わたしが行き着いたダイエット法
今日はダイエットのおはなしを。
ダイエット…
永遠の課題のようなワードかもしれません…
わたしはこれまで、数々のダイエットをしてきました。
常に痩せなくちゃ、と思って生きていたような。
バレエをやっている=細い
こんなイメージありますよね。
でもね、バレエやってるからって細くなるわけでもないんですよ……まぁこの話はまた違う機会に。
わたしは一般的に言って、太ってるね、と言われるほどではなかったと思うのですが、高校から大学にかけてはやはり太りやすく、ぽっちゃりしていましたし、その後も少し痩せてはもどり、を繰り返していました。
今より10kg以上多い時期もありました。
身長が158cmですから、わりとその差は大きいです。
そしてありとあらゆるダイエットを実践しました。
1種類のものしか食べない、とか、置き換えダイエットとか、サプリメントとか、とにかくカロリーだけ計算して食べる、とか、今思えばそりゃあ痩せないよね、という方法ばかりでした。
痩せない、
ストレスがたまる、
食べてしまう、
太る、
痩せなくちゃ…という悪循環。
高校生のときも
大学生のときも
バレエ団時代も
産後も。
(授乳中は太らない、はわたしには通用しなかった…)
そんなわたしですが、最近ではもうダイエット、ということを一切気にせず過ごしております!
(今までずーーっと気にして生きてきたので、これだけで幸せを感じる)
もう太らないで生きていける気すらしている…
(昔のわたしに教えてあげたい泣)
その方法は
普段の姿勢を気をつける
です。
期待ハズレでした?
でも本当です。
食事制限もしていません。
炭水化物も食べるし、お酒も飲みます。
その代わり、自分が本当に食べたい、と思ったものを食べるようにはしています。
あとは調子を崩すような食べ過ぎが続く、ということもしないかな。
たくさん食べたいときは食べる。
なんなら次の日まだ胃が重いくらい食べることもあります。
そんなときは翌日は量を減らしたり、消化の良さそうなものを食べる、という調整はします。
食べものについて細かく気をつけていることについてはまた書くとして。
本題の姿勢について。
これはピラティスやその他からだの勉強をするうちにたどり着いたことです。
ピラティスは確かにわたしのからだに合っていました。
でも、週に1回、ピラティスに通ってからだの調子をととのえたとしても、それ以外の時間何も気にしていなければ、おそらく次の週にはまたからだは戻っています。それでも通わないよりはずっといいですが。
その、それ以外の時間にいかに気をつけられるか、がとても重要です。
バレエも同じですが、毎日2時間頑張って練習しても、残りの時間の過ごし方によって、成長するスピードはかなり変わると思っています。
本気で目指すものがある人は、何時間練習するか、と同じかそれ以上に、それ以外の時間でできることを考えるといいと思います。
ちょっとスパルタに聞こえますかね。
目指すものがある方にはぜひ実践してみていただきたいです。
では日常的には何をするか。
①まずは自分の現状の姿勢と、いい姿勢を知ること。
②日常の合間、合間に、いい姿勢をとること。
これだけです。
わたしたちのからだは年々、少しずつ縮んでいきがちです。
歳をとれば筋力は衰え、自分の体重と重力によって少しずつ。
それを、放っておかない!笑
あ、いま姿勢悪い、縮んでるわ
と気づき、
ぐぐぐっと骨と骨の間にスペースを作る感じで伸ばす。
重力に逆らう感じですね。
慣れるまではタイミングを決めるといいかもしれません。
例えば仕事の間の休憩時間のとき。
食事で座ったとき。
歯磨きをするとき。
洗い物をするとき。
自転車に乗ったとき。
回数が多ければ多いほどいい。
これがクセになってしまえばこっちのもんです♪
ちなみにわたしの基本姿勢は猫背です。
(バレエの先生が猫背って…聞いたことある?笑)
普段は、気がつくとめちゃくちゃつぶれた姿勢をしていることが多々。
そして、はっ、いかん、いかん、とぐぐぐっと。
特に、あーなんかおなかまわりがもたついてきたな、と思った時は、猫背時間が多くなっている証拠。またいかん、いかん、となるわけです。
なぜこの ぐぐぐっと することで太らないか。
緊張感のある、いい姿勢って、疲れませんか?
それは、この姿勢を保つための筋肉が弱いからです。姿勢を保つための筋肉は、からだの奥の方にあって、外側の、使いやすい大きい筋肉が先に動いてしまうと、使いづらくなっていたりします。インナーマッスルといわれる筋肉たちですね。
その筋肉たちを1日に何度も意識して使うことは、もはや筋トレと同じことです。
自分の体重と重力を使って、意識する。
お金も時間もかからない。
そのうえ、いい姿勢が取れていれば、内臓も押されることなく、働きやすい状況がつくれるし、本来の骨のスペースがあるからだは、動きやすいです。
めきめき体重が落ちる方法ではありませんが、わたしはこの、普段の姿勢にこそ気をつけることで、少しずつ緩やかに動きやすいと思える体重まで落ち、リバウンドもしなくなりました。これは本気でオススメしたい。
いい姿勢を自分で知るには、一度プロの方に見てもらうこともオススメしたいですが、まずは簡単にチェックしてみましょう。
ざっくり言って、からだのパーツがうまく積み重なっている方が良さそうなのはイメージできますか?
足の上にふくらはぎ、太ももが伸びて、骨盤があり、肋骨があり、肩が乗っていて、頭。
頭が前に落ちていれば首に負担がかかるし、
肋骨が前に出ていれば腰に負担がかかります。
背骨のカーブに大きく影響するのが骨盤の向き。
よく、骨盤を立たせる、って聞きませんか?
腰を丸めたり反らしたりしてみましょう。
そのどっちでもない真ん中あたり。
自分で動かして試してみてください。
頭から足まで、しっかり縦に重なってる姿をイメージしましょう。
そうしたら、足裏と骨盤をなるべく離す。
(膝には力を入れず、リラックスです)
そして骨盤と頭もなるべく離す。
肋骨と骨盤の間に、前も後ろも横も、スペースを作る。
肩と頭の間にも、スペースを作る。
そして呼吸をとめずに、このスペースをどんどん広げるイメージを。
どうでしょう?
背が高くなった感じがしましたか?
おなかまわり、けっこう使う感じありません?
変化が感じられない。
スペース??
という方は、それが感じやすいからだを作ることから始めましょう。
よかったらこれまでの足のはなしや、呼吸のはなしの投稿を読んでみてください。
まずは自分の感覚を養うことから。
激しい筋トレ好きの方も、まずは自分の感覚と、姿勢を保つという小さな動きもできるようになってから、ガシガシ鍛えてほしいです。きっと効果も上がるはず。
やりたい事は他にあるのに、ダイエットに気力、体力、お金、時間を使うのはもったいない!と思うのです。
まずは小さな意識から。
ぜひお試しください⭐︎
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