡は言うまでもなく圧巻です。人間なんかが足を踏み入れてもいいのなか、と遠慮を感じました。

と言いつつ、二人で大ジャンプ。楽しい。
彼女は海に入るのが怖く、無理矢理連れていってしまったのではないかと内心不安がいっぱいでしたが、御覧の通り、すごく楽しんでくれてよかったです。沖縄の海と、丁寧かつワイルドに様々なことを教えてくれるガイドさんのおかげで、二人で沖縄の海を満喫することができました。ありがとうございます。再三になりますが、初心者でも全く問題ないツアーです。

海の底には、こんな神秘的なサンゴのアートもあるらしいです。
二人と魚。
こんなロマンチックな写真まで撮ってくださいました。

彼女と海を泳ぐ夢がこんなに早く叶うとは、嬉しい限りです。しかもこんなに楽しく、こんなに愛に溢れた体験ができただなんて……猛烈にまた行きたい。
一人でも、恋人でも、家族とでも、友達とでも、楽しめますから、ぜひ皆さんにも行ってみてほしいです。

こんな素晴らしいスナップ写真まで

海から出て解散になると、体が一気に疲労を感じました。これが海での活動です。眠くて、重い。
けれどその体のだるさが、幸せの証であることを、僕は知っています。

続く

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