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モテる男女は器が小さく、モテない男女は器が大きいという事実。

3年間ぐらいパチンコ屋さんでアルバイトしてたのとがありまして、同じアルバイトのバツイチの女の人と、深夜の25時ぐらいにびっくりドンキーで話すんですね。こんな、ふらふらしてるゲイのクソガキとバツイチの女性に何の共通点があるんだ!って、思うわけですけれど、深夜の3時なんて、クソみたいな時間はテキトーに流れていきます。たまたまそのとき出た話が、「器が大きい男はモテない」と。あー、真理。すこしだけ、脳に血液が廻りました。

モテるとは、
全ての人にモテることではない。

学生時代を思い出してください。よく脚が速いとモテるとか、イケメンだとモテるとか、言いますが、それだけでは無いんです。モテるっていうのは、そんな限定的な話でもなければ、羨ましいものでもありません。

モテる人には、なにかその人に従わなくてはならないと思うような、カリスマ性と機嫌の難しさを持ち合わせています。モテる人がいれば、周囲の人は、その人の様子をついつい伺ってしまうのです。
言葉で書くと、ただの難しい人のように思いますが、不思議なことに近しい人には、そのままステータスとして、見えているのがポイントでしょう。その雰囲気づくりの元を辿ったときにみえてくるのが、器の狭さです。

飴と鞭という言葉があります。大学を卒業しても
、この言葉の意味がしばらく分かっていなかったのですが、ある時、東京で有名な方に会ったとき明確に理解できたことありました。体感的なものです。ただ、カリスマ性というのは、生まれ持って他人を従わせることが上手い人のことなのです。これまでの人生で、飴と鞭の上手い人に学生時代に出会わなくて心底良かったなと感じたのを覚えています。なんとなく、きっと数年は、狂わされていたんじゃないか?と思うぐらいに、器の狭さというのは、時として強力な魅力になるのです。

しかし、器が広すぎると、
ほとんど魅力のない人に見える。

愛というのはパワーと地続きにあるんですね。他人の心に強く踏み込めることが、本質的に愛には含まれているからです。そのため、モテる人というのは、ある種のパワハラやモラハラにも近い感覚を持っているものと考えます。しかしながら、それが度を越えていると感じるのであれば、距離を取ればそれで済む話とも言えるでしょう。

しかし、逆に、モテない側の人間というのは、友達もできづらく、恋人もできづらいのですから、なかなか辛いものです。
器が広い人が、自身の器の広さに気が付き、ましてや、それが問題だと思うことは、ほとんどありません。本人はそれが優しさや自由さなど、好意的に見られる要素だと信じて疑わないからです。器が広い人は、子どものときから愛されて育った人が多いからでしょうか? たいていは、自己愛に満ちていると言えます。

せいぜい他人に指摘されるのが、「天然」「アホ」「他人に興味がない」「のほほん」「ぼんやり」「よく集中してる」「大らか」等かもしれません。それでも、器の広い人は、それを褒められているや可愛がられていると考えることも多いんですね。他人が頑張って伝えようとしても、今度は何に怒られているかわからないというのもよくあることです。

器が広すぎるというのは、指摘すれば、「自己決定が少ないから、そもそも他人が魅力的に感じる部分を頑張っても見つけられない」という状態にあると言えます。一体どうすればいいんでしょうか? 好き嫌いをはっきりと言うなんて、馬鹿げたアドバイスは実現が難しいでしょうから、具体的に考えるのが良いでしょう。例えば、服です。服装には、その人の好みや考え方がよく表れていることをまず自覚してみると良いと思います。よく、「他人は自分のことをそこまでよく見てない」というネガティブな人へのアドバイスがありますが、器が広い人へのアドバイスは、逆です。服や見た目から、たくさんの情報を読み取って性格を判断していることから理解すべきです。服が難しければ、靴、靴が難しければ時計、財布。自分の好みがわからないのであれば、ファッション以外の趣味でも、なにか趣味がわかるものを見た目に取り入れる、それもできないのであれば、いっそ誰か(プロでもいい)に頼ってしまうとよいです。器が狭い人は、よく他人を頼ります。他人への依存度が高いわけではないけれど、よく他人を頼り、お互いにメリットがでるように利用するのです。

いざ、文章にすると「自己決定」って難しいですね。私も、他人から魅力的だと思われるような、丁度いい器の広さを持ちたいものです。


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