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足のはなし


今日は足のお話を。


足って、ほぼ毎日使っている方が多いと思いますが、自分の足、うまく使えていますか?

わたしはバレエをやっていることもあり、足にはかなり興味とこだわりがありますが、正直10年前くらいまで、きちんとした動かし方も分からず、ただ酷使していました。。。(本当に、後悔しかない)

日常生活の中では、何か痛みや不調がなければ注目することはないかもしれません。バレエに限らず、運動している方でも、意外と気にしていない人も多いかも。

立つのも歩くのも、身体の土台となっているのは足、という方が多いと思います。
姿勢を良くしたい、綺麗な筋肉をつけたい、運動のパフォーマンスを上げたい方は、いや、もはやあらゆる方に、まず足をととのえることをオススメしたい!

足には小さい骨がたくさんあって、その分関節も多くて、ということは細かい筋肉が…とか難しいことはちょっと置いておきましょう。

最近、やはり大切だなぁと思っているのは、

足裏、特に足指裏の感覚

です。


まず、ご自分の足をチェックしてみましょう。

足指はどんな向きをしていますか?
ねじれている指はありますか?
足裏はどのあたりが地についていますか?
足指は伸びていますか?
足裏にアーチがありますか?
重心はどのあたりにかかっていますか?

足のトレーニングをする前に、まずは足に触って動かしてみます。今日は5つ、ご紹介します。片足から始めて、左右の差を比べてみると良いと思います。右足からいきましょうか。ぜひやってみてください!

①両手で、右足の親指から順番に1本ずつ、曲がるところを確認しつつ、ねじったりしながら伸ばしていきます。小指までいきます。

②右足裏と左手の平を合わせるようにして、組みます。足指でぎゅーっと握って、5秒キープ。5回くらい。親指から小指まで力入りますか?

③両手を使い、親指のつけ根の関節からしっかり曲げる、伸ばすを何回か。なるべく指の途中の関節では曲がらないようにしたいです。小指までいきます。

④足の甲側から手で包み、親指のつけ根と小指のつけ根を近づけます。足裏に縦に皺が入って縮む感じ。反対のカーブも作るように両方向に動かしてみましょう。

⑤仕上げに足先から踵の方へ、足裏も甲側も手で流すようにさすって終了です。


左足と比べてみてください。
どうですか?違いが出ましたか?
色、違いませんか?
立った時の足裏感覚、右の方がある感じしませんか?
バレエやる方なら、つま先伸ばしやすくないですか?

慣れれば片足1分ほどでできます。
時間なければ⑤だけでも、足色は変わります。
(できれば①②はぜひやってほしい…)

自分の足にはどんな特徴があるのか。
足指は伸びているのか。
指裏の感覚はあるのか。

手よりも格段に感覚が鈍い方がほとんどではないかと思います。バレエの生徒さんにも多いです。
でもこの「感覚が鈍いことに気づく」ことが、とても大切だと思います。足指が伸びているか曲がってるか、何も気にしない状態で靴を履き、全体重をかけて毎日何千歩も歩いているのはもったいない!

感覚が良くなることでクセや弱い部分も分かってきます。自分の状態を知っていることで、不調に気づくこともできます。これは足以外にも言えることですが。


まずは自分の足を観察し、手で触ってみる。
感覚が鈍い、ということに気づく。
それだけでも身体は変わり始めます。

足裏の感覚が良いと、立った時に地面をしっかり踏むことができ、そこから得る反力で重力に負けない姿勢を保つことができると感じています。地面にただ乗っていると、重力に引っ張られて姿勢は縮み、内臓も下がるイメージ。

力をいれるとすぐに曲がってしまう指より、伸ばしたままでも押せる指の方が、格段に安定し、無駄な力は必要なくなります。

運動をする方は、足裏の感覚が良ければ、重心の位置や移動をコントロールしやすくなり、パフォーマンス向上につながります。地面に着く感覚も増すので、ケガのリスクも減ります。


ぜひ、自分の足、触ってみてください。
足をととのえて、身体の土台作り、していきましょう。

最後まで読んでいただきありがとうございます。
やってみた感想などいただけると嬉しいです♪

次は…何書こうかな。
姿勢の話?
もうちょっと足、足トレ?
ダイエット?

またぜひ読みに来てください。

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