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創業80年、長岡市にある老舗豆腐屋「吉田屋」の「長岡黒いなり」が美味しすぎる

あなたは、黒いおいなりさんを食べたことがあるだろうか?

僕はある、正直、、めちゃくちゃ美味い。

甘じょっぱくて、ご飯にもよく染みて、、

「あれ?ご飯って飲み物だったの?」ってくらいスイスイ食べれてしまう。

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これが黒いおいなりさん、三つ並んでいるとガンダム好きの方は「俺を踏み台に〜」でお馴染みのジェットストリームアタックを連想し、ガイア、オルテガ、マッシュと名前を付けたくなるが、それは我慢しよう、我々はもう大人だ。


新潟県長岡市にある豆腐屋「吉田屋」でその稲荷は作られている。

吉田屋は、昔ながらの手寄手作りとうふを作りつづけて80年、新潟県内産大豆を100%使用して地元に根付いた製造販売を行っております。季節、気温、年ごとに変化する素材を職人の長年の勘と経験で造り上げます。

完全に頑固オヤジがこだわりまくって作っている感じがビシビシ伝わる。

この黒いおいなりさん「長岡黒いなり」と呼ぶらしく、県内でも吉田屋しか作っていない、そして、作る事になったまでのストーリーがとても面白い。

むか〜しむかし、長岡の本町で山澤屋という屋台が、稲荷さんの専門店を始めたそうな。その後、店舗を構え、長岡花火で有名な長岡祭りでは圧倒的なシェアを占めていたそうじゃった。その山澤屋は後継者不足により、2007年、惜しまれつつ止むなく閉店したそうな。閉店後ものぉ注文の電話が鳴り止まなくて、番号を変えるほどじゃった。そして、どうにかこの稲荷の味付け、タレ、製法を残して欲しいと、油揚げを納めていた吉田屋が引き継ぐこととなったんじゃ。醤油と砂糖で2日も掛けて煮るからのぉ、出来上がりは黒々とした茶色になるんじゃよ。その独特な製法、色味から「長岡黒いなり」と命名し、今に至るそうな。

いや、おじいちゃん誰?

つまり、吉田屋は「意志を継ぐ者」って事だ、カッコいい。

話は逸れるが、僕はこの黒いなりが大好きで、実はウチのSHOKURO米と吉田屋の長岡黒いなりでコラボし、お米と稲荷のセット販売を行なっている。

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詳しくはこちら↓

そして、このおいなりさんセットを販売するにあたり、プロモーション用の動画を作る事にした。

職人と農家がそれぞれ働いてる所を、カッコイイ音楽に合わせて写すという動画で、職人の息遣いを感じて欲しいと思った

話をしたら、吉田屋のオーナー佐藤さんも了解してくれた、佐藤さんは趣味でバックカントリーをやっていて、自分で滑る様子を撮影してるらしいので、カッコいい動画を作りたい、という僕の想いに、共感してくれてよかった。

左.佐藤さん 右.僕

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動画製作はダンサーの仲間で、動画クリエイターであるUC creative代表の田村にお願いした。

そして、田村が動画の撮影で吉田屋に行くとき、僕も作業現場を見て体感したかったので、同行させてもらった。

作業現場は、道具や機械一つ一つにむちゃくちゃ年季が入っていて、カッコよすぎた。

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集中する佐藤さん。

吉田屋は、仕事のほとんどを手作業でやっている、今はそういった豆腐屋はかなり少ないらしい。

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100パーセント新潟県産大豆を絞り、豆乳ににがりを入れかき混ぜていく、このかき混ぜる作業も、かなりの職人技、その日の天候、温度、湿度、大豆の出来などによって微妙にかき混ぜる回数を変える。

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かき混ぜるヘラも特製で年季が半端ないし、デカイ、もはや武器だ。

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固まった豆腐を上手に、取り出して行く、職人の筋張った筋肉にキュンとしてしまいそうになる。

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途中、佐藤さんが出来たてを食べさせてくれた、、

美味すぎて「プリン!!!」ってなった、こんな上手い豆腐を食べたのは初めてだった。

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こちらは油揚げ

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そしてこれが「長岡黒いなり」だ、この大きな釜で二日間も煮込む。

種子島産のサトウキビの砂糖と醤油で、二日間も煮込むから、あんなにも美味しくなる、コラボ出来て本当に光栄に思う。


ここで、こんな粋な現場と職人達がどんな映像になったのか、気になるだろうから、完成した動画を見て欲しい。

むちゃくちゃカッコよく仕上がっている、田村いい仕事する。


はい、素晴らしい。

僕的には是非一度、長岡の吉田屋に足を運んでみて欲しい、豆腐や豆乳、油揚、黒いなり、色々あるし、全部美味い、そして素敵な吉田屋スタッフが出迎えてくれる。

長岡、、遠いやんけ、、

そう思うだろうが、安心してくれ、今回紹介した「長岡黒いなり」なんと新潟市内の直売所にもだいたい置いてある、もちろんネットでも購入出来る。

長岡黒いなり取り扱い店舗一覧↓


抜かりねえ!!


というこで、一度食べたらハマるので、伝統の技がぎっしり詰まった長岡黒いなり、是非手に取ってみてはいかがだろうか。


ぽやしみ。



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