自然栽培への道 (3)~緑肥2~
わたしの家庭菜園の楽しみ方。
人それぞれ家庭菜園の楽しみ方はいろいろ。
中でもわたしは、小さな区画で試行錯誤しながら楽しみながら無農薬無肥料栽培に取り組んでる。
数週間前に緑肥を目的にヘアリーベッチとクリムソンクローバーとエンバクとスペルト小麦との種を蒔きました。
(ご参考:緑肥について ↓)
緑肥による土壌づくり
そこで、わたしが今秋に種を蒔いた緑肥の一部をご紹介します。
ヘアリーベッチ(マメ科)の今
地力アップ効果の高いマメ科のへアリーベッチは、つる性の植物で地を這って行き、一面に藤のような可愛い花を付けます(別名クサフジ)。
そして、この植物を畑に漉きこむと植物に必要な空気中の窒素を固定して土を肥やしてくれます。
植物にとって大事な葉や茎の栄養素を補ってくれるのです。
【参考記事】
ダイコンと玉ねぎの畝間に種を植えて約2週間、かなり育ってきました。
クリムゾンクローバー(マメ科)の今
クリムゾンクローバー(別名ストロベリーキャンドル)もヘアリーベッチと同じタイミングで種を蒔いたけど、未だ芽が見当たらず。
ヘアリーベッチと同様に空気中の窒素を土の中に固定、そして、マメ科に被害を及ぼす害虫センチュウを抑制する効果があります。
エンバク(イネ科)の今
イチゴの横の畝に一列に蒔いたエンバクの種。
小さな芽が生えてきた、近いうちに麦踏みをしようっと。
同じ時期にスペルト小麦(古代小麦)の種も蒔いたけど芽が出ず。
耕す効果の高いイネ科のエンバクは、根を真っ直ぐ伸ばして土を耕して団粒構造をつくる効果があります(100㎝近くの深さになることも)。そして雨で地下へ流れる窒素を地上に吸い上げる役目をしてくれるという。
また、生育が旺盛なことから雑草抑制そして刈り取って草マルチにもなる。
さらに、漉きこむことで有機物供給となり土壌中の微生物繁殖促進、害虫のセンチュウ抑制ともなる。良いこと尽くめのよう。
【参考記事】
現在の畑の様子
どの野菜も順調に育っている。
中でも玉ねぎは無肥料・無農薬・無黒マルチの自然栽培が成功しそうな感じ。
緑肥となる草も順調に育ち、来年からは自然栽培に向け黒マルチを止めることができるかな?
因みに、約2週間前の様子はコチラ ↓
最後までお読みいただきありがとうございました。